ドロ流ブーム外伝・水野氏の場合
 昨日は丸一日「doronpaまつり」ばかり採り上げてしまいましたが,今日も その余波ともいえる記事を見つけましたのでご紹介.

●「水野教授がまさかそんな…」 ─GO NEWS 02/01 16:49 (原文
 韓国で教鞭を執っている「親韓派日本人」水野スンペイ(ママ)教授に対する韓国人たちの「見損なった」という感情が深まっている.彼が日本のTVに反韓人士と一緒に出演したことから,その後何日かが過ぎたにも拘らず大多数の韓国人たちは残念さを忘れ得ずにいる.
 水野教授は現在,国内の某大学の教授として在職中.彼は韓国で放送活動・著作活動など殆ど「韓国人待遇」を受けており,我々と親しく出会っている(訳註:韓国人の間でもお馴染みの,くらいの意か)日本人だ.
 韓国語も達者で,韓国文化を充分に理解しているという評判も耳にする.得に彼の味のある全羅道訛りは情感すら感じさせるとも言われている.
 韓国にもファンの多い彼の人気にあやかって,あるキムチ冷蔵庫会社などは彼をCMのモデルに抜擢した.彼はこれまでキムチを象徴するほどに韓国化した日本人の典型と見られて来た.
 そんな水野教授が日本のTVに出演し,日本の右翼人士とともに韓国に対して好意的でないとも取れる発言を行なったことが知られるや,国内の視聴者らが蜂の巣を突付いたような騒ぎを起こしているもの.
 水野スンペイ発言は,独島(訳註:竹島のこと)を訪問するなという韓国外交部の発言や,韓流に対する日本の卑下発言など,わだかまりの解けない韓日関係を語るもののようだ.
 ある日本文化専門家は「水野教授は日本文化自体について鋭い批判をしたことがある」として「自国文化も抓った(訳註:おそらく「批判すべきときには容赦なく批判する」くらいの意らしい)かなりバランスの取れた感覚を持った人物」と評価している.
 彼の著書を見ると,一貫して親韓派でないことが分かる.野平俊水なる別の筆名で発動する彼が著した日本の書籍「韓国人の日本偽史」などの本は,韓国の学者と熾烈な論争を起こしたこともある.
 ある親韓派人士の早朝の韓国関連発言が,ソル(訳註:旧正月)という民族最大の名節を控えた市民らを苦々しい気分にさせている.
 相変わらず「一貫して親韓派でないことが分かる」と言ったそばから「ある親韓派人士の…」と言ったりと,書いている記者本人は一体どちらだと言いたいのか分かりにくい記事です.
 それにしても まぁ,「韓国人待遇」と来ましたよ.よく恥ずかしげも無くこういうことを言うなあ.

私なら「キムチを象徴する日本人」など願い下げだが ヽ(゚∀゚ )ノ

 キムチといえば,私が日頃からけっこう更新を心待ちにしていたりするサイトのひとつ「ソウルの夜をあなたとともに」の 昨年12/10の日記「キムチと外国人」が 実際に韓国で暮らしていらっしゃる日本人の目で見たキムチ漬け体験(?)を興味深く綴っていらっしゃいますので,ご参考に.
 このサイトの運営者である「魚骨」もしくは「きき」さんご自身にしても,もともとサブカルチャーを通して韓国に関心を持ち,それが昂じて韓国で職を持つに至った方のようです.そうした経緯を経て韓国で暮らす中で 当然ながら相手のダメな面もあちらこちら見えて来るのでしょう.同サイトのバナーにある
「憧れだけではやって行けない」
というのは ある意味で至言なのですね.当世掃いて捨てるほどいる所謂嫌韓日本人とは一味違う.実体験に根ざした いわば「韓国との腐れ縁体験(?)」は,私のような 海のこちら側からかの国を“見張っている”だけの日本人には目の届かない部分にまで言及していて,しばしば「なるほど」と思わされるものがあります.

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 閑話休題.
 この「水野教授」なる人物,恐らく昨02/01の記事で見た動画中で
「こういう場所で討論をする際に最低限必要なのは 誰もが納得する根拠を示すこと」
とか何とか発言していらした あの方だと思うのですが,以下 これで合っているという前提で話を進めます.
 韓国流でやるとすると,「スシやナットウが大好きで,日本史に詳しく,流暢なズーズー弁(?)を操るガイジン教授」は,昨今の日本語の乱れを憂えたり,日本の教育制度の歪みについて苦言を呈したり,日本の政界の暗部を告発する著述をしたりしてはいけないわけですか,そうですか.
 マハティールが「昔の日本人はこんなに軟弱じゃなかったよ」なんて言ったら,日本人はマハティールに「見損なったぞ」とか何とか言わなくてはいけないわけですか,そうですか.

 前にも何度か書きましたが,私が知る限り韓国人くらい「外国人にどう見られているか」を四六時中気にしている国民も珍しいでしょう.
 これを何と評すればよいのでしょう.単なる見栄とも違うな….
 ガイジンに好かれて嬉しい気持ちは分からなくもない.
「お前は俺のことを好きみたいだから,俺もお前が好き」
と,それも まぁ多少キモイですが よしとしましょう.でも,
「俺とお前の仲じゃないか,俺の悪口は言うな」
まで行くと ちょっとね….
 その国について ある程度以上深く知っているからこそ分かる その国の欠点というのは どうしても あります.その国とは違った生活習慣や社会的規範,価値観の中で育ち,あくまでアウトサイダーとしての目を持っているガイジンの場合は 尚更です.そういう人の意見というのは,納得行くかどうかは別として 一応聞いて自分なりに考えてみる価値はある.それが韓国人には何故か出来ない.

 もうひとつ気になること.韓国人はとにかく「文化」という単語に弱い.身の周りの何から何までに「○○文化」を付けたがる.「ポシンタン文化」には笑わせてもらいましたが.他にも2002年のサッカーウリナラカップの頃には「応援文化」なんていうのもあったな.「ナチの子孫は帰れ」などというプラカードも,あれは「文化」だったのですね.知らなかったなぁ.

 しかし まぁ,この「水野教授」なる人物も,なまじ韓国人に広く親しまれていたばかりに つまらぬ非難を浴びたものです.
韓国では働くなと全世界に言いたい.韓国で働くということはロボットになるということだ
くらいのことを言ってのけたのでしたら分からなくもありませんが.:p

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 ところで,ご覧になるとお分かりのように原文には写真が2枚付いているのですが,1枚目はその水野教授なる方の著書「韓国人の日本偽史」の表紙なのでよいとしても,2枚目が水野氏ではなくdoronpaだというあたりが面白い.しかも この写真,配信元が記事そのものとは別の会社です(記事はGo News,写真2枚目はCookieNewsとのこと).わざわざ他所から借りて来てまで載せたいほどの写真かしら.しかも水野氏じゃなくてdoronpa画像だし(笑).
 要するに,さすがに「親韓派」と呼ばれる人物を真っ向から面罵するのは憚られたのでしょう.昨今よく聞かれる「指桑罵槐」なる支那の慣用句を地で行くやり方で,こんなところまで宗主国に似て来るものなのだなと変に感心してしまいました.
 ちなみにその2枚目の写真,キャプションもろとも画像になっていて機械翻訳に通らないでしょうから訳しておくと,
日本の「ジェネレーション・ジャングル」という番組で相次ぐ妄言を吐いているdoronpa(写真左).関連動画がインターネットに出回り,ネティズンらの怒りが続いている.
だそうです.こちらの方は遠慮する必要が無いと見えて,いつもの「妄言を吐く」なる決め付けパターンの適用対象.
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by xrxkx | 2005-02-03 02:01 | ◆ ジェネジャン騒動