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【黄禹錫】クローン王もローマ法王庁には勝てないニダ

カノッサのくちゅじょくニダ.
いやはや2005年もあと数時間といふときに何をやってゐるのでせう私は.


一昨日の記事ですが,
黄禹錫一派の中核メンバーの一人で,主にメディア広報やScience・ピ大への工作に従事して来た安圭里(あん・ぎゅり)が,
これまでの経緯をかなり詳しく「陳述」している記事がありました.
安が29日に「平和放送ラジオ」というキリスト教系放送局に出演したときに喋った内容をテキストに起こしたもののようです.
以下,かなり長い上に,口述だからか文法上の不整合が目立ちますが,なるべくそのまま直訳しておきます.



最近の幹細胞関連の様々な論乱についての私の立場を,以下のようにお知らせ致します.


難病はいつの世代にもあり,神様の助けを得た勇気ある科学者らによって克服されて来ました.
今や優れた臨床技術を備えたわが国に於いても,未来の患者らにまで救いの手を差し延べる機会が来るものと希望していました.
移植分野に関心を持ち勉強して来た私にとっては,難病治療の為の次世代技術は幹細胞と異種臓器(訳註:漢字違うかも)だと考えました.
特に細胞治療の行われる次の世代には,免疫拒否反応の無い体細胞核移植幹細胞が最前の最善の選択となるであろうことを確信していました.


研究チーム内での役割


研究チーム内で 私は,体細胞核移植幹細胞が作られた後,この幹細胞をどのように応用するかという部分についての諮問を担当しました.
それから体細胞核移植幹細胞を今後どのように活用すべきかについて国内外の研究者らとコミュニケーションを担当しました.
そして付随的に,世界幹細胞ハブ構築TFTの一員として参与致しました.


一部伝えられている国内メディア関連についての役割に於いては,
2005年5月ロンドンでScience論文発表後,関心が臨床適用に傾いてから,
医師である共同研究者として放送-新聞担当者らの質問に答えるようになったのが始まりです.
人によっては国外メディアも私が担当しているものとお思いかも知れませんが,これはロンドン発表当時に限ります.
世界幹細胞ハブが開所してより後は,世界幹細胞ハブの企画協力チームが公式的な対内外メディアを担当(ママ)するということで方向が定まりました.


2005年Science論文での役割


私は2005年度Science論文に於いては,
幹細胞移植後に発生し得る拒否反応をどうやって検証するかを確認する為の組織的合成
(訳註:おそらく「組織適合性」を記者が誤って分かち書きしたもの.以下同様)
検証の部分のみを担当しました.
大変紛らわしい事実ですが,
私が遂行した2005年度Science論文に掲載された組織的合成検査の開始と結果提出は,
問題の2005年度論文が既にScienceに提出された後でした.


12月初 ピッツバーグ訪問の動機


前から予定されていた11月20日から11月29日の訪米日程を終えて帰国後,11月30日に,
ある方から黄教授に次のような内容が伝えられました.
即ち,PD手帳が一週間後に放映されるが,この放送内容のうち最も重要な部分は金研究員の陳述だというものです.
当時重要だと思ったのは,写真を幾つにも増幅(訳註:水増しの婉曲表現)した事実があったのか,
MBCチームが強圧的にインタビューを行って事実が歪曲されたのか,
そして本当に幹細胞を作ったのかという内容でした.


従って,金研究員に直接会って確実な内容を緊急に確認すべきだと判断し,
黄禹錫教授に直接行って内容を確認するよう提案しました.
私は前からパキスタン講演出席の計画があり,米国に行くわけに行きませんでした.
ですが,黄教授は避身中だったため(訳註:黄が当時山寺に籠もって外部との連絡を絶っていたことを指す),
研究チームの死活の掛かった事であるから私に行ってくれと(訳註:黄が安に)懇請しました.


御存知のように,世界幹細胞ハブ設立の目的は,患者合わせ型幹細胞を製作・継代培養して,患者治療に応用することです.
この設立目的を達する上では,金ソンジョン・朴チョンヒョク研究員の参与が極めて緊要でした.
万一事実と異なる内容が放映されたなら,世界幹細胞ハブにとって致命的だと思われました.
これにより私は先の2つの意味ある目的を考え,不本意ながら行くことに同意しました.


私がピッツバーグを訪問することに同意した後,黄教授は
第三者である記者と尹賢洙(ゆん・ひょんす)教授が同行した方が客観的な真相確認という点でも宜しかろうと提案し,
一緒にいた別の教授がYTN記者と尹教授にも連絡をしました.
私以外にも2人が同行することになったのを知って,
尹賢洙教授が行くなら私が行く理由は無いと判断し,改めてパキスタン講演に行かなくてはならないと黄教授に話しましたが,
黄教授は今回だけは私に行ってもらいたいと重ねて懇請したため,行くことになりました.


研究員帰国引っ越し費用と治療費用ならびに尹賢洙教授の出張費用の手渡し


純粋な意図を持ってした事であるにも拘わらず,金銭的な問題が論乱の核心となっているので,
お話したくはありませんがこれに関連した内容を明らかにしようと思います.
何故,どのような過程を経て 研究員の帰国引っ越し費用と治療費用および尹賢洙教授の出張費用を手渡したのかについての
内容については(重複ママ),
既に調査委員会で陳述を行い,陳述書も提出しました.
私は2004年1月から現在まで幹細胞関連共同研究に加わっていた間,
黄禹錫教授やソウル大獣医大(訳註:獣医学部に相当)の研究チームから ただの一度も研究費や諮問料を受け取ったことはありません.


しかし,計2回に亙ってピッツバーグの研究員らに次の金額を手渡すことになりました.
1回目は2005年11月27日,黄禹錫教授からピッツバーグのシャッテン研究室にいる韓国人研究者らが使えるように
朴チョンヒョク博士に000を手渡すよう要請を受けました(訳註:金額部分,ゼロゼロゼロとなっているが,伏せ字か.以下同様).
この目的は,金ソンジョン研究員の入院費およびこれによって発生する私の費用を充当するものだと(訳註:黄が,だろう)言いました.
2回目は12月3日,金ソンジョン研究員のお父上に000,朴チョンヒョク博士に000,それから尹賢洙教授に000を手渡したものです.
出国前日の夜,黄禹錫教授は私に,
ピッツバーグの研究員たちの治療と帰国引っ越し費用,および尹賢洙教授の出張費を含む旅行経費に使う000を渡すと言いました.
私も海外で研究員として生活していた経験がありますので,
帰国引っ越し費用を支援することは彼らにとって助けになるだろうと考えました.


その翌日の出国当日,黄教授の研究チームの事務担当者から000を受け取りました.
担当者は000を私に寄越しましたが,
1人限度額(訳註:国外に持ち出せる現金の,だろう)を超えるというので,
事務担当者が000ずつに分けて,同行していた尹賢洙教授,YTN記者,および私に分けて(重複ママ)くれました.
各経費は全てのインタビューが終了した後に,多くの人のいる前で金ソンジョン研究員のお父上と朴チョンヒョク研究員に000ずつ,
黄教授の言葉を伝えた上で手渡しました.
その後,尹賢洙教授に出張費の名目で,1日の出張費を000と計算して000を渡しました.
残った経費は帰国後に黄教授に返納しようとしましたが,
当時苦しい情況に処していた黄教授が面倒がらずに持っていろと言うので(訳註:意味不明),
病院の研究室の金庫に入れておき,そのまま調査委員会に提出しました.


万一,私が尹賢洙教授が既に同一の名目で金ソンジョン研究員の父親に000を手渡していた事実を知っていたなら,
他の名分は無かったのですから000を追加で手渡したりはしなかったでしょう.
しかし私は,治療及び帰国引っ越し費用として金ソンジョン研究員のお父上に000を手渡す前には,
尹賢洙教授が既に000を手渡していた事実を 尹教授からも他のどの人からも聞いていませんでした.
ある方々は,まるで私が黄教授に代わって金ソンジョン研究員を懐柔しようとする意図があったかのように考えておいでです.
しかし私は,純粋に後輩たちの帰国を促す意図だと思っていましたから,
来年1月中旬帰国予定だった朴チョンヒョク博士にも同一の金額を同一の場所で手渡したのであり,
全てのインタビューが終了した後に手渡したのです.


ピッツバーグ訪問に関連して,メディアでは,私がYTN記者の航空券を買ったと報じました.
ですが私が目的目撃した事実は,出発当日(原文註:12月1日)の朝 仁川空港で黄教授の研究チームの事務担当者がYTN記者に直接手渡したのであり,
私のチケットも含め全ての旅行者のチケットも各自に分け与えたのです.


2005年度Science論文の真偽関連


幹細胞生成・培養は,私の専門分野ではありません.
私は既に作られて優秀論文に載った患者合わせ型幹細胞をどのように応用するかについての部分だけを担当して来ました.
研究チーム内での私の位置としては,幹細胞が作られたのか,作られたなら幾つあるのかを知ることは出来ませんでした.


ただ,11月19日に世界幹細胞ハブで別の会議をしている最中に,
世界幹細胞ハブの所長室に集まっていた4人の研究チーム教授らが私を呼んで,
MBC以外の別の機関に送った幹細胞5つの遺伝子検査で変な結果が出たらしいと語りました.
その当時は,私は幹細胞が別の細胞によって汚染されたとか(原文註:一般的に細胞汚染の頻度は30%に上ります),
或いは保管ミスで細胞が替わったものと考えていました.
所長室を出て,外にいた同僚教授に,細胞が別の細胞によって汚染されたらしいと話したのを憶えています.


それから翌日の11月20日から29日,さらに続いて12月1日から3日,海外出張に出ていたため,
その後の進行状況を知ることが出来ませんでした.
その後,12月6日にインターネットで写真が操作されたとする情報を,
12月7日にはDNA遺伝子検査結果に問題があるという飛報(訳註:「秘報」かも)を皮切りに,
科学的論文の操作が事実であることが明らかにされ始めました.
その後数回,論文にどのような具体的な問題があるのかを,この仕事を引き受け進行していた共同研究者らに尋ねましたが,
内容を把握することは出来ませんでした.
このような状況では,論文の真偽もまた不透明だと思われたので,
12月9日にソウル大学研究処長に大学レベルの調査が必要であることを説明し建議するに至りました.
そして,幹細胞が作られたのかという内容については,全ての我が国国民がそうであるように私も最後の希望を持ち,
今日の調査委員会の結果発表を心待ちにしていました.


卵子提供に関連した内容


この内容については,当時の研究チームの倫理諮問委員であるチョン・ギュウォン(原文註:漢陽大)がもっと正確な情報をお持ちです.
2005年8月以後,チョン・ギュウォン諮問教授の指針通りに同意書と説明書を準備しました.
卵子提供者の臨床部分は,黄教授の研究チームの一員として私が指針書に従って(訳註:卵子提供者に)一次説明を行い,
私が行えない場合には同僚の医師が代わってくれました.
続いて倫理部分を倫理担当教授が(訳註:卵子提供者に)インタビューした後,卵子提供に適合するケースかどうかを追加確認しました.
これら全ての内容は,漢陽大学IRBの検証を経て進められました.
その後,正式インタビューを経た提供者数名に,該当協力病院を訪問するよう勧めました.
実際に卵子を採取する病院では,施術同意書を受け取る為に二次臨床関連インタビューを実施したと聞いています.
2004年(ママ)1月頃のカビ汚染後,研究を再開するのに卵子が足りないので産婦人科チームを紹介して欲しいと黄禹錫教授が頼んで来ました.
当時,高校の同窓生で不妊施術クリニックを運営している産婦人科医を紹介しました.


世界幹細胞ハブ開所 および難病患者について


2編のScience論文が発表されて以後,個人的には他の仕事が多かったので身を退きたかったのですが,
病院執行部を含め多数の教授陣が世界幹細胞ハブ誘致を希望なさいました.
ソウル大病院内に世界幹細胞ハブ設立が確定した6月20日以後 現在まで,
私の役割は公式的には研究開発部の活性化であり,必要に応じTFチームにハブ運営についてのアイデア提案や
関連資料を蒐集・提供しました.


私は,幹細胞の臨床応用についてお話しする機会があるたびに,
霊長類実験を含む研究が先行しなければ安全に難病患者治療に使えないという立場を繰り返し強調して来ました.
そして現在も私は,
全ての新しい細胞や臓器治療技術技術が施行される前に安全性や効用性の検証が医科学的に確保されなくてはならないという考えに変わりはありません.
にも拘わらず,患者治療が速やかに行われるかのような希望を(訳註:患者や一般大衆が)お持ちになるに至ったことについて,
たとえ私自身の故意ではないにせよ,ハブの研究開発担当者として深くお詫び申し上げます.


科学的事実を偽って発表するというのは決してあってはならない事です.
このような絶対原則は,応用科学にも臨床研究にも適用されねばなりません.
臨床研究もまた科学の真実という土台の上に成り立たなくてはならないからです.
にも拘らず,2005年度Science論文の真偽は勿論,操作が明らかになった今,共同研究者として惨憺たる,申し訳ない思いを禁じえません.
難病患者ならびにご家族を含む大多数の人々と同様に,私もまた最近まで私もまた(重複ママ)幹細胞はあると信じておりましたし,
これを世界幹細胞ハブを通じて患者に適用することが 私の為すべき事だと信じて働いて来ました.
しかし,もはやこのような確信を持つことが出来なくなりました.
何よりも,これまで研究チームを信じて多大な声援と期待をお持ちだった(ママ)難病患者の方々やご家族に
心からお詫び申し上げます.


そろそろ一年が終わろうとしています.
2005年5月に始まった患者合わせ型幹細胞という虚像が私にもたらした物は何だったのかを振り返ってみます.
難病患者に夢の聖杯を授けるものと信じて来た この技術には,
科学的操作と,互いに対する憎しみと恨み,不信,医療の生命の商業化といった堪え難い暗闇が濃く横たわっています.


しかし,今回の経験で学んだ事があります.
真実も重要ですが,それ以上に重要なのは生命だという事実,そして希望と愛とを併せ持った時 真実は一層輝くのだという事実です.
私の真実は,先輩・後輩・同僚医師らと共に誠意を尽くして患者を面倒をみることです.
私にこうした機会が新年に与えられるなら,今後は金寿煥枢機卿が再び涙をお流しになることの無いようにして差し上げたいと思います.



最後のくだり,えらく芝居がかっていますが,要するに引責辞職は考えていないと言っているに過ぎません.


研究チーム内でのポジションについて


御多聞に洩れず,この安も2005年Science論文については
「移植分野への応用についての諮問にしか関わっていない」と,
自分がES細胞の真偽について責任を負うべき立場にないことをしつこいほど強調しています.


そもそも論文の核心部分について何ら把握していないような共同研究者などというものがいること自体がどうかしています.
こんなのは名前を載せたかったら謝辞(Acknowledgement)にでも載せれば済むのに.
こういうのを25人も並べて論文を書く習慣って,日本でも分野によってはよくあるらしいけれど,恥ずかしくないのかな.
あぁまた脱線しそうだ(笑).


それはともかく,肝心のES細胞製造プロセスについては門外漢だと自称する臨床医療屋が研究チームの謂わば広報担当のような仕事をして来たことは,
黄の研究チームの持って生まれた性格を推し量る上で重要です.
はっきり言ってしまえば,
黄のインチキES細胞研究を「難病治療の可能性を開く夢の技術」として売り込む上で,
是非ともこういう臨床屋をチーム内に置いておく必要があった
ということです.
「難病患者に糠喜びをさせてしまったことは不本意」なる趣旨の発言が上にも見られますが,「何を今更」の一言に尽きます.


もう一つには,獣医学出身──というより単なる家畜の繁殖屋でしかないと見たほうがよいだろう──の黄が
医療分野でのし上がって行く為には,
医学部関係者との共同研究の形をとる必要があったという動機もあったのでしょうが.



2005年Scienceインチキ論文の件


「自分はES細胞があったのかどうかは専門外なので分からない」という安の釈明の一番苦しい点が此処にあります.


上の陳述の「11月19日会議」発言にもあるように,
ES細胞の真偽についてのPD手帳側との攻防は何もここ数週間の事ではありません.
以前ご紹介したPD手帳側の取材日誌によれば,
黄とPD手帳側との接触の中で論文の審議真偽問題が最初に提起されたのは じつに10/31の事だった由.
なのに,彼らはその時すぐにソウル大レベルでの調査を依頼しなかったばかりか,
自らPD手帳側との間で交わした契約書を反故にしてまで「2次検証」を拒み続けて来たわけです.



ピッツバーグ行きについて


この点については,安に同行したYTN記者とインタビューを行った折の様子に関する
金ソンジョンの証言
──例の「PD手帳取材時には脅迫されていたのでどうかしていたニダ」発言は実は黄が金に言わせたものだった,というアレ──
を以前ご紹介していますので,そちらを併せてお読みいただくと分かり易いでしょう.
当時から私は


同氏はピッツバーグ市内の或るホテルでインタビューが行われたと語ったが,
YTNの記者がインタビューを直接撮影したのかどうかについては「明かすわけに行かない」と述べた.

の箇所が気になっており,「どうやらインタビューは1対1で行われたのではなく 傍に安や尹賢洙がいて金を見張っていたようだ」と思っていたのですが,
あの時点で金が隠そうとしていたのは その事ではなく寧ろカネの受け取りの件のほうだったのかも知れません.
それはともかく──.


安はピッツバーグ行きの目的を,写真水増しやMBC「脅迫取材」についての単なる「事実確認」だと言いたいようですが,
単なる「事実確認」にYTNの記者を同行させる必要が何故あるのか.
そのことをおかしいと思ったらしい供述が全く無いことを見ても,この言い分は額面通りには受け取れない.


現在までに出ている報道では,金本人に渡されたという3万ドル(当初はこれだけしか報じられなかった)の他に
金の父親と朴チョンヒョクに渡った分がもう2万ドルばかりあるらしい.
これが「帰国引っ越し費用」やら「入院治療費」に充てる金額として適切かどうか,
また そもそもそのカネが誰の権限により何の予算から割かれたのか,
など不明瞭な点は多々残っています.


さらには,何故尹の出張費を「黄教授チームの事務担当者」から直接本人に渡さずに安から渡す必要があるのか.
尹賢洙がソウル大ではなく漢陽大の教授であることを考慮したとしても合点が行きません.




※2006/01/05 誤字訂正
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by xrxkx | 2005-12-31 20:31 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】全部ニセモノだけど源泉技術はあるニダ

卵子売買について書き始めたのが10月の末.
よもや黄禹錫ネタで年を越す羽目になろうとは.


既に大きく報じられています通り,例の解凍・培養中だった5つについてのDNA鑑定結果をソウル大調査委が昨29日に発表しました.
黄が2005年Science論文撤回の意向を発表した折(12/15)に言っていた「10日後にははっきりする」というのがコレですが,結果は全てニセモノと断定されたわけです.


今回の発表については,私には気になる事が2点あります.


一つは,冷凍保管していたサンプルを解凍・培養したやつ5種類が DNA鑑定の結果 ドナーの体細胞と一致したという報道(聯合)が,つい2日前の12/27にあったばかりだということ.
今回の「5個ともニセモノ」報道は その報道と真っ向から食い違います.
聯合の27日報道は調査委の公式発表ではなく「関係者」情報の形でしたが,あれは聯合のトバシだったのか意図的な捏造報道だったのか.


もう一つは,つい何日か前までは「DNA鑑定が予想外に長引いており,結果が出るのは年明けになりそう」だとする見方が有力だったこと.
それが結局は予定通り(といってもソウル大調査委立ち上げ当初は必ずしもDNA鑑定をやる予定は無かったのだが)に年内の結果発表となりました.
ソウル大調査委としての最終結論は来月中旬に出るとのことですが,どうもこの辺の段取りを見ているとソウル大がイヤに結論を急いでいるように見えてしまう.
まぁその辺の背景は追い追い明らかになって行くでしょうが──.



一方のウソツク大先生ですが,これだけ窮地に追い込まれてもまだ頑張っています.
弁護士が以前の文ヒョンシクでないのがちょっと目を引きますが,それは措くとして──.




患者合わせ型幹細胞が無いとするソウル大調査委員会の中間調査結果に対し,黄禹錫教授側は近く「源泉技術」の存在をはっきりと示す研究成果を公開する考えのあることを明らかにしました.


黄教授の弁護人である李ゴンヘン弁護士は,「具体的には明かせないが,クローン胚と幹細胞に関連した源泉技術の存在を立証し得る追加研究成果を,検察捜査前にも国民に見せる計画」だと述べました.


李弁護士はまた,「黄教授が2005年度論文の為に最初に作った2番幹細胞のDNA指紋分析を行ったのが他でもない金ソンジョン研究員だった」として,「2番幹細胞が何故ミズメディ病院の4番受精卵幹細胞だという結果が出たのかは金研究員が明らかにすべき部分」だと主張しました.


特に李弁護士は「黄教授の研究成果中,ミズメディが介入した時から事がこじれ始めた」として,「黄教授は金研究員のせいなのかミズメディのせいなのかはっきりとは分からず,このことを検察が解明してくれることを望んでいる」と述べました.


黄教授は現在,知人宅などに滞在して検察捜査に備えていることが分かりました.



今度は何を見せてくれようとしているのやら知りませんが,嘘がばれても その都度「○○がすり替えたニダ」で済むのですから楽なものです.


それはそうと,上で黄が言う所の「2番幹細胞のDNA指紋分析を行ったのは金」だというのが本当なら,それはそれで金にはっきり喋らせてみないといけないでしょう.
12/17にご紹介した記事中で金がフィンガープリントについて言及していましたが,そこでは金は


DNA指紋論乱については「これは明らかに11個の幹細胞を示しているもので,これには疑いの余地が無い」と強調

していたのでした.
今回のソウル大調査委の調査結果を信用する限り,上で謂う11個というのはミズメディの──つまり体細胞クローンとは何の関係も無い単なる受精卵由来の──ES細胞だったということですから,それを金が知っていたのなら 事は写真水増し云々以前の問題です.



それにしても,ウソツク大先生もつくづく懲りない方です.
朝鮮日報の12/24付社説


黄教授は今月16日、「源泉技術を持っているのに、幹細胞が1つだったり、3つだったりしたからといって何が問題になるのか」と述べている。
しかし、データそのものがねつ造されたものなら、そもそも存在していた幹細胞が汚染して死滅したり、論文の発表後、実際に作り出したりという話は虚しく響くだけだ。

などと書いていました.
16日というのは例の2005年Science論文撤回の意向を表明した翌日の記者会見のこと.
その席で上のような発言が出て来ること自体,インチキ論文についての自責の念など微塵も感じていない証拠でしょう.
オリンピック選手に譬えるなら

「もともと100mを9秒台で走れる実力はあるのに,ドーピングが発覚したからといって何が問題になるのか」

と言っているに等しいのですが,どうもそれが分からないらしい.


もっとも分からないのはウソツク大先生に限ったことではなく,一般の国民やおおかたの韓国メディアも同じ事
今回ソウル大調査委が調べるべきはあくまで論文捏造という学術的背信行為の真相であって,「源泉技術」とやらの有無などは全くの些事である筈です.
なのに,どうもソウル大側の発表を聞いていると「どこまで出来れば源泉技術を持っていると認められるか」などというどうでもよい話への言及が多いように感じられます.
それだけ記者との質疑応答でそういう質問ばかりが頻出するということでしょう.


これは韓国大衆の関心事が何処にあるかをそのまま投影するものです.
こういう社会的風潮が学術的ドーピング行為を生み出す土壌なのだということを,これだけ海外メディアから辛辣に指摘されてもなお韓国大衆の圧倒的大多数は分かろうともしないわけです.
その一つの表れとして,京畿道知事の孫某なる男──12月初頭あたりからたびたび黄擁護発言を行っている──が先日も「黄教授にもう一度騙されてあげよう」なる発言(黄にもう一度チャンスを与えるべきだ,の意)をしていて呆れてしまいました.


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by xrxkx | 2005-12-30 07:20 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】ウソツク大先生以外にも嘘論文発見で韓国科学界もすっかり健全に。

ウソツク大先生周辺とは直接関係ない上に やや古い記事ですが,さっきスクラップをひっくり返していてちょっと気になるのを見つけたので載せておきます.


以下,訳出しなかった部分には「アメリカの研究室を蜂の巣とするなら黄の研究室は組立工場」なる指摘と,「ES細胞分野へのアメリカの今後の取り組み方をめぐる賛否両論」に触れており,特に前者については日本語記事で読んだ覚えがありますが,確かその日本語記事では同じくWPを引用していながら「黄の他にも論文捏造」の件は書いていなかったような気が.
日本語記事も確か朝鮮日報で読んだように記憶していますので後で探してみます.



黄禹錫波動,韓国科学界信頼度に波長 ──WP「黄教授以外のソウル大論文 少なくとも1件 操作疑惑」 / 韓国研究室文化・検証体制 不信受ける(朝鮮日報 12/25)

黄禹錫(ほゎん・うそく)論文操作波動が,世界の科学界から韓国,特にソウル大の他の学者らの研究論文の信頼度にも悪影響を及ぼすおそれが現実化する兆しが現れている.


ワシントン・ポストは24日(原文註:現地時間),ソウル大の科学者らが学術誌に提出した論文中 少なくとも1件から 操作を示唆する証拠が発見され,これに関する検証が行われていると報じた.


同紙によれば,黄教授の論文を掲載したScience側が黄教授の2004,2005年論文以外に犬クローニングについても操作があったかどうかを検証しているが,「それだけにとどまらないかも知れない」と,(原文註:NatureやScienceよりも)有名度の低い科学雑誌に提出された研究論文についての検証作業を行って来た」或る科学者が23日明らかにしたという.


この論文は「黄教授が共著者に加わってはいないもの」であり,匿名を要求したこの検証者は「こうした詐欺行為の一部がウソク(原文註:黄教授)の他にもある(原文註:extended beyond)のは明らか」だと述べた,とWP紙は付け加えた.


(後略)



ともあれ,WPの記事に出て来るという「匿名の検証者」氏が言っているのは「黄のScience論文2本以外にも捏造論文があるのは確実」だという話であって,「信頼度に悪影響を及ぼす」とか何とかの段階ではないと思うのですが.


上の記事,ワシントンDC発聯合ニュースだそうですが,これを書いた記者氏がもしも頭の何処かで「黄の一件さえ無ければバレずに済んだかも知れないのに」などと考えていたのだとしたら,その事の方がインチキ学者の捏造論文などより韓国社会にとって余程深刻な病状のようにも思えます.


私の記憶違いでなければ,黄が2005年Science論文撤回宣言を出してからというもの,あちこちの新聞が「疑惑を韓国人自身の手で解明できたのが不幸中の幸いだった」とか「韓国社会の健全性が云々」とか書いていた筈.
どうやら「健全性」を遺憾なく発揮する材料は黄論文以外にも幾らでも転がっているらしいですから,来る2006年は「健全」なる韓国科学界にとってはさぞかし豊年満作の年になることでしょう.彼らの奮戦を期待したいものです.



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by xrxkx | 2005-12-28 22:27 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】残りのDNA鑑定結果 一部発表されたらしい

これ,既に日本語で流れているかどうか不明.いまGoogleニュースと朝鮮日報で確かめた範囲内では まだのようですが──.




黄禹錫(ほゎん・うそく)教授チームが冷凍保管後解凍したとする5個の細胞のDNAが,核を提供した患者の体細胞のDNAと一致することが分かった.


ソウル大関係者は27日,「DNAが互いに一致すると聞いたが,あまりに初期段階(訳註:クローン胚形成の,だろう)であり まだ幹細胞と見るのは難しい段階だと見ている」と述べた.


黄教授チームの幹細胞研究を再検証しているソウル大調査委員会は,現在3つの外部機関に依頼したDNAフィンガープリンティング(原文註:指紋分析)結果のうち一部の提出を受け,精密分析作業を行っている.


調査委は22日,黄教授が冷凍保管の後に解凍しているとする5個を含め,冷凍保管中の細胞試料9個と培養中の細胞試料9個,患者の体細胞13種,テラトーマ3種,スナッピー(原文註:クローン犬)の体細胞3種についてのDNA検証を外部機関に依頼した後,26日午後には2004年論文に関連する試料を追加依頼している.


黄教授は,16日の記者会見と23日の国民へのお詫びの中で,
「冷凍された5個の細胞を解かせば,10日以内に幹細胞の存在が確認される筈だ」として
「源泉技術」の存在については自信を示していた.


これに伴い,黄教授チームの技術を果たしてどの程度まで認めるべきかについて論乱が起きている.


特に,調査委が予定とは異なりDNA検査発表を1月初頭に延ばしたことに関連して,調査委員らの間で源泉技術認定範囲について意見調整をする為ではないかとする観測も出ている.


まず,5個の細胞が患者のDNAと同じだとしても,このことが2005年論文の成果に沿った「患者合わせ型幹細胞株」確立技術,つまり源泉技術と認めることは出来ないというのが,生命工学者らのおおかたの見解だ.


胚盤胞クローン胚芽を培養し,内部細胞塊(原文註:コロニー)から幹細胞株を抽出した後,内胚葉,中胚葉,外胚葉としてのみ成長しうるよう安定化段階に至って初めて,本物の患者合わせ型幹細胞株を樹立したといえるからだ.


調査委の暫定分析の結果,黄教授チームは,体細胞核置換クローン技術を利用してクローン胚盤胞を作る技術は確保しているが,患者合わせ型幹細胞を作る技術はまだ無いことが分かった.


実際,クローン胚盤胞を作る技術よりも 合わせ型幹細胞に育てテラトーマ(原文註:奇形癌)段階まで分化させることの方が遥かに難しいというのが定説だ.


しかし,「胚盤胞段階の技術まででも,少なくとも患者合わせ型幹細胞に分化し得る可能性に近づいたものと見ることは出来る」とする意見も少なくなく,ソウル大調査委の最終判定が注目される. (ソウル=聯合ニュース 洪ジェソン記者)



まず,冷凍保存していたやつの中にはドナーの体細胞由来の核を持つやつがちゃんとあった,と.
あと気になるのは,


  1. 上で発表された5つ以外の結果はどうだったのか.

  2. 上の5つというのは 具体的にどの程度まで成長が進んだ段階だったのか.

  3. 上の5つについて,黄らが実際にテラトーマ形成まで出来るかどうかやらせてみれば一目瞭然なのだが,やらせてみないのか.


といったところですか.

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by xrxkx | 2005-12-27 13:17 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】そういえばクローン牛の頃にも箸がどうのこうの言っていたっけ

「源泉技術」周辺の小ネタ.
たまたま日本絡みで面白そうなのがあったので.
下の記事に出て来る角田教授の91年論文のタイトルがお分かりの読者がいらしたら是非御一報を.

今ちょっとGoogleで探してみたところだと 科研の報告書らしいの(何年度のものだか不詳)が引っ掛かって来ており,その参考文献中に「或いはこれのことかな?」というのがあるにはあるのですが…



「黄教授『箸の技術』91年日本で既に発表」 (EBNニュースセンター 12/26 11:46)

黄禹錫(ほゎん・うそく)教授チームの源泉技術に挙げられる所謂「 箸の技術」(原文註:搾り出し技術,Squeezing Method)も,既に10年余り前に外国で発表された技術だという主張が提起された.


26日,DCインサイド・科学ギャラリーのユーザ「真実は辛いよ」によると,日本・近畿大学のツノダ・ユキオ(角田幸雄)教授が1991年に日本繁殖技術会報(ママ.たぶん「学界学会報」のこと(12/27追記:「学会」ではないようだった.後述))に出した論文で最初に発表された技術だというもの.


この論文によれば,「ガラス針で極体部位の透明帯の一部を切開し,卵子を固定用ピペットで固定したまま,ガラス針で卵子を圧縮し,極体周辺の細胞質を10~30%圧縮圧出した」となっており,これは黄教授チームの「搾り出し技術」と同じものだと このネティズンは明らかにした.


また,「角田教授は1992年に日本畜産会報に出した論文中でもこの技術を用いているし,韓国でも1990年代初期に高麗大でこの方法を活用して論文を出したことがあり,黄教授チームでも使い始めたものと思う」として「既に数年前に論文として発表された技術を自分の固有のものであるかのように云々するのは浅ましい」と主張した.


このネティズンは「搾り出し法はガラス針とピペットを2回ずつ持ち替えて挟む煩雑さがあり,既存の方法に熟練した人ならどの方法を使っても同様の結果が得られる(訳註:「あり,」の前後 文脈がやや不明瞭)」として「核を安全に除去するのは搾り出し法でなくても幾らでも可能であり,搾り出し法が別にクローンの革新技術だとは呼べない」と付け加えた.




12/27追記:昨夜「通行人」さんから戴いたコメントで,上の論文らしきものをお知らせ戴きました.多謝.


さっそく探してみましたところ,まず91年論文については


というのが確かにあります.
概要(abstract)だけなら上の頁で読めるのですが,

胎子期の生殖細胞と8~16細胞期胚との集合を行い、再構築胚のその後の発生能について検討した。集合は、2つの方法を用いた。
(1)妊娠12.5~16.5日齢のアルビノマウスの雌雄胎子より採取した生殖細胞を透明帯を除去した有色マウス由来8~16細胞期胚と集合させる方法,
(2)数個~10個の生殖細胞を透明帯の一部をカットした8~16細胞期胚の囲卵腔に注入する方法である。
その結果、
(1)集合させた311個の胚のうち95%が桑実胚~胚盤胞へ発生した。そのうち269個を32匹のレシェピエントに移植し、57匹の産子が得られたが、生殖細胞由来の遺伝形質を示す個体はみられなかった。
(2)も(1)と同様キメラ個体は得られなかった。

と,何やらそれらしい言い回しは出て来るのですが….
ただ これ,あくまで「キメラ胚」についてのもので,要は複数の受精卵由来の細胞を混ぜて1個の胚として育てる話の筈ですので,たぶん核移植とは関係ない.


で,核移植を扱っているらしい日本畜産学会報 第63巻の「ウシ胚の核移植」(92年)というのに当たってみたいのですが,こちらは概要が手に入りませんでした.残念.
ブツがどれだかはハッキリしましたので,あとで暇を見て農学部図書館にでも行って紙媒体で入手できるかどうか探してみようかと.


なお,細かい事ですが,91年論文の第一著者である加藤容子さんという方,2002年現在で近畿大の助教授をしておいでのようです
91年論文当時はまだ大学院生だったのかな?


細かい事ついでに,論文の結果も「キメラ胚は得られなかった」とちゃんと書いていてエライです.
というかコレが普通です.
「この方法では○○は出来ない」というのはサイエンスとして十分立派な知見になります.





12/27追記 もう1本:中央日報内で「黄禹錫 箸」でGoogleしてみた結果.あったなぁ,こんなの(笑).



もともと「箸の文化」だの「手先の器用さ」だのは遥か昔の高度経済成長期に日本の技術を見たフジヤマサムライスシゲイシャ系のガイジンがしょっちゅう言っていたことで,知らぬは韓国人ばかりなりというところですが,敢えて木製の箸と金属製のそれとを比較してみているところを見ると番組制作側も多分に日本を意識していた模様.
まぁ確かに次から次へと嘘を思いつく才能だけは金属の箸はしっかり培ってくれたのかも知れませんが.




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by xrxkx | 2005-12-26 15:53 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】2番・3番ニセモノ確定.それから金ソンジョンのこと.


「黄禹錫ショック」で株価が下がったの持ち直したの…とか,
「黄教授,あなたは大韓民国の希望です」なる広告がバスから剥がされたとか,
黄を祭り上げる偉人伝マンガが発売中止になったとか,
先日着工した「黄禹錫バイオ臓器研究センター」が名前から「黄禹錫」を削ることにしたとか,
相変わらずその手のこぼれ話には事欠きませんが,
そういうのは保守三大紙の日本語版サイトやら他所のblogやらで幾らでも扱っているでしょうからバッサリ割愛します.


まず,黄の作ったというES細胞11個のうちグレーゾーンに残っていた2番と3番ですが,DNA分析の結果やはりニセモノと出た由,先ほど讀賣にも出ていました
まぁこれは黄自身が既に白状した通りの結果になったまでですから驚くには当たりませんが,ただ ここで問題になるのが例の金ソンジョンのこと.



金は細胞すり替えについては今も否認しており,また2005年Science論文の写真の水増しを認めてはいるものの,もともと「本物のES細胞は確かにあった」と主張していた筈.
ではその「本物」が何処にあると金は主張する気か.
此処が「写真水増し」「細胞すり替え」と並んで金の調査の際の焦点の一つになるはずなのですが,あいにくDNA分析結果が出るより先に金の調査をやってしまっているせいで,今まで報じられている12/24金証言は従来の主張の繰り返しにすぎず釈然としません.


ここで注意しなくてはならないのは,金は


  • 「本物のES細胞は確かにあった」

  • 「2005年論文の提出当時,セルラインは2番と3番しかなかった」


とは言っていますが,「2番と3番が本物だ」とは一度も言っていないこと.
また,今回DNA鑑定が済んだのは2番と3番だけで,その他のライン──「犬の飼育場からカビが飛んで」さえ来なければ 水増しではないちゃんとした写真が晴れて2005年Science論文に載る筈だった──についてはまだ結果が出ていない筈.
23日のソウル大調査委の中間発表で「送った」と言っているのがそれ.
そちらの結果待ちということですか.
2番・3番以外は「写真がニセモノだった」ことは確定ですが,「セルラインそのものがもともと存在しなかったのかどうか」はまた別です.



ところでその金ソンジョンのこと.
一昨日(12/24)の晩に韓国入りしているのですが,それまでソウル大調査委は「24日当日の金ソンジョン取り調べは無い」と言っておきながら実際には24日夜からすぐに調査に掛かった模様.
帰国してその足で取り調べというだけでもしんどい話ですが,その上調査は徹夜で行われたらしい.
さらに,上のノーカットニュースの記事が言うには「金の帰国時には空港に警官100名あまりを配置して報道陣を排除」するという物々しさだった由.
「調査委は嘘をついた」と本日(12/26)朝のノーカットニュースが少々大袈裟に伝えていましたが,嘘云々は措くとしても何かしらの政治的意図が覗えるのは確かでしょう.



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by xrxkx | 2005-12-26 12:38 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】「ウリは騙されたニダ」は先ずは騙した本人の御用達.

土日に入ってソウル大周辺の動きがやや大人しくなっています.
一連の疑惑劇が最終章に入る前に「此処までのまとめ vol.2」でも書いておきたいところなのですが,クリスマスイブくらい半島のことなど忘れてゆっくりさせてくれT-T


黄のES細胞のDNA分析結果は早ければ来週アタマくらいに出る筈ですが,既に黄自らが「全部ニセモノだったニダ宣言」をしてしまっている以上,大きな関心事にはならないでしょう.「実は本物でした」と出れば別ですが.


あとはクローン牛・クローン犬などのDNA分析結果──要するに「あれは本当に体細胞クローンで作ったものだったのか? よくある受精卵クローンじゃないのか」という──ですが,こちらのほうが出揃うのは年明けになるかも.
牛の方は何処でやっているのか確認できていないのですが,犬の方はNatureがやっているのだそうで(ハンギョレ 21日),ウソツク大先生が自信あります宣言などしていました(KBS 22日).
まぁ結果を楽しみに待つことにしましょう.


というわけで今日の♪すいか泥棒は「こぼれ話」的なのを1本上げてお茶を濁す気満々ですので悪しからず :D



a0026107_1752868.jpg

左の写真は昨23日夕方の韓国日報の記事から.
ソウル大調査委の中間発表の報を聞いてショックを受けている一般市民(12/25訂正:これ,ソウル大獣医学部の研究員たちらしい)の図だそうです.
こういうのを見ると「これでやっと韓国人も自分が騙されていたと気づいたかな」と思いがちですが,必ずしもさにあらず.
以下,同じく韓国日報のサイトで行っているオンライン投票の中間結果をご覧下さい.



──「幹細胞は存在しない」という内容を骨子とした盧聖一・ミズメディ病院理事長のインタビューと共に,MBC「PD手帳」の取材過程が電撃公開されたことで,ネティズンらは驚愕と虚脱感を隠せずにいます.


一部では「信じられない.黄教授が国民を騙すなんて想像も出来ない」と激昂した反応を見せる一方で,「教授を信じます.いかなる圧力にも屈せず頑張って下さい」と黄教授に声援を送っています.


Q: 皆さんは黄禹錫幹細胞論乱をどう思いますか? (投票期間:12/16~12/30)


12/24昼現在:


  • 黄禹錫博士を信じる…71.4%(10,691名)

  • 盧聖一理事長やPD手帳を支持する…24.5%(3,665名)

  • 分からない…4.1%(610名)



念の為強調しておきますが この投票,期間は12/16~12/30です.
例の黄本人による「2005年Science論文撤回発表」があったのが12/15でしたから,上の投票は全て当該論文がインチキだったことがほぼ確実になった後に行われたもの.
それでもなお「黄を信じる」が「盧やPD手帳を支持する(=件の論文はインチキだったと思う)」の3倍近い値を指している.
韓国日報はもともとガチガチの「黄擁護-MBC糾弾」派メディアですが,その分を差し引いて読んだとしても,この数字を正常とお感じの読者は少ないのでは.


こういう投票で「黄を信じる」に投票している韓国人が何に望みを託しているかといえば,言うまでも無く「よしんば論文に使われたデータが『操作』であったにしても,黄教授は少なくとも『源泉技術』だけはきっと持っている筈」ということ.



補足.
ここで「操作」というのは早い話が捏造の婉曲表現.
韓国メディアでは例えば「盗作・パクリ」のことをしばしば「剽窃」と呼びますが,あれと同じですか.


また,「源泉技術」というのは要するに「体細胞クローン→ES細胞製造の技術」のこと.
要するに「データは無いらしいけど きっと出来たに違いないニダ」と言っている.
韓国人にとって科学というのがどういうものだかという見本.



一言で言うなら,「ウリは騙されていたニダ」「ウリも被害者ニダ」式の変わり身の早さを遺憾なく発揮しているのは どちらかというと先日書いた朴基栄のような当事者中の当事者(要するに学界や国民を騙して来た張本人たち)であって,正真正銘の《騙される側》である一般大衆は未だに自分が騙されていたことを認めたがっていないと見たほうがよいのではないか.



例えば,先日の中央日報の記事(日本語)などはお読みになった方も多いと思いますが,ひどい話です.
ウソツク大先生,体に障碍を持つ子供に体細胞を提供させて,その親をソウル大獣医学部のIRBに入れていたという.
つまりその子に体細胞クローン用の核を提供させるということですが,
今は治療ではなくES細胞製造実験段階なので,核を提供するのが「患者」である必要は全く無いのは少し考えれば分かること.
それを殊更障碍を持つ子供をドナーに選んだ,と.
「我が子を歩けるようにしてやりたい」というのはごく自然な親心でしょうし,そうした障碍を持つ子の親にしてみれば藁にもすがりたくなる気持ちはどこの国でも同じでしょう.
黄はそれにつけ入った.
そういう親がIRBにいて 倫理問題の審議に携わっていたら,審議が黄贔屓になるのは当たり前.


それくらいの理屈は この金牧師なるお父さんにも分からない筈は無く,こういった人々が「騙された」と怒るならまだしも話は分からなくもない.
少なくとも朴基栄みたいな黄のグルが「騙された」と言い出すのとは訳が違う.
それなのに


「たとえES細胞がないという結果が出ても、黄教授は源泉技術を持っていて、いつか良い結果を出すはずだという希望を捨てることができません」

ですよ.こういうのをカルトと謂わずして何と謂えばいいのか.…牧師なのになぁ,お父さん.しっかりしてくれよ.


だいたい,ES細胞製造などという基礎中の基礎の技術が今すぐ臨床に使えるわけなど無いのですが,お父さん曰く,


「病室を訪れた黄教授がうちの子供に『私が君を歩けるようにしてあげる』と約束してくださったんです」

だと.呉明(お・みょん:副総理 兼 科技部長官)の12/05発言以来 韓国メディアがアインシュタインを盛んに引き合いに出していましたが,アインシュタインも何処かの子供に「私が君をタイムマシンに乗せてあげる」くらい言ってみせたら国家的英雄になれたのでしょうか.



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by xrxkx | 2005-12-24 17:55 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】「実は残り2つもニセモノだったニダ あれも金がすり替えたニダ」…あ~ぁ

今日はこういう断片的な記事ばかりベタ張りしていて申し訳ありませんが──.


ごく大雑把に言えば,以下の「2番・3番もニセモノでした宣言」は黄のES細胞11個中グレーゾーンに残っていた2個についても「金ソンジョンがすり替えたニセモノだったニダ」とするもの
結局,「11個中幾つが本物か」については,ミズメディの盧聖一(の・そんいる)が言っていた「全部ニセモノ」説を黄自身が認める格好になってしまったわけです.


これをやってしまえば,「それなら,あれだけ有る有ると繰り返していた『本物』は何処へ行ったの?」という話に当然なります.
ウソツク大先生もそこを承知の上で「全部金ソンジョンがいけないニダ」作戦にシフトして来たということ.
「写真水増しは自分が指示したニダ」とやってしまった後でこれは通らないでしょう,さすがに.




ソウル大調査委員会が23日,2・3番幹細胞の真偽如何はDNA分析結果が出るまで確認できないと表明した中,1日早い22日に黄禹錫教授が検察に提出した捜査要請書の中で「2番と3番もミズメディ病院の受精卵幹細胞である」と明らかにし,注目される.


これは,黄教授チームが2005年《Science》論文に提出した11個の患者合わせ型体細胞クローン幹細胞そのものが現在ひとつも存在しないという意味.
従って黄教授の主張する「源泉技術」も疑いを受けないわけに行かない.


黄教授が捜査要請書の中でこのように明らかにしたのに伴い,ソウル大調査委が外部機関に依頼した2番と3番の幹細胞のDNA分析結果も,体細胞クローン幹細胞ではないと出るものと予想される.


黄教授「2・3番幹細胞は体外受精胚芽幹細胞」


黄教授はさる16日,「我々の研究チームが作った患者合わせ型幹細胞を,誰かがわざとミズメディ病院の幹細胞と入れ替えたらしい」として,司法当局に捜査を求めていた.黄教授は続いて22日午後,米・ピッツバーグ大の金ソンジョン研究員と名前の分からない1名を告訴する内容の捜査要請書をソウル中央地検に出した.


黄教授はこの捜査要請書の中で,幹細胞6個(2,3,4,8,10,11番)についてのDNA検査を依頼した結果「およそ納得の行かない驚愕すべき検査結果が出た」として,「2番幹細胞はミズメディ研究所の4番体外受精胚芽幹細胞だと分かり,3番幹細胞はミズメディ研究所の8番体外受精胚芽幹細胞だと分かった」と主張した.


黄教授の法定代理人である文ヒョンシク弁護士は,「黄教授チームの患者合わせ型幹細胞をミズメディ病院の受精卵幹細胞と取り替えることの出来るのは金ソンジョン氏だけ」だと,金研究員を告訴した理由を明らかにした.


しかし黄教授は,「ソウル大獣医大(訳註:獣医学部に相当)チームが遂行した研究過程は全て正常だった」とする主張以外には,金研究員がすり替えを行ったとする過程仮定を裏付けるに足る根拠を提示していない.
また,捜査要請書の中ではすり替えがどの段階で行われ得たかを説明してはいるものの,誰の指示によってすり替えが行われたのかなどについては言及していない.


何よりも,黄教授が最初からすり替えの事実を全く知らなかったなら,何故2個の幹細胞だけを金研究員に渡し,幹細胞の写真やテラトーマの写真を水増しさせたのかという疑問が残る.
よしんば金研究員がすり替えを行ったのだとしても,彼がどのような利得を得る為に危険を冒してまですり替えを行ったのか,も未解決の疑問だ.


さらに,黄教授がソウル大調査委員会の発表を1日後に控えた22日午後に検察捜査を電撃要請したことをめぐっても,自らに不利な結果が出るのに備えて予防線を張ろうとするものではないか(訳註:原文では「『波乗り』をしようとするものではないか」となっている)とする非難が起きている.


検察「本格捜査は調査が全て終わった後に着手」


検察は「胚芽幹細胞研究に関連した全ての事実関係をソウル大調査委員会などが調査中であるだけに,本格的な捜査はこうした調査が全て終わった後に着手したい」とする立場を重ねて表明した.


黄ヒチョル・ソウル中央地検1次長検事は,「今回の問題は学界が評価し対処すべき事案であって,検察が捜査すべき分野ではない」として「研究費問題も,再検証後に関係機関が検討すべき性格のものではないかと思う」と述べた.


これに先立ってチョン・サンミョン検察総長も「今回の事件はまず科学界で是々非々を弁じ,検察捜査は最後」だと明らかにした.


これにより,検察の本格的な捜査着手はソウル大調査委の調査の終わる来年初以後に行われるものと見られる.


(以下コラム省略)



検察が露骨に迷惑がっているのが笑えます.
上で省略したコラムの内容は 此処のところ繰り広げられている告発合戦(全部で5件)の話なのですが,ES細胞の真偽とは関係ないので割愛しました.



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by xrxkx | 2005-12-23 18:04 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】今回は「白衣従軍」を言い忘れたね

鉄則: 朝鮮人が進んで「責任を取る」とか「申し訳ない」とか言い出した時は,逆に責任逃れだと思うべし.
まずは証拠隠滅を疑え.




黄禹錫(ほゎん・うそく)ソウル大教授が,ソウル大調査委発表に関連し,教授職辞退を決定したことが分かりました.


黄教授は,ソウル大調査委の発表に先立ち,獣医大(訳註:獣医学部に相当)で側近らと対策会議を行った席で,ソウル大教授職を辞退することに決定したことが伝えられました.


黄教授は,2005年Science論文操作など 全ての責任は自分にあり,国民に申し訳ないとして こうした意思を側近らに伝えたことが分かりました.


今後の去就に関連しても,「大学を去り 当分は休息しながら考えたいと思っており,具体的な活動計画は無い」と述べたと側近らは伝えました.


これに関連して,ソウル大調査委員会関係者は,黄教授が現在調査を受けているため,辞表を提出したとしても直ぐには処理できないだろうと述べました.


黄教授は,源泉技術(訳註:論文に使われた細胞の真偽はともかく,実際にES細胞製造の技術そのものはあるとの前提で,黄ら自身が最近よく用いる呼び方)を持っているという点についてはなおも強い自信を表明しており,幹細胞がすり替えられた可能性についての検察捜査にも相当な期待をかけていることが分かりました.




「全ての責任は自分にある」と言いながら「すり替え」の件は引っ込めるつもりは無いようで.


ちなみに金ソンジョンですがどうやらまだピッツバーグにいるようです.金についての取り調べは今後のことらしいというのを昨日何処かで見ました.後刻URLを張っておきます.



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by xrxkx | 2005-12-23 13:08 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買
【黄禹錫】ソウル大調査委 中間報告 記者会見の模様

今日やっとソウル大調査委の発表が出たようです.
オーマイにメディアとの質疑応答の模様が載っていました.
取り急ぎ記事ベタ張りで申し訳ありませんがご紹介.
原文,かなり文章が乱れていますが,なるべくそのまま訳出しておくことにします.



13:25追記.
先ほど日本語版の記事を捜してみましたら,中央日報が結果発表全文と云うのを載せていました.
以下の質疑応答はそちらをご覧になった後にお読み頂いたほうが分かりやすいでしょう.


ソウル大調査委発表 一問一答 (ノーカットニュース 12/23 11:55)

以下は 23日午前 ソウル大本館会議室で開かれた 黄禹錫(ほゎん・うそく)教授 中間調査発表 一問一答.



----黄教授が直接指示をしたのか.

=論文執筆当時,11個のデータを出したというのは介入せざるを得ない情況だ(訳註:調査委として取り調べるべき不審点があるの意).黄教授も一部認めた.

----2番・3番幹細胞の存在については推定するのか.

=2番・3番のデータが発表されたのは,実験サンプルを持っているが,(訳註:?)実際に患者合わせ型かどうかはDNA検査結果が出るまで確認できない.DNA指紋依頼は3個依頼した.サンプル数が多いため 何日か掛かりそうだ.

----昨日(原文註:22日)黄禹錫教授が金ソンジョン教授(ママ)を告発したが,調査委員会としては金ソンジョン研究員を別途調査しているのか.

=金ソンジョン研究員がどのような役割をしていたのか,調査委が把握する必要があると考えている.

----シャッテン教授は初めは編輯上のミスだと言っていたが,シャッテン教授が論文操作とどのような関連があるのか明らかにした(訳註:主語不明)ことはあるか.

=いま現在,我々はシャッテン教授がどの程度関連していたかについては情報は殆ど持っていない.

----黄教授の6個の幹細胞は存在するのか.

=現在,実験室で育てている(訳註:冷凍保存されていたやつを解凍・培養する作業がまだ済んでいないことを指す).それが患者合わせ型であるかどうか検査が必要だ.現在冷凍保管中の細胞腫9個と 培養中の細胞9個を,DNA指紋調査を依頼した.

----大学として黄教授に懲戒を行うかどうか.

=これまで明らかになっている操作事案だけでも重い責任は免れ難い.しかし,調査委員会の調査はまだ続いているので,結論を下すには最終結果を待たねばならない.他の研究員たち(訳註:~への懲戒をどうするかについて,だろう)も最終結果が出た後で判断できると思う.金ソンジョン研究員との面談後,多くの疑惑が解消されるものと思う.

----黄禹錫教授以外に,何人もの人々が介入された(訳註:調査委の取り調べを受けた,の意か)ようだが,彼らはどの程度まで知っていたのか.

=いま現在,どの線まで加担していたか,彼らに責任があるかどうかは調査委員会がなお調査中だ.最終結論が出るまでは分からない.

----卵子の個数も操作されていたのか.

=卵子の個数については調査委員会が調査中だ.Science論文報告よりも遥かに多数が使用されたものらしい.

----黄禹錫教授が漢陽大IRBに対して介入したという主張が出ているが,調査を行いましたか(敬語ママ).

=まだ調査を進めていない.

----論文提出以後に追加で作られたものなのか(訳註:主語不明だが,おそらく2005年Science論文の写真撮影用に使われた「ES細胞」が,だろう).

=論文提出は3月15日だが,3月9日付で4個の細胞腫がコロニー状態で確認されたものの,幹細胞とは確認されていない状態だった.計6個が論文発表前後に作られており,ここには黄教授の主張する5個の細胞が含まれている.

----汚染事故は本当にあったのか.

=「事故が起きて全て無くなった」と,研究員らは皆一貫して語っている.

----汚染事故を認定するのか.

=それもあり得ると考えている.

----2004年論文やスナッピー(訳註:クローン犬のこと)についての調査も進行中なのか.

=そうだ.調査中だ.

----2004年も幹細胞も含まれているのか.(訳註:調査対象に,だろうが「2004年も」は「2004年の」の誤記または「2004年度」かも)

=含まれている.

----幹細胞が作られたことは確認されたのか.

=帳簿には確認された(訳註:?).残り2個のサンプルについては,どのようなサンプルを送ったのか(訳註:主語不明)が確実でなく,調査中だ.

----どのような種類を送ったのか詳しく語ってくれ,どのような試料を送ったのか

=DNA検証には,冷凍保管中の細胞腫9種,培養中の細胞腫9種(原文註:黄教授5種含む),患者の体細胞13種,テラトーマ組織3種,スナッピー関連血液3種を送った.



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by xrxkx | 2005-12-23 12:45 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買