【黄禹錫】検察の態度次第ではまた「トカゲの尻尾」に逆戻りしかねない件

今日やっと「ソウル大総長が 同大一般懲戒委員会に 黄ら7名の教授の厳重懲戒を求める要求書を提出した」のだそうです.
同大調査委の「最終発表」から10日も過ぎているのだから そろそろ処分が決定するかと思ったら,まだこんな悠長なことをやっている.


NEWSisが今日17:33付で「ソウル大,黄禹錫碩座教授職剥奪」と断定口調の標題で報じていました(よく似た記事が東亜日報にもありましたので そのうち日本語版が上がって来るでしょうから訳しません)が,中身を見れば何のことはない,


…黄教授の教授身分が維持されるかどうかは,懲戒委の議決結果に従い決定される予定だ.…

とあり,要は懲戒委はまだ何も決定していないということ.
10日も掛けて,です.
今度はソウル大の側が「検察捜査の経過を見守って…」という態度でいるのがありあり.




で,その検察が検察でまた悠長なことをやっているという話は前々回少し触れたのでしたが,朴基栄らに手を出したがらない検察が どうも現場の下っ端に責任をかぶせたがっているように見えるニュースが,ここのところイヤに目に付きます.
極端な話,


などというのがありましたが,別に金ソンジョンならずともポスドクなら誰だって職探しくらいするでしょう.


もともと金については黄が「すり替えたニダ攻撃」に出た当初から「そんなことをして金に一体何の利益が」という疑問はあちこちで指摘されていたのでしたが,どうもここに来て俄かに「金はアメリカで職にありつく為に業績が必要で,それでつい…」という方向に話が持って行かれているニホヒがする.
まぁこれはあくまで憶測に過ぎませんので深くは触れませんが.



ところで上の中央日報の記事には更に


検察はまた、黄教授チームのクォン・デギ幹細胞チーム長がソウル大調査委の調査が行われた昨年12月18日ごろ、自分のノート・パソコンのファイル300個を1度に削除した事実を確認し、ファイルを復旧している。

とありますが,それについてもう少し詳しく触れている記事を見つけたので一応見ておきます.
これがまた馬鹿げた記事で──




幹細胞操作事件を捜査中のソウル中央地検特別捜査チームは,黄禹錫教授チームの幹細胞チーム長を務めていた権デギ研究員が ノートPCに保存してあった研究関連ファイルを2重に破壊した情況を押さえ,証拠隠滅があったのかどうかを調査している.


検察が20日明らかにしたところによると,権研究員のノートPCからは計381個のファイルが削除されており,このうち2005年5月以後の研究ノートに関連した302個は復旧できたが,2004年論文に関連した79個のファイルは復旧がほぼ不可能な状態だったことが確認された.


検察関係者は,
「ファイルを削除した上で上書きをしてあり,復旧に支障をきたしている.
証拠隠滅の試みがあったのかどうかを調査中だ.
具体的なファイル内容を知ることはできないが,大部分は実験ノートと思われる」
と伝えた.


ソウル大調査委員会は,権研究員がファイルを削除したデスクトップPCのデータは復旧・調査したが,ノートPCは調査が済んでいない状態で真相調査を終えた.


検察はこの日(訳註:今日の午後?),ソウル大の黄禹錫研究チームの研究員6名と ミズメディ病院の研究員3名を呼んで調査する予定だ.(ソウル=聯合ニュース)



こちらの聯合の記事では381個にも及ぶファイルがいつ削除されたのかについては言及がありません.
データ消去の件は01/12にも一度書きました(あそこで出て来た「K研究員」というのが,おそらくこの権(Kwon)のことらしい).


前の中央日報の記事には「昨年12月18日ごろ、自分のノート・パソコンのファイル300個を1度に削除した事実を確認」とありますが,これらは全て聯合の謂う所の「復旧できた」分(=2005年5月以降のもの)だと思えば辻褄は合います.
300個のファイルが消されたという「昨年12月18日頃」という時期も,なるほどソウル大調査委が黄の研究室を封印に掛かった時期とよく一致します.
これらが全て無事復旧できて,古いファイルばかりが復旧不可能という時点で 普通は


「単に空いたクラスタが使っているうちに自然に上書きされただけじゃないの?」

と考えそうなものですが如何でせう.


もっとも,01/12にご紹介した記事では 調査委がPCを押収しようとしたら黄が邪魔したことになっていましたので,これでもし


検察「意図的に上書きした」と断定→権「黄教授の指示で消したニダ」と証言

とかいう流れになったら また金ソンジョンの時とまったく同じ展開になりそう.


関連っぽいの



検察,ミズメディ幹細胞直接検証 (聯合 01/19)

まだやってます.
ウソツク大先生が「体細胞クローンによるES細胞」だと言っていたのが結局は全て受精卵由来だったというところまではソウル大が調べたのでしたが,今度はミズメディの持っている(もともと受精卵由来と銘打った)幹細胞の中に「実はこれがウソツク細胞だったニダ」というのが無いかどうか探し始めているという….


検察にこんな調査をしろと言ったのが誰なのだか分かりませんが,おそらく青瓦台にせよウリ党にせよ黄擁護派輿論に引っ張り回されているせいなんだろうな….



黄禹錫切手など オークションに登場 (聯合 01/19)

中には「不謹慎ニダ」とか目くじら立てている韓国人もいるにはいるのでしょうが,まぁこういうニュースが出始めていること自体 韓国人にとっても一連の黄疑惑がトンデモネタ化している表れでもあるでしょう.
かつての集団熱病状態よりは健全かも.



【論文ねつ造】黄禹錫報道に抗議、MBC前で自殺未遂 (朝鮮日報 日本語 01/19)

こちらはこちらでまたやってます.
今回は火ではなく毒ですね.


たかがTV局に抗議するのにいちいち服毒自殺.
こういう国民が指を切ろうが日の丸を焼こうが自分自身を焼こうが,そんなのを見ていちいち某新聞のように
「過激な反日行動の背景には過去の植民地支配の被害者の心の痛みが云々」
などと明後日の方向を向いた解説をしていてはダメだということです.




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by xrxkx | 2006-01-20 20:08 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買