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はてなブックマークってどうよ
 ようやく風邪もどうにか全快し(まだ気管が多少ぜぇぜぇ言いますが),その間 2日に1本くらいのペースでしか書けなかった当blogのほうも そろそろ平常営業に戻そうというところで 世間では連休に突入.特に何処かに出掛ける予定も無く,風邪でペースダウンしている間に仕事も結構溜まってしまったので,そういうのを片付けつつポツポツ更新の日々が続きそうです.暫くニュースもゆっくり読んでいられなかったので(風邪を引くと計算機の画面を長時間見ているのがツライ),少しおさらいをしないといけないし.

 で,リハビリがてら 以前から気になっていたお話などを.

 標題の「はてなブックマーク」ですが,2ヶ月ほど前からβ版使ってみています
 おそらく こうしたサービスの目玉なのであろう所の《ブックマークをweb上で一般公開したり他の人と共有したりすることによるご利益》については,個人的には今ひとつ実感できないままです.
 ただ,面白い頁を見つけた際に 時間が無いとか よそのPCからアクセスしているなどの理由で自パソのローカルHD上にスクラップを保存できないということは ままあるもので,そういう場合には案外重宝しています.
 簡単なコメントを付けておけるので,当blogの記事にするには至らない小ネタの類は こちらに回してしまっています.

 ところで,同サービスには ブックマーク先の頁の文章からキーワードを拾う機能があって,今まで自分や他の人がブックマークした頁の中から,例えば「自衛隊」なら「自衛隊」を含むページ一覧を見たりできるようになっています.
 が,これ,以前自分がブックマークした頁をキーワードで探そうとすると 実は結構骨が折れます.何しろ《どの頁の どんな単語が キーワードとして拾われたかなんて いちいち覚えていられない》ので.従って,今のところ 少なくとも私には
「こんなキーワードで一体どんな頁がブックマークされているのかな」
などの暇潰しには面白いかな,という程度の利用価値しか無く,「無いよりマシ」といったところ.

 それは まぁよい.
 ユーザがブックマークした頁は,どんなキーワードを含んでいるかに従って「地理」「スポーツ」「読書」などのカテゴリーに勝手に分類される(これはユーザが後で書き換え可能)のですが,今回書きたかったのは この分類が実にいい加減だというお話.

 韓国絡みのニュースをブックマークすると,非常に高い確率で「音楽」に分類されます.どうも はてな的には「ソウル」は地名ではなく音楽のジャンルらしい
 韓国といえば「朴正熙がドイツ訪問の際に祖国からの出稼ぎ労働者らを訪い慟哭した」という有名な逸話がありますが,その話の載っている頁をブックマークしたところ,今度は「食」に分類されてしまいました.どうやら こちらの場合は「フランクフルト」を食品だと見做して拾ったらしい.

 こういうのを見ると,自ずと次の連想に思い至るわけです:「ジンギスカンもアヤシイ」.
 で,Google先生に手頃な頁を探していただいて,試しに幾つかブックマークしてみたのですが──

※「ジンギスカン」と「チンギス・ハーン」の両方を含むページの場合
 この頁をブックマークしてみたら「サイエンス」に入った.「DNA」とか「染色体」とかをキーワードとして拾っているのに,「ジンギスカン」はスルーされている模様.
 この頁は「映画」に入った.まぁ,これの場合 内容に照らせば妥当と言えば妥当かも知れない.さすがに田中邦衛・財津一郎・倍賞美津子・加藤剛の4人掛かりでは,さしもの蒼き狼も勝てなかった.
 ちなみに,この頁に至っては「ゲーム」に分類されてしまった….きっと「信長」や「三国志」なども….

※「ジンギスカン」は出て来るが「チンギス・ハーン」は出て来ない頁の場合
こちらの頁は「一般」扱い.ここでも「ジンギスカン」をキーワードとして拾っていない.
で,その頁からリンクを辿って「日本語訳」に進み,それもブックマークしてみる.…おぉ,やっと「食」にありついたぞ(←?).でも これ,或いは「ジンギスカン」だけではなく「ジン」も拾われているせいかも.

 そういえば,以前「ニダーの知能テスト2」なる頁をブックマークしたときも,はじめはどうやら「キムチ」に反応したらしく「食」に分類されていたので,

「動植物」

分類し直しておいたよ :D
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by xrxkx | 2005-04-30 14:51 | 雑記
【資料】李栄薫・国史教科書誇張発言 おソース
 風邪のほうもあらかた治ったものの 咳がなかなか止まらない すいか泥棒は,今日も1日中のど飴ばかりなめていたので気持ち悪くなりました.

 さて,先日から韓国の保守三大紙などが日本語でも伝えていますので ご存知かと思いますが,昨年夏にインチキ売春婦らの前で土下座させられた あの李栄薫教授が 再び槍玉に上がっている件.ご存じない方は先ず↓こちらの報道からどうぞ.
※ 『李栄薫教授「国史教科書、日本収奪を膨らませ過ぎ」』 ─中央日報 04/26

 今回はその元ネタとなっている李栄薫氏の文章,即ち「ニューライト」に掲載された「北韓外交官と南韓の教科書が陥っている虚数の罠」なる文章をご紹介しておくことにしましょう.ちなみに,お読み戴けば分かるとは思いますが,「虚数」といっても 自乗すると負の数になるアレのことではなく,ここでは「虚構の数字」のことです.
(これ,親日発言というよりは 韓国側で起きた韓国の教科書問題と言ったほうが適切でしょうが,成り行き上 差し当たり「親日派狩り」に分類しておきます.)
 以下 全訳.
 旧日本軍慰安婦として連行された朝鮮女子らの数はどれくらいだったのか.また徴用や徴兵などにより連行された朝鮮男子らの数はどれくらいだったのか.4月21日付報道によれば,北韓(訳註:北朝鮮のこと)国連代表部の金ヨンホ書記官は,ジュネーブの国連人権委員会で「慰安婦の数は20万,強制連行された人口は840万」だと主張した.
 一方,これに関する南韓の高等学校教科書(訳註:「の記述」)を見ると,慰安婦の数を「数十万」,「強制連行された」人々を「650万」と教えている.この問題に関する南北韓の主張には大きな差が無いことになる.
 ところで,こうした数字はどれだけ正確なものなのか.教科書や独島(訳註:竹島のこと)問題をきっかけに日本人たちの歴史認識に対する韓国人の批判が今までに無く熱い.だが,全体の雰囲気がそうだからといって,不正確な数字を持ち出して論じるのはあまり説得力のある批判の仕方とは言えない.
 慰安婦の数字をめぐっては,研究者らの間で推測や主張がまちまちである.当時日本や中国や東南アジアなどに駐屯していた日本軍は計280万ほどだった.日本軍首脳は兵士150名に1名の慰安婦をあてがうよう指令を下したことがある.これに基づけば慰安婦の総数はおおよそ2万となる.
 半面で,この数は少なすぎ,実際には兵士50名に1名であって おおよそ6万名だったという主張がある.こちらのほうがより事実に近いかも知れない.だが,こうした主張はあくまで推定に過ぎず,推定は常に誤っている可能性を内包している.
 次に提起される問題は,2万であれ6万であれ,また20万であれ,その民族別構成である.主に韓国の研究者らは朝鮮女子が大多数だったと主張している.半面,一部の日本の研究者は日本女子が最も多かったと主張し,1940年に行なわれた 満州を含む中国全域に分布する日本人と朝鮮人の職業調査結果を根拠に挙げている.さらには中国の研究者らは中国女子が最も多かったと主張している.
 このようにさまざまな推定値が飛び交っているが,慰安婦が朝鮮女子だけで20万だという金ヨンホ書記官の主張や,それよりもっと多かったかも知れないことを暗示する韓国教科書の「数十万」という数字については賛成し難い.
 20万という数字が最初に取り沙汰されたのは,1969年 国内の某日刊紙でだということだ知られている.それによると,1943年~1945年の間に「挺身隊として動員された朝鮮と日本の女性は全部でおおよそ20万であり,そのうち朝鮮女性は5万~7万名と推算される」とある.ここで挺身隊は慰安婦ではなく,軍需工場などに動員された勤労女性を指す.
 ところで1984年,ソン・ゴンホはその著書『日帝支配下の韓国現代史』の中で「日帝が挺身隊の名目で連行した朝鮮人女性は,ある記録によれば20万で,そのうち5万~7万が慰安婦としてあてがわれた」と書いている.このように,20万や5~7万という同じ数字が引用されているものの,その意味が変わっていることに,読者はお気付きだろう.
 ところで,ソン・ゴンホ以前は20万という数字は慰安婦ではなく挺身隊を指すものだった.であるから,両者が全面的に混同され,20万という数字が朝鮮女子慰安婦の総数に変わってしまったのは,1984年から現在までの出来事だったということになる.
 徴用や徴兵により強制動員された男子が650万または850万だったという主張も,同様の過程を経て生じたものである.これに関する最初の推定は,1965年 在日史学者・朴慶植(パク・キョンシク)によるものだったと筆者は記憶している.それによると,1939~1945年の間に日本に徴用された者(訳註:ここでは「徴用されて日本に渡った者」の意)は100万,朝鮮国内で動員された者が450万,軍人・軍属が37万,合計約600万名が強制動員された.[「朝鮮人強制連行の記録」]
 これらの数字がどれだけ正確で,どのような性質のものかについては 検討の余地が多い.だが,こうして生まれた600万という数字は,過去40年間引用に引用を重ねるうちに南韓では650万,北韓では840万に膨らんだ.内容も全て日本に「強制連行された」者へと変わった.
 1940年の国勢調査によれば,当時20~40歳の朝鮮人男子の総数は321万であった.その年齢の男子たちを根こそぎ連行しても半分にも満たないような数字が,教科書で教えられ また国際会議で取り沙汰されるとしたら問題ではないか.
 ちなみに当時16~21歳の朝鮮女性は125万であった.筆者が朝鮮女子慰安婦が「数十万」または「20万」にも上るという説を信用しないもうひとつの理由は,読者も見当が付くであろう.
 筆者は昨年書いたある論文の中で,韓国の国史教科書が過去40年間「日帝が土地の40%を収奪した」と教えているのは事実でないことを指摘したことがある.(「時代精神」 28) その数字は 1967年に とある無責任な歴史学者が勝手に作り上げたものに過ぎない.
 にも拘らず,過去40年間 国史教科書は相次いでその架空の数字を引用して来た.それと全く同様に,過去20年間には「慰安婦20万」と「強制連行600万」という もうひとつの神話がひそかに作られてきたわけである.韓国と日本の間の過去史には清算すべき課題が多い.
 何より異域万里の彼方で彷徨う徴兵・徴用者の以外遺骸(訳註:2005/10/07 誤字訂正)を収拾し,国内に奉還することが危急の課題だ.成すべきことは多く 急がれはするが,むやみに虚構の数字を作り出し,それに対する日本の責任を追究してばかりいるのが真に正しい方式の過去史清算だろうか.歴史家の憂いは深まるばかりである.

李栄薫(ソウル大学校 経済学部 教授,韓国経済史)
 「慰安婦」と「強制連行」の両方について,その出所について かなりはっきりした推定を行なっているのが面白い.しかも最後のほうで
韓国と日本の間の過去史には清算すべき課題が多い.
と,要するに「歴史を歪曲しているのはどちらの方か?」という発問で文章を結びに入るあたり,読んでいて溜飲の下がるものがあります.これへの反論として どんなのが出て来るかが期待されるところではあります.…これが普通の国だったならば,ね.

 ところで「慰安婦20万人」というのは 同文章では「北側の数字」とされていますが,この数字を私はNaver韓国人から聞いたことが何度かあります.そういう連中に「その20万人という数字の根拠を示せ」と迫ったら「百科事典にもそう載っていたから」とか何とか言い出すのが常でしたが.
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by xrxkx | 2005-04-28 21:33 | 韓国の親日派狩り
町村教科書「妄言」に韓国外交部が声明
 金曜日の夜以来の風邪がまだ治らない 病弱なすいか泥棒は,昨夜は咳が止まらず殆ど寝られなかったので 目下寝不足で頭の中がスポンジ状な感じです.

 それはそうと,一昨日のおソースの件で情報をお寄せ下さった皆様,まことに有難う存じます.コメントへのお返事もままなりませんでしたが 何卒御寛恕の程….
 で,その町村教科書発言ですが,早速青瓦台が《釣れた》ようです.韓国の保守三大紙あたりがトップページに大きく載せていそうなものですが,先ほど見てみたら 何故かまだ無いようですので訳出しておきます.
政府,町村日本外相の教科書妄言を批判 ─ハンギョレ 04/25 19:41
 政府は25日,町村信孝日本外相の「韓国や中国に歴史教科書が1つしか無いなんて,こんな馬鹿な話も無い」という妄言に関連して,李揆亨(イ・ギュヒョン)外交部スポークスマンの名義で論評を発表し,強く批判した.
 李スポークスマンは論評中「日本の外交責任者が周辺国の意見に耳を傾けるどころか不適切な表現を用いて他国の歴史教科書制度について不満を吐露したのは,教科書問題の本質をきちんと理解していないことから来る遺憾な発言」だと指摘した.
 同氏は「日本の歴史教科書問題の本質は,国定か検定かという教科書制度の問題や,種類が多いか少ないかといった数の問題にあるのではない」と付け加えた.
 李スポークスマンはまた,「日本の歴史教科書が本質的に外交的問題とならざるを得ないのは,日本が過去に周辺国に対して行なった侵略の歴史がどのように反映され後世に伝えられるかという問題が,現在および未来に於いて東北アジア地域の平和と安定に直結しているからだ」と説明した.
 同氏は続けて「日本政府は,周辺国が日本の歴史教科書について憂慮の念を表明している理由を正しく認識し,自国の歴史教科諸問題がこれ以上周辺国との摩擦や緊張を触発する要因とならないよう努力を傾けるべきだ」と強調した.
 町村外相は24日,公営NHKや民放の番組に相次いで出演し,問題の妄言を行なった後「唐家璇・中国国務委員も会談の際に中国の教科書について意見を言ってもよいと言っていたので,然るべく調査を行い,日本側の考えを伝えたい」と表明している.(ソウル/聯合ニュース)
 この李揆亨なるスポークスマン,しきりに「教科書問題の本質」とやらを繰り返していますが,一面ではまさしく彼の言うとおりでしょう.制度の問題や種類の多寡の問題などは二の次で,「ウソを書いていないかどうか」が一番大事です.韓国政府が日本の歴史教科書の「歪曲」を云々できるほど 韓国では御立派な教科書が使われているか.日本側にとっての問題はそれだけです.それ以外の点は それこそ内政問題ですから国定だろうが検定制だろうが好きにしてくれて構わない.
 以前から日韓間で行なわれており,また今後日支間でも行なわれることになりそうな所謂「共同歴史研究」などというものが 実りある研究結果をもたらすだろうとは 私は毛頭思っていませんが,これを敢えてやる価値を何処かに求めるとするなら,それこそ町村外相の言うように日本側にも相応の言い分があることを外に向けて主張して行くことにこそあるでしょう.日本が常に周辺国から注文を付けられる側に立ちっぱなしでいる義理など無いのは当然のことです.
 ところが韓国人にはそれが我慢ならない.何故か.理由は明白でしょう.彼らの国には「知れば知るほどボロの出る歴史観」しか無いからです.だからこそ「親日擁護発言の法禁」などという言論弾圧を敢えてしてまでも「日帝の侵略・収奪・民族抹殺云々」といった従来の虚構を守り通そうと必死にならざるを得ない.
 ついでですが,こういう国で行なわれている「過去史糾明」なる事業が「親日の残滓の清算」に名を借りた政敵抹殺の道具以上の何物でもあり得ないであろうことは その必然的帰結として明らかでしょう.

 一つだけ この韓国人スポークスマンに気の毒なのは,上の記事本文にもあるように 宗主国のほうは日本からの注文を受けて立つ態度に出ているという点でしょう.韓国一人で駄々をこね通せると思うなら こねてみればよいのです.結局,他者からの批判に毅然と応え得るだけの まともな歴史教育を行なっていれば,こういう態度は取らずに済むのだということが 少しは身に沁みて分かるでしょう.

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おまけ.Googleで記事を探してみますと,件の町村「妄言」関連(23件)がそれほど大きく報道されているふうでもなさそうで,趙英男「親日」発言関連(32件)のほうが多かったりします.相変わらず かの国では外交部のエリート官僚なんぞよりは一介の芸人のほうがメディアへの影響力はありそうです.

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04/26夜 追記: 先ほど「rx178の最近気になる朝鮮半島」さんのところのこちらの記事を見ていて知ったのですが,毎日にこんな記事が.
町村外相:歴史教科書の内容をHPで紹介へ ─毎日 04/25 22:50
 町村信孝外相は25日の参院決算委員会で、日本の歴史教科書について「軍国主義を美化しているなどの意見があるが、日本の教科書の当該部分を翻訳し、積極的に情報提供しようと思う」と述べ、在韓国や在中国の日本大使館が持つホームページ(HP)などで歴史教科書の内容を紹介する考えを示した。外相は「日本の教科書のどこに問題があるのか、何も問題ない、ということについて、積極的な広報を心がけたい」と述べた。同時に欧米など海外メディアに対しても理解を広める必要性を指摘した。【高山祐】
 それ いい♡ いいわ老父ダカー.実に正攻法だわ.現物を世界中の方々に見ていただくのが最も確かだわ.こんなことを20年前にやっていなかったのが不思議なくらいだわ.…って まぁ,20年前にwebは無かったのだが.
 一昨日聴いた「日曜討論」の中でもネットを使っての広報活動のことに一瞬だけ言及していたように記憶していますが(←注:この箇所,町村外相ではなかったかも),かたや大統領自ら当選直後の国民向けメールをスパム業者に発注して580万通もぶちまけるような どこかの自称IT強国の国民の皆様は,こういうネットの使い方を見て何を思うやら.
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by xrxkx | 2005-04-26 16:20 | 時事ネタ一般
李肇星「どうぞ」発言のおソースがほしい
 先ほどからもうメロメロなのに まだ寝ていません.
 今朝9時のNHK「日曜討論」を聴いていたら,町村外相が出ていました.で,先だっての日支外相会談中 話が教科書検定の問題に及んだ折のことに触れ,
中国には国定教科書しかなくて,日本人から見れば随分ひどいことが書いてあるそうだが,
「ああいうのに日本側からも──内政干渉に当たると思うからやらずに来たけれども──文句を言い出しても いいんですか」
と訊いたら,李肇星外相は
「どうぞ」
と言っていた
なる趣旨の事を言っていました.これ,ちょっと気になりまして 記事が無いかどうか探してみているのですが,見つかりません.どなたかおソースをお持ちの方がいらっしゃいましたら,連絡いただけると感謝感激デス.

 さぁ,今度こそ寝ないと.
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by xrxkx | 2005-04-24 14:06 | 時事ネタ一般
バンドン会議/日支首脳会談: 小泉0点
 このところの不順な天候が祟ってか,風邪を引いてしまいました.昨日からひっきりなしに咳が出て,腹筋がつりそうです.おまけに薬を飲んだら強烈な眠気が.机に向かっているのがキツイ.

 何日か前に報道されていましたが,韓国人たちがいよいよ日韓基本条約を破棄するとか言って息巻いているそうな.昨年8月,国交「正常」化交渉当時の資料が一部公開された折にも,「遺族会」などが条約破棄を求める座り込みをやっていましたし,今年の頭にも 資料公開と並行して韓国の各紙が「再協商」の可否についてあれこれ書き立てていましたが,今回のは一般人やメディアではなく国会議員です.それも超党派の,です.
 「そんなことをすれば あべこべに彼らが日本に対して賠償しなくてはならない額のほうが大きくなる」とか何とかの話はもう今まで半万回くらい書いて来たので省きます.所詮彼らは賠償請求の問題について白紙に戻すということの重大さなどはよく分かっていないでしょう.何しろ彼らの頭の中の日本は「反人類的犯罪国家」もしくは「戦犯国家」であって 韓国はその「被害者」ということになっているらしい.
 ただ,彼らとて「日韓基本条約を白紙に戻したとして,その後の再協議を韓国に有利に進められるのか」という点について これまで少なからぬ不安は感じていたはずです.朝鮮人という民族は物事の道理は分からなくても力関係には敏感ですから.

 それが 此処に来て俄然強気の行動に出始めた背景には,やはり支那の《反日の傘》の力があるでしょう.
 支那での暴動に対する日本政府の対応が あまりに生ぬるかったこと(これについては韓国に対する対応も同じ.本来ならいつぞやのカッターナイフ議員などは暫く身柄拘束しておいてもよかった).
 また,日本の国連安保理常任理事国入りに なかなか目途が付かないこと.これについては 韓国人の眼から見れば「中共にくっついていれば間違いないニダ」としか見えていないふしがある.おおかた
「国交再締結に当たってイルボンが相応の誠意を示すなら ウリが常任理事国入りに賛成してやってもいいニダヨ <ヽ`∀´> キックキック」
とか何とかいうことになっているのだろうなぁ,彼らの薔薇色の頭脳の中では….

 私としては,折角ですからそのまま韓国との国交など無いままで放置しておく手が良いと思います.再協議を持ち掛けて来ても応じないのが良い.
「日本側としては現行の日韓基本条約に従った国交の回復以外は考えていない.無論,その際には,一方的に条約を破棄した韓国政府に相応のペナルティを背負ってもらうことになる」
で充分でしょう.当然FTAなんぞも無期限凍結でよい.
おまけ.「政府間の懸案事項がどうであれ,民間交流は従来どおり続ける」とか何とか言っている方々もいらっしゃるようですが,「民間交流」だのに国交が必ずしも必要ないのは 台湾の例を見れば分かります.

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 韓国のことなど放っておけばよいとして,です.先日来の小泉首相の対支外交ぶり,無様でしたねぇ.泣けて来ます.そんなに「友好関係が大事」ですか.
 支那国内の反日暴動がこれだけ収拾の付かないことになっており,諸外国のメディアも中共の暴動収拾の意志や執政能力を疑問視する報道を立て続けに流している状態というのは,日本にとってこの上ない追い風だった筈なのに,結局中共中央レベルの大物からは謝罪のシャの字も出ず,逆に 首脳会談を目前に控えた状態でこちらから頭を下げてみせるなど,交渉屋としては0点です,0点.

 昨22日の産経の記事(但し共同電)から バンドン会議での小泉首相演説要旨の箇所だけ抜粋すると
 50年前、バンドンに集まったアジア・アフリカ諸国の前で、わが国は平和国家として、国家発展に努める決意を表明したが、この志にいささかの揺るぎもない。わが国はかつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切なる反省と心からのおわびの気持ちを常に心に刻みつつ、第二次世界大戦後一貫して経済大国になっても軍事大国にはならず、いかなる問題も武力によらず平和的に解決するとの立場を堅持している。今後とも、世界の国々との信頼関係を大切にして、世界の平和と繁栄に貢献していく決意であることをあらためて表明する。
 首相に限らず日本の外交当局者もそうですが,本当にそんなに日本の過去に疚しさを感じているのでしょうかね.そこからして既に分からぬ.「とりわけアジア諸国の人々に」などと言っていますが,「植民地支配と侵略」の「被害」を云々しているのは支那人と朝鮮人くらいのものでしょうに.
 支那人が「侵略の被害者」を気取る資格が無いのは 日清戦争や清仏戦争を見れば明らかです.仮に日本が「侵略国」だというなら,支那は「被侵略国」ではなく単なる落伍した侵略国に過ぎない.ましてや朝鮮にいたっては,日本による朝鮮統治などは「侵略」どころか寧ろ復興支援ですよ.だから私はいつも言うのです,「彼ら朝鮮人は被害者どころか受益者である」.
 過去50年のわが国の発展は国際社会の支援があって初めて実現できたものだ。このことを忘れない。私は額に汗をし懸命に働こうとするアジア・アフリカの人々とともに歩んでいきたい。
 (国連の)ミレニアム開発目標に寄与するため、政府開発援助(ODA)の対国民総所得(GNI)比0・7%の目標達成に向け引き続き努力する観点から、わが国にふさわしい十分なODAの水準を確保していく。防災・災害復興対策については、アジア・アフリカ地域を中心として今後5年間で25億ドル以上の支援を行う。
 2008年にアフリカ開発会議(TIDADIV)を開催、今後3年間でアフリカ向けODAを倍増し、その中心を贈与とすることを表明する。アジアの若者がアフリカの人づくりを推進するアジア青年海外協力隊の創設を提案する。今後4年間でアフリカで1万人の人材育成への支援を行う。
 中東和平推進のためのパレスチナ支援や平和に向けてダイナミックな動きを示しているアフリカに積極的な支援を行う。
 アナン国連事務総長が提案しているように、9月までに安保理改革について決定を行うために協力する。
 アジアとアフリカの連携を強化する上で文明間の対話が何より大切となる。7月に世界文明フォーラムを開催する。
 読んでいて頭がくらくらして来るのは風邪のせいだけでしょうか.どうしてこう いつまでも外交と慈善事業との区別が付かないのか.本来ならODAなどというモノは日本に対して協力的でない国にはびた一文出してやる必要はないのです.バ○の一つ覚えのように「軍事大国にならない」を繰り返すなら,なおさら鉄の武器の代わりに黄金の武器を有効に使わなくては日本の国益は守れません.
 まぁ,もともとこういう人物の談話をそのまま踏襲しているような宰相ですから,もはやあれを保守人士とは思わないほうがよいのかも知れませんが.

 そういえば支那人は靖國参拝と教科書については今後も干渉する気満々のようです.靖國カードなどは昨年のサンチアゴで既に中共側としては最強の切り方をしてしまってある筈ですが,今回の小泉演説にせよ胡錦涛との会談にせよ,靖國カードが何度でも再利用可能であることを支那人に教えてしまった.
 靖國関連でもう一つ挙げると,例のガーディアンが昨04/23付で何だか朝日ちっくな記事を載せていました.こういう報道が今後増えて来るようだと,支那や朝鮮の「口先だけのおわびなんて認めませんよ」論がますます勢い付きかねません.
 それ以上に警戒が必要なのは,支那以外にも 東南アジアのあちこちの国で「華」人が反日輿論を醸成し出すことでしょう.おそらく世界一の親日国であろう台湾ですら,かのニセ原住民・高金素梅などがこういう真似をやっている.このまま手を拱いていれば,こういう対日タカリドミノは歯止めが利かなくなります.

 結局,日本がもう少しマトモな外交をやれるようになるには,一度どこかで「侵略の歴史」云々を全否定した上で まず対支・対鮮外交の立ち位置から仕切り直す以外に道は無いように思えます.

同日昼 追記:冒頭で韓国による日韓基本条約破棄論のことに触れたのは,「使いようでは ああいうのが その為の格好のきっかけになるだろう」と言いたかったのでした.
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by xrxkx | 2005-04-24 12:26 | 時事ネタ一般
SDI構想 (1)
 昨日は投稿をサボってしまいました.見に来て下さった方々,申し訳ゴザイマセヌ.
 昨日の場合は これといって仕事が押していたわけでもありません.それでは何をしていたかというと,前からやろうやろうと思いつつ面倒がってやらずにいた「♪すいか泥棒インターナショナル構想」というのを そろそろ見切り発車的にやってみようかと思いまして,ちょっとあれこれいじっているうちに眠くなって寝てしまったのダヨ :D
 以下 日誌ふうに.
04/21
 韓国語版を立ち上げようと試みる.新たに開設したわけではなく,2ヶ月くらい前にDaumにIDだけ取ったきり放置していたもの.
 韓国の新聞であれ通信社であれ,日本にいながらにしてネットで自由に読めるので,こと時事ネタに関する限り かの国で何が起きているかを知る上では さほど不便は感じない.ただ,近年 支那や朝鮮が歴史問題をネタに第三国向けに展開している大掛かりな反日キャンペーンの数々を見るにつけ,「これからは日本もちゃんと言うべきことは言っていかないとイカンなぁ」とは思っていた.
 もちろん,何せ すいか泥棒は中の人が1人しかいないので,さほど大掛かりな対外プロパガンダなど出来よう筈も無いが,例えば先日来の池萬元(チ・マンウォン)騒動の時のように こちらからも何かしらアクションを起こした場合などは,証拠隠滅を図る防ぐ意味でも(図ってどうするw) こちらでバックアップを公開しておいたほうが良い.
 ところが,どういうわけか Googleの韓国語版とかNaverなどの検索で「수박도둑 지만원」(すいか泥棒 池萬元)と何とかを探しても 当blogはなかなか出て来ない.第一,アクセス統計によれば当blogの読者の少なくとも95%くらいは日本語を第一言語とする人々のようなので,正直言って ここをハングルまみれにしたくない.
 「韓国語版」を別途作っておいたほうが良いのではないかと思い始めたのは そういう経緯による.

04/22
 「どちらかというと そんなのより英語版を先に作るほうが先決では」と思い直す.
 それはそうだろう.韓国語で何をどんなに書いてみても 所詮読むのは殆ど韓国人ばかりだ.日本統治時代ならいざ知らず,今日の我々には別に韓国人を開化してやる義理など無い.第一,話して分かる国民でもない.
 脱線.これは何も韓国人に限らず支那人もそうかも知れないが,彼らにとって論争とは畢竟「声の大きい方が勝つ」というだけのものに過ぎない.論拠がどんなに薄弱でも,途中の推論がどんなにいい加減でもケンチャナヨーである.従って理詰めの勝負では彼らは到底日本人に勝てない.
 そこまではよい.彼らの始末に負えない点は,能力に不釣合いに自尊心ばかり高いことだ.そのため,理屈で相手に負けても認識を改めるわけでなく,単に屈辱感を内に溜め込むばかり.で,やがてそれがoverflowした結果が例の「ファビョーン」である.
 すいか泥棒はdoronpaほど慈悲深くない.後進国民──これは決して経済力の劣勢だけを謂うのではない──との対話など とうの昔に諦めている.
 すいか泥棒が韓国人たちに向けて韓国語で何か話す価値があるとすれば,それは何も彼らに真実を知らせたり理性ある行動を促したりする上でではなく,彼らをこちらに望ましい方向に誘導する上でだ.要するに 意図的に彼らを煽って暴れさせ(簡単なことだ.彼らの安っぽい自尊心さえ刺戟してやればよい),いつぞやの「Kの国騒動」ばりに愚民ぶりを披露させてみたり,或いは目障りな言論人を「親日派」に仕立て上げてみたり,とか.

 そんなことは二の次でよい.

 いま日本政府は顔の見える外交が出来ていない.日本には日本の言い分があるのだということが第三国に充分に伝わっていない.特に,先日の日中外相会談の折などのように,断乎として中共に謝罪と賠償を要求すべき時に「歴史ヲ鑑トシ」のおまじないを唱えられただけでおとなしくなってしまい,挙句は中途半端に「過去の侵略について反省」してみせてしまう,というのが一番いけない.「政府の見解は村山談話当時のままです」とかいうのも含めて,である.今回の暴動絡みでの日本の対支外交姿勢は,何だか《相手を土俵際まで追い詰めていながら急に引いたりはたいたりしてみたがる往年の朝潮》のようだった.喩えが古いが.
 日本政府が今後もこういう態度で支那や朝鮮との二国間交渉に臨み,第三国に対しても自己の立場に関する充分なアピールを行なわずにいるなら,冗談抜きに早晩朝鮮人や支那人のやり方が罷り通り,声の大きい方が勝ってしまいかねない.日本人が自らの言い分に理があるという自信を持っていることは,支那人や朝鮮人よりも声が小さくてよいという言い訳にはならない.
 ともあれ,外交の現場で日本の声が世界に届いていないことを,いつまでも政府のせいにばかりしているのは建設的な態度ではないだろう.「声の小ささ」の責任は我々国民にもある.個人レベルでも言うべきことは言うべきなのである.民意で世の中を動かすというのは そういうことだ.blogのような「一人メディア」はまさにそういう時の為にあるのではなかったのか.

 で,以前Exciteを捨ててseesaaに乗り換えようと試みた折に取ったIDをもう一度使おうかと思い直す.あのときseesaaへの乗換えを断念したのは ひとえに文字コードの問題だった(※)が,英文しか書かないなら文字コードの心配など特に必要ない.
(※)seesaaでは文字コードがSJISで決め打ちになっている.SJISやEUC-JPを使っている場合,ポスト中で日本語に無い文字を使おうとすると UNICODEの数字実体表現に勝手に変換される場合が多い.例えば「你」と書くと「&#20320;」といった形に変換される.ともあれ複数言語を混在させること自体は不可能ではない.後から誤字脱字の訂正を行う時などに途方も無く面倒だというだけである.
 ところが困ったことに,seesaaでは この数字実体表現が ケッタイなimgタグへと更に変換されてしまうようだ.上の「&#20320;」の場合,「<img src="" alt="20320">」といった具合に.
 おかげで複数言語の混在が不可能.seesaaの使用を断念したのは そのためだ.
 ところで,英文サイトにするならするで,あちこち手を入れなくてはならなくなる.例えばタイムスタンプも和式では具合が悪いだろうし,「新着記事」と書いてあるところを「Recent Posts」に書き改める必要があるだろう.コメント投稿欄の「お名前」や「メールアドレス」なども各々英文に直しておかないと,日本語の読めない読者はコメント一つままならない.
 seesaaの場合,その辺をいじるには 管理画面の [デザイン] - [HTML] の項でテンプレートそのものを手書きで書き改めるしかなさそうだ.で,一通り英文に直して Rebuildを掛けてやる.
 ところが,どうしたわけか 変更結果が反映されていない.念の為 ブラウザのキャッシュを一度フラッシュしてやったが,やはりダメ.何でじゃろ.

(つづく …途中で力尽きなければ ね T-T)

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by xrxkx | 2005-04-22 12:46 | 雑記
【資料】趙甲済「日本極右擁護」発言・全文
 以下は,昨04/19の記事の元ネタである,趙甲済(チョ・ガプチェ)もと「月刊朝鮮」代表の文章を全訳したものです(長いのでmore欄に回した).

 お読みになって「なるほど」とお思いの方は まずいらっしゃらないでしょう.まず,この程度の発言で「極右」呼ばわりとは,ただただ失笑しか出て来ません.「植民地支配について謙虚に反省」などという余計なサービスまでしてみせる「極右」なんて聞いたこともありません.そんなことを言い出したら,
朝鮮人は日本統治の被害者どころか受益者である
とか何とか言っているどこかの♪○い○泥○は極右中の極右ですか,そうですか.どうでも良いけれど.
 安倍氏とか中川氏といった対外「強硬」派──私にすれば別に強硬でも何でもなく 当たり前の通すべき道理を通しているに過ぎないように見えますが──の面々を「極右」と呼んで 日本政府そのものや日本国内の「良心的」勢力とはっきり区別し,攻撃の的を絞り,日本国内の「極右」と大衆との乖離を図るのは,韓国に限らず北朝鮮もやっている戦術的な工夫であって,その線に沿う限り韓国人にとって真っ先に叩くべき相手である安倍氏に一定以上の高い評価や賛同を与えることが PRESSianだのオーマイだのといった類の「市民寄り」ネットメディアから見れば「極右擁護」に見えてしまうというのは,いわば自然の成り行きかも知れません.
 私にとって そんなことより寧ろ薄気味悪く感じるのは,かのノサモ以来の韓国の「市民寄り」ネット言論が作り出している 謂わば《自生的大政翼賛》現象のほうです.これについては書き出すと長くなるので 今回は深入りは避けますが.

 それから,趙甲済氏本人の持論や話の進め方について.

 まず,「本家-分家」のくだりや インタビュー中での出雲大社のくだりなどを見るに,相変わらず日本に対して気持ちの面だけでも何とかして優位に立ちたいという幼児的な虚栄心──ことほどさように朝鮮人という民族は上下関係や優劣を論じるのが好きである──が随所に垣間見えます.第一線のジャーナリストにして なおこの程度ですから,一般大衆に至っては推して知るべし.
 ついでですが,同文章にも現れる 「一流」が大好きな民族性も,その延長線上でとらえることができます.ある意味で健気といってよいまでの「強国」願望についても同様でしょう.それが もはや病気としか言いようの無いところまで行き着いてしまった結果として,かの映画「ムクゲの花が咲きました」に代表される「核のロマン主義」があるわけですね.
 私としては こういう取るに足りない問題で朝鮮人と同レベルで言い争おうとは思いません.こういうのには同意も否定もせず 軽くあしらっておけば充分でしょう.インタビュー中で安倍氏がやっているように,です.

 それから「同盟国選び」の箇所などを見ると,率直に言って「それは結局は新たな事大主義に過ぎないのでは?」と思えてなりません.旗色の良さそうな方に付く.味方が落ち目と見たら寝返ることを恥としない.彼らのこういう民族性そのものが改まらない限り,周辺国がどう頑張ってみても 所詮は「金の切れ目が縁の切れ目」的な付き合い方しか出来ないのではないか.
 今年03/25付の朝鮮日報の社説なども
「韓国は果たして信頼できる同盟国が一つでもあるのか」
などという言葉で結ばれていました.あれを読んだ時にも思ったのですが,そんなことより
「韓国を信頼してくれる同盟国が一つでもあるのか」
を先に心配したほうが良い.無論,およそ外交というものが一種のゲームに過ぎず,各々が自己の利得を最大にする戦略を選ぶのは世の常ではありますが,朝鮮人の場合,自己の力に不相応な 単なる立ち回りの小賢しさとか,「他人の不幸は蜜の味」的なひねこびた精神が 顔に出てしまうのがイヤラシイ.例えばこういう言い草とか.

 ただ,
独島問題以来 韓国のメディアや盧政権によって日本国内の「良心的勢力」と呼ばれている人々の中には,親金正日人士や 大韓民国の正統性に反対して来た正真正銘の反韓人士らが多い.このことが韓日関係の二重性だ.
の箇所は注目に値するでしょう.
 無論,ここで指摘されている事柄は何も「独島問題以来」の現象ではなく(遅くとも例の吉田清司のインチキ慰安婦本が出た1983年には既にそういう構造があったのだし),こんなのは日本ではつとに周知の事実ですが,これを韓国国内向けに韓国人自身が言ってのけるというのは 今まで滅多に無い事だったでしょう.
 先日 池萬元氏のサイトに「公開質問状」を投稿した折にも,韓国人の一般読者との間でちょっとした小競り合い──論争とも呼べぬほどの──がありました.その時も同じことを感じました.
 要するに,彼ら保守寄りの韓国人の多くは,国内的には親北左派を批判していながら 対日外交の面では日本国内の「良心的」勢力に擦り寄っているわけですが,その「良心的」日本人たちの少なからぬ部分が 実は彼ら保守系韓国人の最も忌み嫌うところの親北左派であるということに,彼ら保守系韓国人たちはどうも全く気づいていないらしい.おそらく池萬元氏もそのことをよく分かっていないでしょう.その意味に於ける限り 趙甲済氏の今回の発言のほうが一歩だけ進んでいるように思えます.

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by xrxkx | 2005-04-20 15:42 | 韓国の親日派狩り
趙甲済「日本極右擁護」発言で袋叩き
 池萬元(チ・マンウォン)騒動が今も収まる気配がありませんが 取り敢えず一休みして,親日派狩りの また新たな動向について.
 今回取り上げるのは,先月の韓昇助(ハン・スンジョ)「正論」寄稿騒動以来 韓氏・池氏と並ぶ「親日」三羽烏の一人として韓国社会で袋叩きに遭っている もと「月刊朝鮮」代表・趙甲済(チョ・ガプチェ)氏です.自分のwebサイトに掲載した文章がメディアに叩かれるという形は池氏のケースと全く同様.東亜日報も手短にではありますが伝えていましたので,あるいは日本語版の記事が既に上がっているかも知れませんが….
趙甲済,「日 極右勢力 積極擁護」波紋
「安倍は極右ではなく保守本流」「日本に反感を持つ韓国人は減っている」 ─PRESSian 2005/04/18
 「親日よりも悪いのは親北」なる親日的発言が決定打となって先月末「月刊朝鮮」代表職を追われた趙甲済氏が,日本の与党・自民党の代表的極右勢力である安倍晋三幹事長代理,石原慎太郎東京都知事らを「極右派」ではなく「保守本流」だと規定して積極擁護に出,またも波紋が予想される.
 同氏はまた,最近の独島(訳註:竹島のこと)-過去史問題に関連しても「独島問題は危急の問題ではなく,北核問題のほうが危急」「日本に対する反感を持っている韓国人が減っている」という日本極右の主張を繰り返し,同氏の親日の根が如何に深いかを改めて見せ付けた.

趙甲済,「安倍らは極右ではなく保守本流」
 趙甲済氏は18日,自らのホームページに掲載した「『保守本流の旗手』安倍晋三インタビュー」という題目の文章を通じ,題目からして安倍を「保守本流」と規定した後,具体的に本文で「彼は中曽根前総理,石原慎太郎東京都知事と並んで保守本流の三大人物に数えられる」とし,安倍を「極右」ではなく「保守本流」と規定した.政治学的に「極右」とはファシズム的極端主義を批判する用語である半面,「保守本流」とは「正統保守」勢力を意味する肯定的表現だ.
 趙氏は最近「日本の教科書問題を韓国と中国が問題視しているのは内政干渉でありマナーに欠ける」とする妄言を憚らなかった自民党内の代表的極右勢力である安倍のほか,扶桑社歪曲教科書を作った「つくる会」の公式後援者である石原慎太郎東京都知事,さらに「日本列島不沈空母論」を叫び日本の軍国主義化を主導している中曽根前総理までも「保守本流の三大人物」と規定することで,日本極右勢力らを積極擁護に出た形だ.
 趙氏は続いて「安倍議員に代表される日本の自民党本流は,朴正熙政権当時は親韓派に分類されていたが,最近の独島問題以降は韓国メディアにより極右または反韓派として攻撃されている」と主張,「(原文註:インタビューしてみた結果)安倍晋三議員の場合,日本の韓国支配を公に反省し,朴大統領による「漢江の奇蹟」(訳註:韓国の高度経済成長のこと)を高く評価しており,韓国人拉致被害者問題を含む北韓(訳註:北朝鮮のこと)人権問題を積極的に提起している.そうした彼を反韓や極右に分類するのは事実に合わない面がある」と積極的に安倍を擁護した.「朴正熙肯定論者は極右ではない」という珍しい公式を作り出した形だ.
 趙氏はまた「独島問題以来 韓国メディアや盧武鉉政権により『良心的勢力』と呼ばれている日本国内の人々の中には,親金正日人士らや,大韓民国の正統性に反対して来た本物の反韓人士らが多い」と主張,日本国内の平和勢力を色分け論(訳註:日本語になりにくい語だが「あいつはアカだ」などといったレッテル貼りの類のこと)で罵倒もした.
 趙氏はまた「安倍幹事長代理は日本政界の最も大きなテーマとしてクローズアップされている『憲法改正による正常国家への復帰』を成し遂げるべき人物と目されている人でもある」として「日本の憲法で禁じられている交戦権を明示し,自衛隊の地位を軍隊だと明確にすることが憲法改正論の核心」だと述べ,日本の極右が進めている平和憲法改正にも肯定的意味を付与している.
 趙氏が さる3月24日,自民党々舎で行なったという安倍インタビューは,
「韓国記者らが『安倍晋三が日本の右傾化の先頭に立っている』というから,『ただ右傾化では困るから具体的な政策を訊いてみた上で何が誤っているのか指摘してくれ』と(訳註:韓国記者らに)言ったことがある.(原文註:私を)イメージ操作によって右傾化(ママ)呼ばわりしている点が多い.何が右傾化なのか実体が無い.左翼に言わせるともう何から何まで右傾化だ」
という安倍の主張で締め括ることで,こうした肯定のメッセージを改めて明確にしている.

趙甲済「日本に対する反感を持つ韓国人は減っている」とも主張
 趙氏は安倍擁護にとどまらず,安倍にインタビューする為に日本に行ったおり,所謂「知韓人士」らに会ってみた感想だとして,自らの親日的思考をも憚り無く表明している.
 趙氏はとくに独島問題に関連して「日本の右派が独島問題を国際紛争にし,この問題を何が何でも解決するという意思を持って(訳註:「韓国に」か?)押し付けているといった確証は無い」と主張,「日本の一部の韓半島専門家は,南韓政権が親北化したり金正日の影響圏内に入った場合,独島を『軍事的脅威の前哨基地』と想定して対応すべきだとする見解を窺わせた」と述べ,日本の独島紛争化が「韓国の親北化」に備える日本の防衛的対応策であるかのように主張した.(訳註:「韓半島」「南韓」はそれぞれ朝鮮半島とその38度線以南のこと)
 同氏はまた,過去史問題に関連して「最近蓄積されている韓日両国民の間の膨大な人的・文化的交流が,政治的・外交的摩擦の緩衝材としての役割を果たせるかも知れない」として,「韓国に対して罪の意識を持つ日本人も減って来ており,日本に対して本能的反感を持つ韓国人も減っている」と主張,「月日が流れれば韓日両国に過去史を知らない戦後世代が増え,過去史問題は消滅するだろう」とする日本極右のいつもの論理をそのまま繰り返してもいる.
 趙氏はまた,最近の韓米日関係に関連して「北核問題ならびに人権問題をきっかけに,金正日政権を東北アジアの平和の敵と規定し,彼を政治的に無力化すべきだとする共通認識が,韓米日国民の間に拡がっているのと同時に,米日政権を共通の敵としようとする動きも韓中露で起きている」とし,「こうした同時進行の衝突コースが韓国を韓米日の海洋自由同盟から切り離すなら,これは良友を捨て悪友と交わる結果をもたらすだろう」と主張,アメリカ-日本を「良友」,中国-ロシアを「悪友」と規定してもいる.
 同氏は続いて「韓国の国益を基準とすると,独島問題は危急の課題ではなく北核問題解決のほうが急がれる」とし,「韓米日同盟を強化し,北核問題を解決すべき時に,さして急ぎもしない独島問題に執着し,北核問題解決の基盤に亀裂を生じ,ひいては韓国の安全と繁栄を保証する韓米日同盟体制を変質させようとしている人々がいるとすれば,これは『馬鹿げた自害行為』だ.危機が迫った時に同盟国を選び間違えれば国家的災厄を招く」とすら主張した.
 同氏は盧武鉉大統領の「バランサー」論についても「盧大統領は,今日の韓半島の状況が19世紀末の韓半島に似ているため,韓米日の南方三国同盟体制を脱してバランサー役をすべきだと考えているようだ.これは誤った歴史解釈に基づく誤った方法論だ」として,「19世紀の朝鮮は韓半島に対する領土的野心を持つ日本・清・ロシアを牽制してくれる同盟国を持たなかったが,21世紀の韓国は韓半島に対する領土的野心の無いアメリカと手を結んでいる.韓米同盟解体は,領土的野心の無い友人を捨て,韓国を併呑しようとする北韓やその後見勢力である中国について行こうとする自殺行為となる」と主張した.

朴テギョン記者
 上の一連の発言のどこがそれほど不穏当なのか分かりかねますが,この程度の発言にも殆ど脊髄反射的に反応してしまう韓国メディアの体質が,昨今のネット言論の発達以来ますます著しくなっているのは間違いないでしょう.上の記事が載っていたPRESSianの他にも 有名なオーマイとかマイデイリーとかといった《煽ってナンボ》のネットメディアというのが韓国には非常に多い.
蛇足.よく知らないのですが,このPRESSianなども あるいはオーマイと同じような「市民記者」が書いているのかも知れません.原文を読むと文章が非常に粗い.記者が上げた記事をデスクが校閲して,といった編輯過程を経ていない感じがします.
 ちなみに,記事中にある「趙甲済氏が3月末に『月刊朝鮮』代表を『追われた』」というのは これのこと.記事中にもあるように当時は趙氏が「親北は親日よりなお悪い」という趣旨の発言が発端でバッシングを受けていた時期ですが,彼が月刊朝鮮の代表を退いたことが本当にそのことと関係あるのかどうかまでは正直言って分かりかねます.

 記事中にある「安倍氏へのインタビュー」というのを既に入手してありますので,これから実物の内容を見て行くことにします.
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by xrxkx | 2005-04-19 20:44 | 韓国の親日派狩り
池萬元氏への質問状
 以下は,池萬元(チ・マンウォン)氏のwebサイト「System Club」の「ネティズン寄稿」という掲示板に 私が今朝投稿した質問状の和訳です.

慰安婦問題関連:池萬元所長への公開質問状
敬愛する池萬元所長,

 さる04/13から04/15まで4回にわたって掲載された「慰安婦問題を解剖する」シリーズを大変興味深く拝読いたしました.韓国でこれまで正確な理解がなされていなかった「慰安婦」と「挺身隊」の違い,また当時の朝鮮人女性らが慰安婦となる過程に於ける「強制性」の有無についての問題提起などの面で,韓国国内で発表される意見としては非常に注目すべき内容だと思います.
 今日はその文章中で感じた若干の疑問点について質問させていただきたいと思います.

1. 日 法廷 2004/11/29 判決について
 池萬元所長が掲載なさった文章には「沈美子(シム・ミジャ)おばあさんは2004年11月29日,日本の大法院で本物の「日本軍慰安婦」だという判決を受けた方である」という趣旨の記述が何度も現れますが,所長は2004/11/29に日本の最高裁判所が下した判決文を確認してご覧になったのかについてお答え戴きたく存じます.
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/saikousai.ju.html
この頁にその判決当時の様子や判決文全文(韓国語でも読める),および関連報道記事が掲載されていますが,沈美子氏も傍聴席にいたという この最高裁判決は,大法廷ではなく第2小法廷で下されたものである上に,沈氏らが「本物の日本軍慰安婦」と認められるどころか原告(慰安婦など)側の上告が棄却され,原告側の敗訴が確定したものとのことです.


2. 沈美子氏が日本政府から受け取ったという手紙について
 Vol.4に於いて池萬元所長は沈美子氏が日本政府から受け取ったという手紙について言及なさっていますが,所長はこの手紙を直接ご覧になったのかについてお答え戴きたいと存じます.
 もしそうなら,これと併せ その手紙に如何なる人物が日本政府を代表して署名していたのかについても明らかにして戴きたく存じます.


3. 沈美子氏の日本行きの経緯について
 Vol.2で紹介されている沈美子氏のインタビュー中,彼女が日本に渡るに到る過程で「日本軍または政府による強制連行の事実」があったことを証明し得る論拠が全く提示されていないように思えます.
 この「強制連行の事実」の有無は慰安婦問題において最も重要な論点であるにも拘らず,これについて全く言及が無いという点について,池萬元所長はどのようにお考えであるか明らかにして戴きたいと存じます.


4. 沈美子氏が当時居住していた地域について
 Vol.2で紹介されている沈美子氏の証言の中で「独立軍」が日本に訪ねて来た時の経験について言及していることから見て,彼女は「日本軍慰安婦」として「日本に住んでいた」と主張しているように思えます.
 しかし,元来「慰安婦」とは日本軍が国外の駐屯地に設けた「慰安所」と呼ばれる施設で働いていた女たちを指す言葉で,日本の内地で憲兵隊長の愛人として生活していたのならば彼女は本来「慰安婦」の定義そのものに該当しなかったはずですが,この点についての池萬元所長の見解を伺いたいと存じます.


5. 沈美子氏の過去の証言の経歴について
 沈美子氏は一連の慰安婦裁判により日本でもかなり有名な人物です.彼女の名は
  1. 「アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求事件」訴状(1991年12月6日 提訴)
  2. 「日本の戦後責任をハッキリさせる会」が1992年6月に刊行した「ハッキリ通信」第3号に見られる聞き取り(調査日付: 1992年2月16--17, 3月9--10日)
  3. 伊藤孝司 編著「<証言>従軍慰安婦 - 女子勤労挺身隊」(風媒社,1992)に見られる証言
の中にも見出すことができます.ところが
  • 挺対協と挺身隊研究会が1993年2月に合同で刊行した「強制で連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち 証言集 1」
に於いては 沈氏の証言は採用されなかったといいます.これに関連して,その「証言集」は次のように説明しているといいます.
「調査結果において自分の経験を語りたがらない人,証言がそのたびごとにひどくくいちがったり,話の前後があわず,調査が難しい人たちを除いていきながら,最終的に調査を完成させたのがこの本に記載された19人の証言である」(p. 22)
「調査者たちを困らせたのは,証言者が意図的に事実を歪曲していると思われるケースだった」(p. 7)
池萬元所長がVol.4に於いてご指摘の「挺対協と沈おばあさんは敵対関係にある」という事実に鑑み,この点をどう分析すべきか,所長の見解を明らかにして戴ければと存じます.

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 私の質問は以上の5つです.何かとお忙しいこととは存じますが,ぜひとも納得の行くお答えを戴きたく存じます.
 最後に,本質問状は私のblogに於いても既に公開されているものであることをお知らせ申し上げます.
 有難うございます

2005/04/18 すいか泥棒 拝


原文はこちら
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by xrxkx | 2005-04-18 09:52 | ◆ 池萬元 慰安婦発言
池萬元 慰安婦発言・補遺
 一連の池萬元(チ・マンウォン)慰安婦シリーズの完結編です.このシリーズだけで「親日派狩り」から独立させることにしました.
(但し 彼のwebサイトには これらの他に 今回の記事掲載を受けて騒ぎ出した韓国メディアへの反論やら,どちらかというと池氏に賛同する内容の新聞記事の控えやらといった《番外編》が幾つか載っています)
 さて,これで本編を一通り訳し終えましたので,諸々の所感は後回しにして 今から池氏への公開質問状の作成に取り掛かります.
 おそらくまだ続きがあるでしょう.ともあれ ここまで全編通してお読み戴いた皆様,お疲れ様です.

慰安婦問題を解剖する (補強) ─System Club, 2005/04/15
沈美子,大韓民国最高勲章を受けるべきだ!
 33人のムクゲおばあさん会の沈美子会長は,国家も勝ち得なかった戦いに於いて日本に勝った人間勝利者である.日本は「太平洋戦争当時 韓国の処女を強制拉致したことは無い」と主張して来た.これに対し,韓国政府や国民はそうした事実があると主張して来た.しかし,韓国政府や国民の誰も日本の主張を事実に立脚して打ち破ることが出来ないまま口論ばかりを行なっていた.
 しかし!ただ一人,沈美子会長だけが日本の主張を覆した.日本の法院が彼女を「日本によって強制拉致された処女」とする判決を下し,日本政府がおばあさんに動揺の趣旨の手紙まで送ったのである.これにより,日本は従来否定して来た「強制拉致」の事実を認めざるを得なくなった.このことは大韓民国の勝利であり,歴史に残るべき大記録なのである.
 彼女は大韓民国の全ての国民から拍手を受けるべきである.大統領は彼女に大韓民国最高の勲章を与えるべきである.しかし今日(2005年4月15日)再び行なわれたインタビューで彼女は挺対協から「気違い女」(訳註:原文では「미친년」)なる侮辱を受けたという.挺対協と沈おばあさんは敵対関係にあるのである.大韓民国の前に日本を屈服させた このおばあさんに勲章を薦めるどころか,挺対協は何故このおばあさんを気違い女と呼んで白眼視するのか? その勝利が挺対協には何故不服なのか?

彼女の功労は何故偉大なのか?
 韓国政府に登録されている128名の「慰安婦」たちは,どのような過程を経て慰安婦として登録されたのか? 自らが慰安婦だったことを証明する資料は誰にも無いという.単にインタビューを通じ情況的判断によって登録されたという.こうした証明方法が日本でも通じるだろうか? 絶対に否である.ならば沈美子会長はどのような方法で日本の法廷でこれを証明したのか? 日本人弁護士らが沈美子会長の記憶を記録し,その記録によって現地を訪問もし,軍隊の資料を探し出して裏付けを行なったのだ.
 例えば,沈美子会長が最初に日本に拉致されて行った時,その部隊名が大阪にある「キク部隊」「ダイス部隊」「ネイス部隊」だったという.当時その地域に葦が生い茂っていたことや,川や海がどのような様子だったかを口述すると,日本の弁護士らが当時そこに住んでいた老人たちを訪ねて当時の地形に合っているかを確認し,軍隊資料を探してそういう部隊が当時その地域のどこにあったかを確認してあげた.彼女が6年間通った場所を全て探して事実かどうかを確認し,当時の日本軍の資料を探して確認する作業を行なったのである.沈会長の勝利はこうした方法によって成し遂げられたのだ.
 沈会長の勝利を可能にした人々は韓国人か,日本人か? 日本人たちだった.日本の弁護士たちが実に14年にわたって(訳註:14年にわたる上述のような作業の結果,の意だろう)沈会長に勝利をもたらしたのである.沈会長が日本に行けば,弁護士たちが車で空港に出迎え,それ以後の全ての費用を日本人たちが負担した.日本人たちがこうした努力を提供している間,韓国では何をしていたのか? 誰も彼女を助けなかった.慰安婦を受け止める趣旨で生まれた「挺対協」は何をしていたのか? 彼女を狂女と読んで彼女との感情の争いをしていたのだ.

沈会長をこうして心から助けた日本人弁護士たちは何故日本を沈会長という一介の韓国人のおばあさんの前に膝を屈せしめたのか?
 日本と聞けば何でも憎む韓国人たちには到底理解できないだろう.
 筆者を「乙巳五賊」(訳註:1905年 第2次日韓協約調印を進めた韓国側代表ら)とまで罵るメディアがある.日本のメディアが韓国メディアと同様だったなら,沈会長を助けた6名の弁護士らはそれこそ「日本を裏切った売国奴」だとしてあらゆる類の石を投げただろう(訳註:日本メディアがその弁護士らを中傷・攻撃したに違いない,の意).しかし,その弁護士らは日本人たちから真実の人として喝采を浴びたという.
 1961年の一年間に慰安婦として登録されたおばあさんは61名,そこで沈会長は会長に選出された.彼女は全国に散在する60名を一人一人訪ねて回り,話を聞いて記録を取ったという.61名中の80%は貧しさ故に自ら体を売った「従軍慰安婦」で,20%ほどが抑鬱の閨秀「日本軍慰安婦」だったという.80:20という統計(訳註:「慰安婦問題を解剖する(上)」に登場した「統計」を指すもののようだ)は非常に正確なものと言える.

以下の写真は沈美子おばあさんと一緒に撮ったもの
(訳註:写真は割愛)

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by xrxkx | 2005-04-17 13:47 | ◆ 池萬元 慰安婦発言