【黄禹錫】2番・3番ニセモノ確定.それから金ソンジョンのこと.


「黄禹錫ショック」で株価が下がったの持ち直したの…とか,
「黄教授,あなたは大韓民国の希望です」なる広告がバスから剥がされたとか,
黄を祭り上げる偉人伝マンガが発売中止になったとか,
先日着工した「黄禹錫バイオ臓器研究センター」が名前から「黄禹錫」を削ることにしたとか,
相変わらずその手のこぼれ話には事欠きませんが,
そういうのは保守三大紙の日本語版サイトやら他所のblogやらで幾らでも扱っているでしょうからバッサリ割愛します.


まず,黄の作ったというES細胞11個のうちグレーゾーンに残っていた2番と3番ですが,DNA分析の結果やはりニセモノと出た由,先ほど讀賣にも出ていました
まぁこれは黄自身が既に白状した通りの結果になったまでですから驚くには当たりませんが,ただ ここで問題になるのが例の金ソンジョンのこと.



金は細胞すり替えについては今も否認しており,また2005年Science論文の写真の水増しを認めてはいるものの,もともと「本物のES細胞は確かにあった」と主張していた筈.
ではその「本物」が何処にあると金は主張する気か.
此処が「写真水増し」「細胞すり替え」と並んで金の調査の際の焦点の一つになるはずなのですが,あいにくDNA分析結果が出るより先に金の調査をやってしまっているせいで,今まで報じられている12/24金証言は従来の主張の繰り返しにすぎず釈然としません.


ここで注意しなくてはならないのは,金は


  • 「本物のES細胞は確かにあった」

  • 「2005年論文の提出当時,セルラインは2番と3番しかなかった」


とは言っていますが,「2番と3番が本物だ」とは一度も言っていないこと.
また,今回DNA鑑定が済んだのは2番と3番だけで,その他のライン──「犬の飼育場からカビが飛んで」さえ来なければ 水増しではないちゃんとした写真が晴れて2005年Science論文に載る筈だった──についてはまだ結果が出ていない筈.
23日のソウル大調査委の中間発表で「送った」と言っているのがそれ.
そちらの結果待ちということですか.
2番・3番以外は「写真がニセモノだった」ことは確定ですが,「セルラインそのものがもともと存在しなかったのかどうか」はまた別です.



ところでその金ソンジョンのこと.
一昨日(12/24)の晩に韓国入りしているのですが,それまでソウル大調査委は「24日当日の金ソンジョン取り調べは無い」と言っておきながら実際には24日夜からすぐに調査に掛かった模様.
帰国してその足で取り調べというだけでもしんどい話ですが,その上調査は徹夜で行われたらしい.
さらに,上のノーカットニュースの記事が言うには「金の帰国時には空港に警官100名あまりを配置して報道陣を排除」するという物々しさだった由.
「調査委は嘘をついた」と本日(12/26)朝のノーカットニュースが少々大袈裟に伝えていましたが,嘘云々は措くとしても何かしらの政治的意図が覗えるのは確かでしょう.



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by xrxkx | 2005-12-26 12:38 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買