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「マイク・ヒュンダイ」って2chか何処かで流行ってるの?

さて米下院慰安婦決議案の件。いま起きたばかりでこれからごはんなので簡単に。



前回私は米下院議員らに意見を出すよりも先ずは日本政府に河野談話を公式撤回させる方策を考えた方が「健全だと思う」と書いたのでしたが、ではどうするのがよいかとなると、正直なところ私自身よい思案があるわけでもありませんでした。



他人様のやり方を批判する以上は相応の代案を出さねばフェアでありませんし、第一、再三に亙って述べて来たように事は我が日本の名誉に関わる問題です。かかる事態を目の当たりにして傍観者的・お茶の間時事評論家的態度を決め込むような真似だけはしたくない。何を為すべきか。此処数日来そのことをぼんやり考えていたのですが、96年に国連人権委に出された「クマラスワミ報告」の主であるクマラスワミ女史を何とかして公開討論なり何なりに引っ張り出す算段が無いか、と思い始めているところ。



ところで、先日の竹島の日に前後して日本のネット上でも俄かに知名度の上がった Occidentalism というblogで最近慰安婦問題に関するエントリが続々上がっています。米メディアが安倍発言を誇張して報じた件についてもちゃんと日本語報道の原文に当たって内容を確認しています。さらに元慰安婦の証言がそのたびごとに食い違っている件についてもかの李容洙の例を挙げて紹介していました。こんなのが非日本人のblogで流れるのは初めてかも。



上の安倍発言曲解報道の件は「またオオニシか」な部分の他にたしかAPでも流れていたから、或いはMari Yamaguchiも一枚噛んでいるかも。この人は昨年の北朝鮮のミサイル発射の折にも「日本が先制攻撃を検討」式のトバシ報道をバラ撒いた前歴があるし。


御存知のように日本発の英文報道というのは国内メディアか外信かを問わず総じてかなりバイアスが掛かっています(面白いことに慰安婦関連報道に関する英文記事では朝日より毎日のほうがひどかったりする。あとJapan Timesとかもかなりアレだ)から、外国人のblogというのは往々にして朝鮮人の主張を鵜呑みにしていたりするわけで、上の Occidentalism のように日本語の原文まで──読者の助けを借りてであるにせよ──ちゃんとチェックした上で記事にしているケースはまだまだ稀です。こういうのが日本人でも韓国人でもない第三者の立場で英文でWebに流され始めていることの意義は非常に大きいといえます。私も長いことサボっていた英語版のほうにもそろそろ火を入れないとな。コツコツ続けてナンボだ、こういうのは。



例の安倍発言曲解報道にさっそくマイク・ホンダが食いついた件なども紹介されていましたが、コメント欄を見ていましたらどちらかというとホンダのお朝鮮人脈に関する話で盛り上がっている方も若干名。以前も書いたようにその辺はホンダの主張の是非とは直接関係ないことですから私は殆ど興味ないのですが、中には面白いコメントもありました。これ、既に流行ってるのかしら。



GarlicBreath said:

Mike Honda is a toady for the koreans in his disrict. He needs to change his name to Mike Hyundai. Let me be the first to predict that he will be a van fleet award winner.

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by xrxkx | 2007-03-06 07:27 | 時事ネタ一般
竹島の日関連韓国報道・所感

今日は(といってももう日付も変わってしまったけれども)三一節で韓国では例によって反日妄言オンパレードのようでしたが、単なる反日ヲチはもう飽きたのであっさりスルーします。何か日本にとって大事なニュースが見つかったら随時拾いますが。というわけで竹島の日関連のおさらい。Blogでやるにはいささか旬を過ぎた感もありますが、速報性を売りにするのはツマランので。はじめに先日うっかり書きもらした大事なことを2つばかり訂正というか補足。



まず、先日「つつがなく日程を終えたようで」などと書きましたが御存知のようにメインの行事は殆どが2/22当日を避け週末にシフトしていたのでした。これは賢明な選択だったと思います。週末の方が人を呼びやすいという現実的動機もさることながら、「形だけやってればいいや」というおざなりな態度で竹島の日行事開催に臨んでいないという、韓国側への無言の意志表示になります。実際これが今回思いのほか効いたようです(後述)。



それからカッターナイフおじさんこと崔在翼は正しくは《もと》ソウル市議のようです。2/20付の聯合ニュースによると「1999年12月に家族3代皆で本籍を慶尚北道鬱陵郡鬱陵邑独島里に移し、独島守護全国連帯代表議長に就任 / 2004年2月には独島に戸籍を置く20歳以上の成人らの投票により独島里の名誉里長に選ばれた」とありますが、職業については「自ら『無保守(?)独島管理人』と名乗る」とあるのみでソウル市議の職歴については触れられていません。




さて以前も何度か書いたように、昨年の第1回・竹島の日を迎えるに当たっては、韓国メディアの大多数は「タケシマの日といってもありていに言えば一部の右翼が騒いでいるだけ」といった印象操作を必死でやっていたのでした。ところが、今年は韓国メディアの論調が一転し、「日本の独島侵奪野欲」に対する国民の危機感に訴えるような報じ方がいやに目につきました。先ほどの日程シフトの件などもそれで、韓国メディアによる報道のほぼ全てが殊更その点をみょうに強調して紹介しています。



「我が外交通商部は日本・島根県の『独島の日』行事に関連して『独島の日条例をただちに撤廃し、独島に対する不当な領有権主張をやめる』よう求めた」との報道もありました(単に談話を発表しただけなのか、島根県なり外務省なりに書面もしくは口頭で抗議したのかは不明)。何度も言うように韓国側は「独島の紛争地域化」を避けたいのですから、本来なら「日本政府でなく島根県という一地方が勝手にやっているだけ」のイベントなど知らぬ顔を決め込むに限るのですが、にも拘わらずこうやって余計な真似をしてしまうのは、おそらくは「それだと輿論が納得しない」という事情ゆえに仕方なくやっているのであって、今後も韓国政府からは通り一遍の抗議以上の妨害は無いでしょう。



さて、上述の「危機感に訴える報じ方」、典型的だったやつを1本ざっと見てみると、



2月22日、日本の島根県が制定した「タケシマの日」(訳註:タケシマと片假名標記した箇所は原文でも日本式に綴られていることを示す。以下同様)が2周年を迎えた。島根県は「独島領有権を確保しなくてはならない」という一方的な主張の載った広告パンフレットを国連機関に配布するのはもちろん、さらには大規模集会および記念式典まで準備中だ。


(中略)


島根県は、県庁近くにある県立博物館に独島関連古文書および地図を展示した所謂「タケシマ資料室」を来月からオープンすることにしている。


(中略)


一方、島根県のホームページでは、独島領有権を既成事実化しようとする韓国の動きに抗議する傍ら、国際司法裁判所に於いて解決すべく外交活動を展開すべきだと主張している。併せて、この為には国民輿論の醸成が是非とも必要だとして、大々的な宣伝に乗り出している状況。同時に「独島は歴史的にも国際法的にも日本固有の領土」だとする主張を載せた冊子(訳註:昨年の「フォトしまね」竹島特集号のことか)を住民らに配ったのに続いて、今年は「タケシマ、返れ島と海」というパンフレットを英語と韓国語版で作り、各1000部ずつ国連関係機関に配布する戦略を立てている。



国連機関にパンフレットを配布、というのはいいですね。こういうことを地道にやった方が良い。特に国際司法裁判所の件は世界的に広めないと。出来ることなら国連関係機関だけといわずに「独島ライダー」の行く先々で配ったりしても面白い(笑)。ただ、韓国語版は1000枚も要らないと思うぞ。まぁこの辺の数字のいい加減なのはウリナラ報道の常ですし、ましてやこの記事は「民衆の声」などという三流左派系ネットメディアですので細かい事言っても仕方ありませんが。



「タケシマの日」に前後した島根県と右翼陣営の動きはただごとではない。本来、島根県は22日「タケシマの日」を迎え記念行事を行う予定だったが、より多くの住民の参加の為に土曜日の24日に行事を企画したと伝えられている。


(中略)


右翼らの動きも慌ただしい。さる17日、「県土・タケシマを守る会」が街頭活動を行い、「タケシマは日本領」だと叫んで島根県の「タケシマの日」を広報している。この行事で、鳥取県と島根県の県会議員は「守ろうタケシマ、わが領土」と書かれた垂れ幕を掲げ、「2月22日は島根県条例・タケシマの日です」「国は国際司法裁判所に提訴を」などと書かれたビラ1000枚を配布した。22日と23日にも地域別に市内で車輌による宣伝で××(訳註:意味不明。誤打か)になっている状況だ。さらに、来る8月25日、日本の中国地域の民間団体連帯機構「連合中国ブロック」が連合島根・島根県・隠岐島町などとともに官民の活動で独島返還を求める大規模集会を島根県隠岐島町で開催しようとしていると伝えられ波紋が広がっている。



「守る会」については拙blogにも以前からバナーを貼っておりますので読者も御存知のことと思います。金大中政権の頃以来、韓国メディアはこういうのを必死に「右翼」扱いしたがる傾向があるのですが、その「右翼」と韓国人活動家とでどちらがマトモに見えるかは後述します。



それにしても県会議員らが街頭に立ったらしいというのは心強い。それくらいやってくれないと「国は何をやっている」と言ってみても迫力がありませんし。



島根県側は、「タケシマの日」を制定した2005年度から、関連予算額を毎年1400万~1800万円と策定するなど大々的な広報作戦を繰り広げて来た。(中略)昨年7月、島根県民1000人を対象に独島問題についてのアンケート調査を行った結果、県民の約70%以上が「独島問題に関心がある」と答えたことが分かった。このため島根県側では、「現在の関心の高まりは予想していた以上」だとして、広報作戦に極めて好感触を得ている模様だ。



日本のメディアらも、こうした島根県の「努力」が他の自治体にも少なからぬ影響を及ぼしていると報じている。実際、約40あまりの団体からなる「タケシマ・北方領土返還要求運動県民会議」と島根県議会が共同で提出した「タケシマ領土権確立を求める請願書」は、昨年6月初めて衆参両院本会議で採択されている。



今のところ「タケシマの日」の波紋は島根県内にとどまっている形だ。事実、島根県が一部漁民や右翼団体とともに独島領有権を主張し宣伝を行ってはいるが、一般市民はさほど関心を示していないためだ。しかし、世界を相手に「独島は日本領」を叫ぶ日本の作業が広がりを見せることが予想される中、今後日本国民の全般的認識が変化する素地は大いにある。(後略)



年間予算が1400万~1800万あれば結構な事ができそうです。これくらいの予算の枠内で最も費用対効果が高いのはおそらく新聞広告だと思うのですがどうでしょう。県民の意識啓発というとつい地元ローカル紙に眼が行きがちですが、思い切ってWPとかNYTみたいな英字紙にドーンと出してしまうのも面白い。そういうのがニュース沙汰になればいずれ日本の全国紙も記事にするでしょうから元は取れます。国連向けパンフという企画を思いつくほどの着想力がおありなのですから是非ともご検討いただきたいものです。




ところで先にも触れたカッターナイフおじさんのこと。先ほどの聯合ニュースには

同氏は「強硬一辺倒では良い事など無いと分かった。独島についてあまり思い入れの無い日本国民向けには穏健な広報戦を、国民を欺き問題を作っている政治家向けには強力な糾弾作戦を用いたい」と、硬軟両面戦術を駆使する計画であることを明かした。


とあったのですが、さてその顛末や如何に、というわけでKBSの「朝のニュースタイム」なる番組で2/26に流れたらしい現場リポートがなかなか面白かったので、こちらは久々に全訳しておきます。面白かったというのは、上述のように韓国メディアによる報道の多くが今年は国民の危機感を喚起する論調に転じていたのに対して、KBSは去年とそっくりの「盛り上がっているのは一部右翼団体だけ」という論調に徹しており、それが却って異色に見えたからでもあります。テキトーに茶々を入れながら見て行くと──



[アンカー]さる24日 土曜日は、我が独島を自分たちの土地だと言い張って日本の島根県が制定したタケシマの日でした。現地では我がデモ隊の反対にも拘らず今年も2回目の行事が強行されました。



しかし、彼らの無茶苦茶な主張を(訳註:一般大衆が、か)知っているのでしょうか。現地住民たちすら無関心、そっけない反応を示しました。現場へ李ギョンジン記者と行ってみましょう(訳註:現地レポート収録は24日、放送は26日なので、行事を生中継しているわけではない)…。島根県もこうした反応は予測していたのではないですか? 週末に行事を延期までしたそうですが。



[リポート]ええ。島根県では、当初2月22日だった行事日程を、もっとたくさんの人々の参加を誘導する為に週末の24日に延ばして行うことにしたんですね。



島根県では独島関連冊子をこうして(訳註:おそらくTV映像では実物を指し示している)韓国語と英語で製作し、日本の領土であるという歴史的認識を植えつけることに力を注いでいました。



しかし、それにも拘わらず行事現場は比較的落ち着いた様子でした。「タケシマの日」現場をこれからご一緒に見てみましょう。さる金曜日、仁川空港。独島名誉里長・崔在翼氏ら、所謂「独島4人組」(訳註:原文では「独島四人幇」)は、出国を控え決議文を叫びます。



[インタビュー]崔在翼(独島名誉里長):「独島の日記念行事に当たり、まことに怒りと悲痛の念を禁じ得ない。日本政府は独島強奪の陰謀をただちにやめよ!日本政府は独島の日をただちに廃棄せよ!」



これ、インタビューじゃないし。「決議文を叫ぶ」って何(笑)。早い話が《日の丸を食べない活貧団》といった風情。穏健路線とやら、早くも先が思いやられます。それから竹島の日は日本政府ではなく島根県がやってるのになぁ、とかいう細かい事は例によってケンチャナヨ。



しかし、日本到着から早くも困難に直面しました。



日本に到着すると、訪問団は2時間ほど入国が遅れました。



[インタビュー]崔在翼(独島名誉里長):「日本の空港側で我々の正当な旅行を妨害し2時間の遅れを出したという点で相当に残念に思います。複雑な思いを禁じ得ません」



「正当な旅行」だそうですが、2年前に県議会に乱入して刃物振り回したキチガイが相手ではそりゃ空港側だって警戒もするだろうよ普通。というか仁川空港こそよくまぁこんなのに「決議文を叫」ばせておいたなぁ。



崔氏らの日本抗議訪問は今回が初めてではなくてですね、さる2005年、崔氏一行は割腹など過激な闘争により現地警察に連行されたこともあります。



しかし今年は、訪問団もイベント会場も雰囲気が当時とは大きく変わりました。独島の日記念式典とあわせ、フォーラム形式で行われたこの日の行事は、500名余りが参加しましたが、比較的落ち着いて進行されました。



さる2005年当時、装甲車(訳註:街宣車の誤りか?)や街頭行進(訳註:などが見られたこと)に比べると、市内のどこにも独島の日だということを実感できる雰囲気は見られませんでした。現地住民たちの反応も、大部分はそっけないものでした。



[インタビュー]島根県の市民:「(タケシマについて)聞いたことはありますがよく分かりません。本当に分かりません」



島根県の小学生:「よく分かりません。(学校で独島について習ったことはありますか?)習ったことはありません」



何処かの国ではこういうイベントがあるたびに日の丸焼いたり自分を焼いたりするのが慣習なのかも知れませんが、日本ではこの手の行事というのはもともと粛々と執り行うものなのであってね。海の向こうからキチガイが鳴り物入りで乗り込んで来るから騒ぎになるだけの話。



それはよいのだけれども、県民の反応については正直イマイチだなぁ。特に小学生。竹島の日当日に学校で臨時の朝礼くらいやればいいのに。「昔、韓国の李承晩という大統領が、日本固有の領土である竹島を乗っ取って、日本の漁民をたくさんさらって行きました」くらいのことは校長先生がちゃんと生徒に教えないといかんなぁ。



しかし、我が方の訪問団は行く先々で阻止に遭ったんですね。



[インタビュー]崔在翼(独島名誉里長):「本イベント会場で私たちの立場を記した冊子を配布できず、一方的な行事になるならば、この行事は偽りの行事であって、外でなりとも(訳註:会場外で、の意か?)冊子を配布できないことを遺憾に思います」



先の聯合ニュースにあった「硬軟両面戦術」とはどうやらこの冊子のことらしいのですが、それにしても「一方的な行事」ってあなた(笑)。もともとこの手の行事というのはそういうものだと思うが。「対馬の日」とかやってる馬山が日本側の立場に配慮なんぞしているかどうか行って訊いてみろと。そもそも2年前に高野前駐韓大使が記者の質問に答えて「竹島は日本領」だと言ったことにまでケチつけてた連中が一方的も何もあるまい。



我が方の訪問団が冊子を配布しようとすると、(訳註:主語が無いがおそらく警備に当たった県警が、だろう)これを防ごうともみ合いになりました。



「独島は韓国の土地!大韓民国万歳!侵略軍・日本政府は謝罪せよ!!!」



右翼団体の阻止と、これを押しとどめる警察、これに押しやられる我が方の訪問団がもつれ合い、雰囲気は険悪になったのですが…。



「何をする、どけ!! 落ち着きなさい、落ち着いて」(訳註:たぶん前半が崔在翼らで後半が警察)



[インタビュー]右翼団体関係者:「我が方の立場と韓国側の立場とをよく整理し、国際的に認められ得る結論を出すべきだと考えます」



はい、予想通り結局ファビョってます。リポーターの口ぶりも例によって「我が方の訪問団」が一方的にやられてることになってるのはご愛嬌。朝鮮人というのはいつもこうだしな。お仕事とはいえこういうキチガイの相手をしなくてはならない警察も「右翼」も大変だわ。



「右翼」といえば、ここに出て来る「右翼団体関係者」って、やはり「守る会」の会長さんかしら。違うかなぁ。ともあれ「穏健な広報戦」とやらをしに来た側よりも「右翼」のほうが遥かに節度ある受け答えをしているというのもいささか哀れを催さずにおれません。



訪問団はシネマ県(ママ)の澄田知事に抗議書簡を手渡そうとしましたが、これも制止されました。



[インタビュー]シネマ県庁 総務課長:「ただいま、定められた参席者だけが行事に入ることが出来、行事参席者には事前に招待状を送っておりますので、それ以外の方はお入りになれません」



島根県には独島専用博物館まで作られている状態でして(訳註:前の記事にも出て来た県立博物館の竹島資料室のこと)、県では行事当日、英語はもちろん韓国語でまで独島関連冊子を作って広報しています(訳註:同資料室の仮オープンのことだろう)。我が方の訪問団もまた、日本の古文書を公開し、独島が私たちの土地だと主張しました。



「書面の竹島に一島…一島は本邦と関係が無いことを心得なさい」(訳註:おそらく明治10年9月29日付太政官文書の「書面竹島外一嶋之義本邦関係無之義ト可相心得事」のくだりを崔が読み上げている。KBSの記事に「竹島に」とあるが、これはおそらくテキスト起こしの担当者が「外」を聞き違えたもの)



[インタビュー]黄デヨン(韓国水中環境協会(?)会長):「韓国で思っていた以上に、日本に来てみたら実に歴史歪曲問題が深刻に進んでいるのを実感せざるを得ません。まことに悲痛です。大韓民国国民の皆さんは深刻に受け止めるべきだろうと思います」



日本政府関係者も参席せず、地域住民の関心すら惹けなかったものの、島根県は今回の行事を通じて人々の関心が高まっただけに、独島領有権確保の為一層努力したいとしています。



人々の関心を高め、独島を自らの土地にするために一層努力したいとは、何とも前途多難ですね。冷静ながらも徹底した対応が必要になりそうです。



そもそも抗議書簡の手渡しなんぞをわざわざイベント当日の忙しい時にやるほうが悪い。もっとも、もし私が島根県知事だったとしても刃物振り回すようなキチガイとは会いたくないけれどな。



で、また例によって藪から棒に「歴史歪曲」とか言い出すわけですが、一体何処で何を見て歪曲だと言っているのか説明して見せてほしいもの。件の資料室にしても、まだ2/24時点では仮オープンで崔らは入室していないだろうし。他に何か「歴史」っぽいものあったっけか。あと、これだけ毎年話題にしてるんだからいい加減「しまね」くらい覚えろ(笑)。


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by xrxkx | 2007-03-02 00:20 | 時事ネタ一般
米下院慰安婦決議案のこと ─議員宛メールもよいけれど─

マイク・ホンダらの慰安婦決議案の件で、「決議案の採択に反対してくれそうな下院議員宛にメールを送る」よう呼び掛ける動きがあるというのを読んだ。日本という国の名誉を思う気持ちと努力はそれなりに評価したいが、残念ながら私は乗る気になれない。



事は単に同決議案の可決成立を阻止すればよいという性質のものではない。2/15の米下院外交委亜太小委では決議案に反対した議員もいたそうだが、こうした議員の主張する所とて所詮「日本は既に第2次大戦に於ける自らの過ちを認め何度も謝罪して来たのだからこれ以上叩くべきではない」という線を越えるものではない。日本を利するか害するかに関わり無く、それが「慰安婦とは職業売春婦であって断じて所謂『性奴隷』などではない」という基本認識を共有しない者である限り私はこれと手を結ぶことはできない。それでは我が先人らの無実を主張しその汚名を雪ぐことにならない。



なるほど「敵の敵は味方」という考え方もあろう。仮にこの問題を単なる外交マターとしてのみ見るならそれもよいかも知れない。しかし今問われているのは国家の利益ではなく名誉である。《日本という国家が組織的に婦女子を強制連行し性的奴隷状態に置いたという根拠無き嫌疑》そのものを晴らさなくては何の意味も無いばかりか、「日本は既に謝罪したのだから本件は解決済み」なる主張の持ち主に日本国民自ら声援を送るが如きは却ってアメリカ輿論に「誤ったシグナル」を送ることにすらなりかねない。



敢えて言うが国家の名誉は国家の利益に優先する。国家の利益を守る行為に於いてはさまざまな手練手管もあろうが、国家の名誉を守る戦いに於いて自らの原理原則を枉げることは断じてあってはならない。



まずは政府をして河野談話を公式に撤回せしめないことにはどうにもならない。つい先日も某報道番組がホンダとのインタビューを放映したそうだが、記事に曰く、



米下院に慰安婦問題をめぐる対日非難決議案を提出したマイク・ホンダ議員(民主)が25日、フジテレビの「報道2001」に中継で出演し、決議案が「日本軍による強制的な性奴隷化」などと軍による強制連行を一方的に断定している根拠について、「官房長官談話が出て、首相が謝っている。実際に(強制連行が)なければどうしてそういうことが起こるのか」と述べ、平成5年の河野洋平官房長官談話を挙げた。


米国民であれ第三国の人々であれ、河野談話の背景を知らぬ者がこの言い分を聴いてもっともだと思うのは無理も無いではないか。上の記事には続いて



これに対し、日本側の出演者は「日本政府に謝罪を求めながら、強制連行の根拠を『日本の首相が謝罪しているからだ』というのは論理矛盾だ」(山本一太参院議員)などと反論。日本政府の対応にも注文が相次いだ。


とある。記者氏には「『日本政府の対応にも』とは、ものごとの順序が逆ではないか」と申し上げたいが、ともあれ山本氏の指摘は有効とは言えないにせよ少なくとも示唆的である。即ちホンダが河野談話を根拠に日本国首相に「政府を代表して」謝罪するよう求めている以上、ホンダは河野談話を「政府を代表して」の謝罪とは見做していないのだから、日本政府が今から河野談話を撤回してもホンダ側はそれを以て「日本政府が見解を覆した」と言うことはできない筈である。あとは日本政府がその一歩を踏み出せるかどうかに全てが掛かっている。どうすればその一歩を踏み出させることが出来るかに心を砕いた方が健全だと私は思う。



以下 愚痴として


マイク・ホンダは単に「無知な正義漢」に過ぎないと私は今のところ思っているが、日本人の中に彼を「確信犯的な反日活動家」だと見做す向きもあろうことは想像に難くない。この点、果たしていずれであるかを問うてみてもさほど意味は無いと思う。



「反日」を云々するなら、もともとアメリカという国じたいがここ100年来ずっと反日である。かの国を反日たらしめるにあたって支那のプロパガンダなどは寧ろ副次的な要因でしかない。



日本人にしてポーツマス条約以来の日米関係史を省みて猶この点を理解できぬ自称「保守」の何と多いことか。「同盟国のアメリカがこんな決議案を」などと今更のように言い出す輩は大抵これである。彼らは畢竟GHQ史観の側に立つ者でありアメリカ的戦後民主主義の崇拝者であるという意味に於いてサヨク──いやこの場合は「左翼」と書いてもよいかも知れないが──と大同小異である。果たして彼らが大東亜戦争終結までのアメリカと現在のアメリカは別だと思っているのか、それとも逆に日本の側が大東亜戦争を境にそれまでとは正反対にアメリカと「自由と民主主義という価値観を共有」する国に生まれ変わったと思っているのかは私の知る由も無いが、そのいずれであるにせよ彼らの歴史観は1945年を境に捻じれている。或いは1945年の時点に断層を生じている。彼らにとって守るべき日本とは煎じ詰めれば戦後の日米「同盟」のもとでの日本だけである。かかる人々に大東亜戦争の大義や祖国の名誉を説いてみるだけ虚しい。せめて今回の一件が単なる親米を保守からふるい落とすきっかけになってくれることを願うばかりだ。



愚痴ついでにもう一つ


先の米下院議員宛メールの件を巡って、中には「マイク・ホンダの日系米人としての素性の怪しさ」みたいな話をしだす恥知らずな日本人までいたらしい



彼らのやっている事と、先日かの「竹の森遠く (So Far from the Bamboo Grove)」がアメリカで問題になった折にその著書の内容と全く無関係な人格攻撃──「著者の父は戦犯」といった類の──に明け暮れていた韓国人・韓国系米人のやり方とで、その品性に於いてどれほどの違いがあるか。しかも、「重要なのはマイク・ホンダの主張の誤りを糺すことであって彼の素性を暴くことではない」などと、よりにもよって日本側に好意的な日系米人に懇々と諭されている姿など見せられては、もはや大東亜戦争の大義どころではあるまい。日本人はかくも堕落したのだ。私も反反日キャンペーンは数多く見て来たし時に携わっても来たが、これほどの寂しさを味わったことは曾て無かった。


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by xrxkx | 2007-02-27 01:41 | 時事ネタ一般
「島が返るまでが竹島の日です」とか。

あるいは「不法占拠は実効支配に含まれません」とか。昨日の竹島の日、つつがなく日程を終えたようで祝着。少々つつがなさすぎの感もありますが。



竹島領有権に関する韓国側の主張が歴史的に見ても国際法の面から見ても根拠薄弱であることや、所謂「海洋主権宣言」なる海賊まがいのやり方については、既に何度も触れており他blogでもあちこちでやっているでしょうから繰り返しません。肝要なのは日本側がその原理原則を貫くことに尽きます。即ち



  1. 竹島は歴史的にも国際法上も我が国固有の領土である。

  2. 我が国は国際司法裁判所に於ける竹島領有権問題の平和的解決を一貫して呼び掛けている。全責任はひとえにこれに応じようとしない韓国側にある。

  3. 韓国側がどうしても国際司法裁判所での解決を望まぬ場合、この問題は国連安保理に諮られる。

  4. 領土回復の為の武力行使は自衛権の範囲内であって現行憲法に抵触しない。


これまで何度か書いて来ているように、私は「竹島を極東のフォークランドにせよ」と言い続けています。即ち最終的には武力なくして竹島問題の解決はあり得ないと考えています。無論これは「日本側が武力行使も辞さない姿勢を示さない限り韓国側が外交的手段を通じての問題解決に応じる可能性はゼロである」という意味に於いてであって、対韓武力行使という事態が実際に生じるかどうかについては「あくまで韓国の出方次第」という態度でいなくてはなりません。



国の主権と尊厳は、それを守る為に如何なる犠牲をも厭わない覚悟と実践を伴う者にのみ与えられます。必要なのは国の主権護持に関する国民のコンセンサスを確立することです。政府の腰のひけた対応を詰る前に、まず国民ひとりひとりが竹島問題を自分自身の問題として捉える社会的気運が醸成されなくてはなりません(このことは拉致問題に関しても同様であるのは言うまでもないでしょう)。




以前「嫌韓という…」でも触れたように、韓国の対日政策のでたらめさ加減はなるほど今や広く国民に知られる所とはなりました。竹島問題もまたその一典型です。しかしながら、そのことが日本国民の主権意識を高めるカンフル剤としての役割を十分に果たせているかといえば、残念ながらまだまだ現状はお寒い限りだと言わざるを得ません。



この点、私たちは《敵》のやり方からもっと多くを学び得る筈です。これまで何度も触れたように、韓国側は竹島の「紛争地域化」を非常に警戒しています。彼らは竹島の「実効支配」──不法占拠は何年続けても国際法上は実効支配とは認められないのだが──を続けることでその既成事実化を図る以外に戦略的選択肢を持ちません。彼らが一貫して国際司法裁判所での決着を避け続けている所以です。ですから韓国側は本来なら日本側の領有権主張に対しては黙殺の一手あるのみ、の筈です。ところが、かの国民がそうした情勢にも拘わらず世界中の到る処で「独島は我らの土地」なるパフォーマンスを繰り返してしまうのはご存知の通りです。これは冷静に見れば戦略的に墓穴を掘っているとしか言いようが無いのですが、彼らが何故ついついそうしてしまうのかを省みるに、以下の3つの動機による面が大きいでしょう:



  1. およそ争議というものは声の大きい側が勝つという彼らの社会慣習

  2. 彼らが日本側による竹島領有を「日帝」による韓国「強占」の経緯とワンセットで考えていること

  3. 竹島周辺海域の水産資源および存在の噂されているメタンハイドレートなど地下資源を巡っての国益意識


このうち(1)と(2)に関してはこれはもう彼らのお国柄としか言いようの無いものであってあまり真似したくありませんが、問題は(3)です。韓国に於いて「独島守護」がカッターナイフおじさん(=ソウル市議・崔在翼)や焼身自殺おじさんや指切りおばさんのような「イッちゃってる人」の間にとどまらず汎国民的な気運にまで育ち得るのは、こうした実利的側面がTVや紙媒体などメディアを通じて広く国民に宣伝されている事実に負う所が少なくあるまいと思います。彼らに大いに学べというのは、こうした部分です。



今まで「嫌韓」がネットの外にさほど浸透しなかったのは、「嫌韓」の持つ2重の欠陥ゆえだと言ってよいでしょう。



一つには「嫌」というのはあくまで「わたくし」の感情に過ぎないこと。「お前が韓国を嫌う理由はよく分かった。でもそれは俺には関係ない」と言われてしまえばそれで終わりです。



もう一つはこれまで「嫌韓」が韓国の《反日》にばかり光を当てすぎたこと。これまた「いいじゃないか、好きにさせておけば」と言われてしまえばそれまでです。活貧団のおじさんがどれだけ日の丸を食いちぎっても、おおかたの日本人にとっては別に痛くも痒くもないわけです。反日ヲチも結構ですが、それだけでは一種のゲテモノ趣味の域を出ません。



これからは特亜の《反日》だけではなく《害日》にもっと光を当てたほうがよい。竹島問題にしても然りで、竹島近海の「共同管理水域」で実際には韓国側のやりたい放題を黙認してしまっていることが、山陰地域の水産業にどれくらいの実害を与えているか、ですとか、ひいては「あなたのお宅で毎日食卓に上るお魚の値段にこれだけ響いて来るんです」といったような、《お茶の間を攻略できるアピール》の仕方を考えていく必要があります。



余談ですが、こういうやり方が非常に「うまくいった」例として80年代の野党側による消費税(当初は売上税といったが)導入反対攻勢がありました。80年代というのは、国鉄民営化による社会党-総評ブロックの瓦解が革新陣営にとどめをさした《55年体制の終わりの始まり》の時期でしたが、その時期に階級政党としての左翼が「市民の政治参加」なる謳い文句のもとで左翼からサヨクへと変貌し時流に適応してゆく上で、消費税の件が小さからぬ役割を果たしたと言ってよいでしょう(もう一つには、その少し前に参院比例代表制が導入されたことでミニ政党が乱立するという受け皿が既にありましたが)。



竹島といえば一部で有名な「竹島まんじゅう」の件。私が読んでいる某メルマガで随分前に流れていた記事から。「産経新聞の昨日の大阪朝刊にのみ掲載されていました」とのこと。ネット上のソースが無いようですが…。こういうの、メディアはもっとちゃんと流すべきだと思うのですがね。



土産「竹島ものがたり」商標登録 特許庁、一転認める(産経 07/01/30)

日本固有の領土・竹島(島根県隠岐の島町)を冠したまんじゅう「竹島ものがたり」をめぐり、「日韓両国に無用の混乱を招く」として商標登録を認めていなかった特許庁が、一転して登録を認めていたことが29日、わかった。


出願者の反論を前に、自ら調べをやり直すことは異例で、同庁は「調査不足だった」と審査の不備を認めている。


申請したのは東京の菓子みやげ問屋「大藤」で昨年12月下旬、日韓両国に混乱を招くため商標登録できないとする拒絶理由通知書を特許庁から受け取っていた。


通知に対する反論の意見書は1月末が提出期限で、同社が反論の準備を進めていたところ、29日までに登録を認める「登録査定」が送られてきた。


登録査定には「拒絶の理由を発見しない」として、「登録すべきものと認める」と当初と異なる内容が書かれていた。



特許庁の態度が相変わらずだなぁと。そもそも「無用の混乱」とは何たる言い草か。もともと「混乱」しているのはひとえに日本政府が竹島問題を巡って毅然たる態度で自らの原理原則を貫いていないからであって、まんじゅうが悪いわけではないでしょうに。それを言うなら、つい最近も北方領土を巡って一部メディアが盛んに書き立てていた「麻生外相、三島返還論に言及」みたいな歪曲報道の極致こそ無用の混乱と謂うのです。



ところでこのまんじゅう、上の産経の記事には「東京の菓子みやげ問屋」が商標登録出願者だとしかありませんが、製造元は島根なのでしょうか。よく分かりませんが先日読んだ「博士の独り言」なるblogによりますと



「竹島ものがたり」)読者提供

読者から提供いただいた写真を拝見し、筆者も購入。毅然とした焼き菓子に感銘を覚えている。手元に1、2箱を常備し、新聞社などへ訪凸する時の手土産に、また、訪ねてくる後輩に持たせたいと思う。「12個入り、840円」。問合せは、隠岐特産センター(電話08512-2-0787)とのことだ。同特産センターと筆者との間には利害関係は無い。ただ、この銘菓がベストセラーとなり、1人でも多くの国民に「竹島」を認知、確認する機縁になれば、と願う。


と、販売は島根県内で扱っているようです。「毅然とした焼き菓子」という言い回しが面白かったので引用してみたよ。興味のある方は上記連絡先まで。


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by xrxkx | 2007-02-23 23:39 | 時事ネタ一般
米下院慰安婦決議案のこと ─安倍総理は河野談話を全否定せよ─

さて少々時機を逸した感はあるが米下院のマイク・ホンダらによる慰安婦決議案の件。「20万人」などの陳述が目立つのを見ると、ホンダらはおそらく慰安婦側の主張を鵜呑みにしており自身ではさほどの勉強はしていないだろう。明らかに「つくる会」を指すと思われる教科書批判が織り込まれているのも目を引く。バックにどういう団体がいるかおおよそ察しがつこう。慰安婦らを呼んでの公聴会を今頃後付けでやるというのもどうかしている。


彼らが日本政府に謝罪を求める上での拠り所は事実上「河野談話」一つであるらしい。今月5日に讀賣が報じた所では加藤良三なる駐米大使が米下院外交委の某小委員会委員長宛に同決議案採決反対の書簡を送った由。「日本政府がすでに慰安婦問題に関する責任を認め、謝罪を表明してきたことなどを説明」したのだそうな。「既に謝罪した」ではまたしても「言葉ではなく行動を」とネジ込まれるだけだという、それこそ盧武鉉でも分かるほど簡単な事が、日本政府高官には何故分からぬのか。


とはいったものの、である。確かに外務官僚の無為無策や不誠実を詰るのは容易だが、彼らとて「足を縛られている」のだ。肝腎の内閣がかの河野談話を踏襲すると言っている状況で現場の外交官にこれ以上の働きを求めるのは酷だろう。河野洋平の罪は万死に値するが、第一義的な責任はかかる徒輩を──そして今日に至るまでその始末を付けられずにいる全ての政治家を──国会に送っている私たち国民にある。


今からでも遅くはないから、安倍総理は河野談話を公式に撤回し、当時の調査は勿論今日に至るまで「軍または官憲」による強制性を立証するに足る証拠は何一つ示されていないことを全世界に向け堂々と主張すべきである。祖国防衛の為に尊い命を捧げた先人らに不当にも着せられた汚名を雪ぐ努力を総理自ら怠ったままで、次の世代に「国を愛する心」など説いてみても虚しい。




そういえばあの2005年春のバンドン会議での「小泉おわび演説」の折にすら、少なからぬ「保守」系サイトがこう言っていた:「これでもう日本は謝罪しなくてよいのだ」。所謂「小泉信者」──これももうそろそろ死語だが──による「アバタもエクボ」の極みである。あのとき私はこう書いた:「日本は大東亜戦争に二度負けたのだ」。果たしてどちらが正しかったか。


仮に件の決議案を安倍総理が丸ごと受け入れたとしたらどうなるか。曾て「小泉信者」がやったように、今度は「安倍信者」が「これでもう日本は…」とやり出すのかも知れない。賭けてもよいがそんな事で支那や朝鮮は矛を収めたりはすまい。次は「天皇が謝罪せよ」と言い出すのは目に見えている。


彼らにとって日本の譲歩は妥協の糸口ではなく、更なる譲歩を引き出す足掛かりに過ぎない。そしてその都度「人道的観点」から日本国民の血税がドブに捨てられる。かの「アジア女性基金」のように。


支那や朝鮮の反日策動の前に一切の妥協や弥縫策は有害無益である。河野談話などはその典型だ。あの93年の調査で「強制性の証拠無し」と出た際に政府が毅然とした対応を取っていれば、その後の慰安婦騒動の展開は180度変わっていただろう。




先にバンドン会議の話に触れたが、その直後の2005年5月だったか6月だったか、ブッシュが確かラトビアのリガで演説した際にヤルタ会談の誤りに言及したことがあった。


第2次世界大戦時、欧米先進諸国がヒトラーを倒す為にスターリンと手を結んだことがのちの東西冷戦を生んだ。一人の独裁者と戦う為に別の独裁者と手を結んだ結果がこれである。が、愚かにもアメリカはその東西冷戦下に於いても支那との国交「正常」化という同じ過ちを繰り返した(こちらについてはブッシュは上の演説では何も語っていない)。


こと対極東政策に関する限りアメリカはオレンジ・プランの時代からかれこれ100年以上一貫して同じ過ちを繰り返している。援蒋ルート然り、対支国交「正常」化然り。現在に於いてすらアメリカが時として「同盟」国たる日本に対する以上に支那に甘いのは、彼らアメリカ人が支那のプロパガンダに対しあまりに無防備なるが故であり、さらに言うなら西洋人の宿痾とも言うべき支那への買いかぶりの為せる業である。


周知のように支那人はプロパガンダにかけては世界一流である。彼らは都合の良い時だけ「侵略の被害者」を演じる術に長けている。支那が世界で最も「侵略の被害者」を名乗る資格に乏しい国家であることは、現在進行形の侵略である所のチベットや東トルキスタンの例を挙げるまでも無く明白だろうに、である。朝鮮人はプロパガンダに於いて支那人に比べ遥かに稚拙ではあるが、それでも「侵略の被害者」を演じるうまみだけは覚えた。支那の尻馬に乗って大声を上げるだけの役だから楽なものである。


マイク・ホンダは朝鮮のみならず支那でも大層な人気だそうな。米国内の「人権派」が世界最大の人権弾圧国家のプロパガンダのお先棒を進んで担いでいる図というのは笑えない冗談である。凡そ世の中に《無知な正義漢》くらい始末に負えないものは無い。


第2次世界大戦を「ファシズムに対する民主主義の戦い」だったとする世界規模の虚構は今も生き続けている。いい目を見ているのは専らファシストといい勝負の独裁国家ばかり。逆にいつも割を食っているのが日本である。まずこの虚構に日本は敢然と立ち向かわなくてはならない。独裁国家風情に「日本はドイツに学べ」などと言われて平身低頭していてはいけない。「日本をナチスドイツと一緒くたにするな」と言い返さなくてはいけない。


上述のブッシュ演説などは日本にとってまたとない追い風だった筈である。小泉前総理にはそれを活かす意志も才覚も無かった。ことごとくその逆を行った。まぁ靖國で「不戦の誓い」とやらをやってのける御仁にそんなものを期待するだけ無駄だが。




問われているのは大東亜戦争に於ける日本の大義である。まずは対日戦勝国──支那のようなまがいもの(ましてや朝鮮に至っては論外)でなく正真正銘の──たるアメリカに対してこれを堂々と主張しウンと言わせなくてはならない。それが出来ぬというなら日米「同盟」などという恥ずかしいことは口にせぬがよい。此処を避けて通る限り日本は永久にアメリカ様に頭が上がらないのである。支那は勿論のこと、朝鮮の売春婦風情にまでそれを見透かされているからこそ、今回の慰安婦決議案のような事がひっきりなしに起きる。


河野談話の全否定とは煎じ詰めれば日本の大義を取り戻す道のりの一歩に過ぎない。懸案は慰安婦だけではなく「強制連行」の問題もあれば南京事件も靖國もある。日本がGHQ史観に真っ向から立ち向かう覚悟を持たぬ限り、これら諸懸案が根本的に解決されることは無いだろう。今や支那・朝鮮の事はそのついでに過ぎない。



おまけ


あまりニュース記事の追っかけをやりたくないこともあり、暫くこんな感じのメモ的な書き散らしが続くと思いますがご容赦あれ。文体、「です・ます」よりこっちのほうが楽だなぁ。どうしようかな。


あと、コメント欄は開けておきました(先日開けるの忘れた)が基本的に不精ですので返事はあまり期待なさらないで下さい。TBはどう見ても益より害のほうが多いので当分閉じたままにしておきます。こちらからも打ちません。もしも拙blogの名前でTBを受け取ったという方がおいででしたら、それはニセモノですので容赦なく削除なさって下さい。出来ましたら送信元のIPなどお知らせ戴ければ幸いです。お手数をお掛けして申し訳ございませんが何卒宜しく御願い申し上げます。かしこ


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by xrxkx | 2007-02-19 03:59 | 時事ネタ一般
虎の子のミサイル大放出でもNPC扱いはそのままの哀れ。

何事も無かったかのようにたまーに更新。サボっていた3ヶ月余りの間、周りを見渡せば拉致であれ竹島であれ靖國であれ米軍基地であれ気の重くなる出来事ばかりがあまりに多かったのですが、先日の北朝鮮によるミサイル発射は、日本にとって──少なくとも《私の日本》にとっては──久々の朗報でした。


今回北が放ったミサイルの中にテポドンが含まれていたのがジョンイルくんお得意の米への屈折した愛情表現(笑)なのは明白ですが、腕っ節はめっぽう強いのに蜂に刺されただけで泣き出してしまうガキ大将のようなあの国が自らの本土にまで届くミサイルの発射実験を目の当たりにして通り一遍の抗議や遺憾表明で済ませるなどあり得よう筈も無いでしょう。


このことは取りも直さず、日本国内で過去数年間続いて来た「単独での経済制裁に効果があるか無いか」式の小田原評定が自ずと立ち消えになることを意味します。この国が「主権国家とは何ぞや」という宿題をまたも未完成のまま提出する羽目になってしまったのは恥ずかしい限りですが、今回のミサイル劇を皮切りにこれまで遅々として進まなかった拉致問題解決の為の対北圧力の強化が一瀉千里に進むであろうことの意義を今は多とします。本来なら万景峰の入港禁止については今回のミサイル発射のずっと前から実行の大義名分は十分すぎるほどあった筈で 寧ろ遅きに失した感が拭えません(遅くともかの偽遺骨騒動の時には発動していなくてはならなかった)し、総務省が全国139の自治体に総聯関連施設への適切な課税を指示した件に至っては対北制裁云々以前の常識の問題なのですが、経緯はともあれどうにか帳尻は合ったかという所。


一方北朝鮮が今後もミサイル発射を続けると言明しているのは有難い事です。北曰く、「日朝平壌宣言や核問題をめぐる6か国協議の共同声明のような合意には拘束されない」。ならず者国家もとい国家未満の面目躍如ですか。わはははは。南北を問わずかの民族のオツムがどういう具合に出来ているかについては改めて触れるまでもないでしょうが、この期に及んで尚こういう輩を相手に「対話と圧力」だの「平壌宣言を守れ」だのを繰り返しておいでの某国の宰相などは己のボキャブラリーの貧困と戦略眼の無さを恥じた方が良い。この人に最も欠けているのは「いま日本は北朝鮮そのものを相手にしているのではなく北朝鮮の頭越しに支那と戦っているのだ」という自覚です。支那と言えば7/5付で外交部の劉建超が僅か2段落の短い談話を出していますが、これを見ても今回の一件が国連安保理に持ち込まれることを支那がどれだけ嫌っているかは一目瞭然。これで支那が安保理で拒否権行使に踏み切れば自らもテロ支援国家の誹りは免れず、決議に賛成したらしたで自らがホストを務める6者協議が茶番に過ぎないことを自ら認めたも同然。中南海も今頃はさしずめ出来の悪い息子を持った親の心境でしょうが、日本も他人の心配ばかりしていないでそろそろ「やれば出来る子」を卒業する潮時でしょう。



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by xrxkx | 2006-07-07 13:25 | 時事ネタ一般
【靖國】支那や朝鮮との小競り合いで一喜一憂していてはいけないということ

やれやれ,何だかんだでまた一週間も更新をサボってしまい申し訳ありません.その間 世の中ではそれなりにいろいろありましたが,メジャーどころのblogで幾らでも扱っていそうな話題を後追いしても仕方ないので 何食わぬ顔でスキップすることに.あまり日本の読者が読んでいなそうな記事とか,或いは一見どうでも良さそうなニュースを採り上げないと,当blogのような場末サイトは存在理由が無いので.:D


というわけで,今回は つい先日読んで気に掛かったというかカチンと来たニュースから.




2005年11月21日08時00分
 20日の米中首脳会談で、胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席が小泉首相の靖国神社参拝について「中日関係の発展に向けた障害になっている」と批判し、ブッシュ大統領が父親のブッシュ元大統領の戦争体験などもひきあいに、対日関係の改善を促していたことが明らかになった。靖国問題が米中の首脳間で話題になるのは極めて異例だ。
 大統領に同行する米政府高官によると、胡主席は靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)されていることに触れ、「戦没者への哀悼の念から参拝している」という小泉首相の真意に疑問を呈した。
 大統領は、父親の元大統領が米海軍のパイロットとして第2次世界大戦に従軍し、日本軍の攻撃で負傷したことを紹介。自分が平均的な米国人よりも大戦への思いが強く、厳しい対日感情を抱いていてもおかしくない米国人であることなどを述べたうえで、「米国は日本を許した」と表明。日中関係の修復がアジアの平和と安定に寄与し、ブッシュ政権のアジア外交にも合致するとの立場から、「できるだけ将来のことを考えて日本との対話を深めて欲しい」と要請したという。



この記事,朝日が最も言いたいのは「靖国問題が米中の首脳間で話題になるのは極めて異例だ。」の部分でしょう.朝日に限らず 毎日や日経などでも,今回の米支首脳会談に前後して


「小泉総理の靖國参拝が原因で日支関係がギクシャクしていることは,アメリカの対東アジア政策にも悪影響を与えている」

といった風の印象操作を狙っているのが見え見えの記事は山ほどあったようでしたし,ブッシュが日支間の「対話による関係改善」を希望すると言っただけの事を恰も「ブッシュまでが反靖國陣営に加担」したかのように報じるでっち上げ同然の記事もあったのは おそらく皆様御記憶のことでしょう.



馬鹿馬鹿しいの一語に尽きます.支那が靖國でどれだけ日本に難癖をつけようが,またその結果として日支間がどれだけ「ギクシャクして」いようが,それで少しでもアメリカが支那や北朝鮮に向けて言うべき事を言いにくくなりますか.日本が何処ぞの自称「北東アジアのバランサー」よろしく露骨にアメリカの対北圧力の足を引っ張ってでもいるなら話は別ですが,実際にはそれどころか戦後日本の歴代政権中で小泉政権くらいアメリカにとって都合のよい政権も珍しいのではないか.



当然ながら,上のような朝日の論調の背景には,最近の日本政府が以前ほどには支那や韓国の靖國カードに怖じ気付かなくなって来ていることがあるのでしょう.支那や韓国だけでは役者が不足なのでアメリカに加勢してほしいと.中共がそういう意向を朝日に伝えたうえでああいう記事が出るのか,それとも朝日が自発的に中共への忠勤に励んでいるのかは知りませんが.




朝日の思惑如何は措くとして,上の記事,靖國参拝もしくは所謂「A級戦犯」を対日外交カード化しようとする支那や朝鮮とは明確に一線を画する態度をアメリカが取っているという何よりの証拠であって,これによって上述のような印象操作は自ら破綻しているわけですから 本来なら「語るに落ちた」で済みそうなものですが,上の記事に見られるブッシュ発言は逆に言えば


アメリカは靖國カードなど用いずとも日本を飼い馴らすことに成功した

と教えてやっているに等しいわけで,私としては 「アメリカを巻き込んでの反靖國包囲網作りの失敗」ごときよりも こちらのほうがはるかに由々しき事態であるように思えます.



本来対日戦勝国を名乗る資格すら持たない筈の中共(日支間の講和は1952年に国民党政府との間で決着済み)に於いては言うに及ばず,アメリカが相手だとて日本はアメリカに許しを請うべき立場になど断じて在りません.私たちは須らくこの事を肝に銘じておくべきです.この点にこそ私たち日本国民が所謂東京裁判史観から脱却し得るか否かの分岐点があるのですから.それに比べれば支那の反靖國策動が今回空振りに終わった一事などは全くの些事に過ぎず,そんなものを見て溜飲を下げているようではいけません.



9・11を真珠湾に擬え サダム・フセイン政権崩壊後のイラク占領統治を敗戦後の日本に於けるそれに比するブッシュ政権に対して,日本はきちんと政府としての抗議をすべきでした.が,9・11についてであれイラク戦争についてであれ 日本政府がアメリカに対してどういう態度を取ったかは御存知の通りです.もしも日本国民の多くが政府のああいう態度に何の疑問をも抱かないのであれば,もしくは「長いものには巻かれろ」式の諦観が先に立って 通すべき筋も道理も捨て置くというのであれば,それは畢竟日本という国が国際法上はともかくその国民精神に於いて今なお被占領状態にあることの証左であると言わざるを得ません.



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by xrxkx | 2005-11-24 13:54 | 時事ネタ一般
【虫キムチ】結局自分のお腹は自分で守るしかなさそう


今朝Adazakuraさんのところで読んで知ったニュース.まぁ,今更キムチから寄生虫が出て来ようが半魚人が出て来ようが それこそ「やっぱりね。」という感じで驚きもしないのですが,問題なのは検査の仕方.それに輪を掛けて問題なのは検査結果の報じ方.




 韓国や中国産のキムチから寄生虫の卵が検出された問題で、厚生労働省は14日、各地の検疫所で同日までに検査した71件の輸入キムチについて、すべて陰性で寄生虫の卵は見つからなかったことを明らかにした。
 厚労省は問題発覚後の10月26日以降、キムチ輸入時の検査を強化し、届け出があった692件(1713トン)のうち157件を調べ、71件で陰性が判明。既に市場に流通した9件も業者を通じて調べたが寄生虫の卵は見つからなかった。
 一方、市販されているキムチを検査した国内の研究者が「(人間への感染性のない)寄生虫の卵を検出した」とする情報を厚労省に報告しており、当面は現在の検査態勢を維持する方針という。

First upload: 11月14日21時54分



何度読み返しても基本的なところが分からん記事です.
「結局これ,厚労省が検査したキムチは157件なの? 71件なの?」と首をひねりたくなる.
…で,厚生労働省のサイトを探してみましたところ,こういうのが出ていました(太字は私がつけたもの.下線部は原文通り).


 韓国及び中国において、キムチから寄生虫卵が検出されたとの情報を入手したため、10月24日以降、両国政府に対し、詳細を照会するとともに、検疫所における輸入時検査の強化及び都道府県等による既に輸入された製品の調査を実施してきたところです。
 輸入時検査においては、検査結果が判明した71件全て陰性であり、既に輸入された製品の検査においては、9件全て陰性でした。
 上記のとおり、これまでに行政関係機関の検査において検出例はなかったが、市販キムチを検査した研究者からヒトへの感染性がないと考えられる寄生虫卵を検出したとの報告もあるため、当分の間、現行の検査体制を継続します。





要するに「157件調べたうち シロと出たのが71件,クロと出たのは無し,残り86件については不明」ということですよね,これは.
そんな調査の仕方がありますか.「全て陰性」などと安心している場合ですか.
韓国やら支那やらとの間に波風立てたくないばかりに,「現行の検査体制を継続」すべき理由ないし責任の所在を民間の研究者に丸投げしていないか.
上の中国新聞のように「寄生虫の卵は発見されず」という報道が流れるのを厚労省は寧ろこれ幸いと思っていないか.
どうもこういう限りなくクロに近いグレーを大量に残していそうな公表に接するにつけ しきりに「BSE」の3文字が脳裡をよぎるのは「心配のしすぎではないか」というヤツでしょうか.



厚労省といえば,さる10日にもヘンなニュースが流れていたな





日本政府は9日、韓国産キムチに対する通関保留措置を解除すると明らかにした。今後の精密検査は韓国側の検査のみ実施される。
日本厚生労動省は2日から韓国産キムチに対し日本の各検疫所で実施してきた精密検査を行わないと韓国政府に通達した。今後は出港前、韓国国内の公認機関で実施する検査のみ行う。
厚生省はまた、今後寄生虫卵が発見されない場合には通常の標本検査体制に戻すことにした。
これに先立ち日本の厚生省は先月31日、中国政府が寄生虫卵が検出されたと発表した韓国7社のキムチ、ヤンニョム(タレ)類に対し2日から通関保留措置を出していた。

東京=イェ・ヨンジュン特派員
2005.11.10 08:47:07



纏めると


  • 通関保留は解除します

  • 日本側は精密検査はやめます

  • 但し日本側も通常の抜き取り検査は今まで通り続けます


ということらしいですが,このタイミングで通関保留解除に踏み切るべき材料が一つでもあるか.



厚生労働省のサイトには 他に「平成17年度発出通知」というのがありまして,それを見ますと今回のキムチ騒ぎに関連するのが 11/02, 11/04, 11/07, 11/09の計4本出ています(全てPDFで読めます).
うち,11/09に出された通知は以下の通り:



食安輸発第1109002号

平成17年11月9日

各検疫所長 殿

医薬食品局食品安全部監視安全課
輸入食品安全対策室長
(公印省略)

輸入キムチ等の取扱いについて

標記については、平成17年11月2日付け食安輸発第1102002号にて通知したところですが、登録検査機関における検査体制が順次整備されていることから、同通知中の別添2に掲げる製造者が製造した対象食品の検査については、登録検査機関における検査又は輸出国公的検査機関における検査についても受け入れることとしましたので、御了知の上、実施方よろしくお願いします。




ここで謂う「輸出国公的検査機関における検査についても受け入れる」というのは「韓国なり支那なりの『公的機関』が検査済みとした分については,日本側で独自に検査すること無く通関を許すことにした」という理解の仕方でよいのでしょうか?
ついでに「実施方よろしく」とは何を実施せよと言っているのかもイマイチ不明.11/02の時点での検査基準のままで行けということなのか,グレードを落とせということなのか.


寄生虫卵を検出したという「国内の研究者」について




 厚生労働省は14日、「国内で市販されていた韓国産キムチから回虫の卵2個が見つかった」との報告が東京医科歯科大の研究チームからあったと発表した。
 同省輸入食品安全対策室によると、10月中旬ごろ輸入された400グラム入りパック1個を研究チームが購入して調べたところ、卵が見つかった。ブタ回虫かヒト回虫の卵とみられるが、食べても人体に影響はないという。
 韓国と中国でキムチから寄生虫卵が検出されたことから、同省は10月下旬以降、検疫所で輸入時に抜き取り検査などを行っているが、この検査では寄生虫卵は見つかっていない。
(2005年11月14日21時35分 読売新聞)



「購入して調べた」とあるけれど,何処から「購入」したのでしょう.やはり店頭で買ったのかしら.ヤだなぁ.……という話は措くとして,サンプル数が僅か1というのは幾ら何でもひどすぎはしませんか.これではサンプリングになっていない.誰か1人に聴いた「街の声」を「輿論調査の結果」だというに等しい.中には1発で大当たりを引いてしまったことを「そら見たことか」とばかりに強調する向きもあったようですが,こういう統計を取る上で最低限抑え押さえるべきところを抑え押さえていない検査結果しか出さないというのは,却って支那/韓国当局に付け入る隙を与えます.



医科歯科大の皆さんも こんな時にヘンなところでケチケチしないで,キムチくらいドーンと買えばよいのに.予算なら厚労省から出るみたいし(先の厚労省の頁の脚註3を参照).それともサンプル数を50とか100とかにして本気で調べてしまうと困る理由でもあったのかしら.:p



# (-@∀@) < ↑邪推のしすぎではないか。


※ 11/16 誤字訂正:「抑える」→「押さえる」 T-T
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by xrxkx | 2005-11-15 21:01 | 時事ネタ一般
11日の支那軍艦(?)の日本領海侵入の続報が全く上がって来ない件


ずーっと待っているのですが,ピクリとも来ません.まず11日夜から翌12日朝に掛けての日本語記事.共同(産経含む)には3パターンあり.




11月11日 21時54分

 海上保安庁によると、11日午後6時ごろ、沖縄県・久米島の南南東の領海内で、中国船が航行しているのを海上保安庁の航空機が見つけた。航空機から無線で警告し、中国船は同49分、領海外に出た。




 11日午後6時ごろ、沖縄県・久米島の南南東の領海内を中国船が航行しているのを海上保安庁の航空機が見つけた。航空機が無線で警告し、中国船は同49分、領海外に出た。

 海上保安庁によると、中国船は宇宙観測船「遠望2号」とみられ、領海線から約4キロ入り込んだ付近を航行していた。

 発見した航空機から航行目的を尋ねたが、応答がなかったため、速やかに領海から出るように警告。中国船は警告に対しても応答しなかったという。同庁は巡視艇2隻も現場海域に派遣した。

 遠望2号は中国の有人宇宙飛行船「神舟」やミサイル実験などを海上から観測、追跡するため、複数の大型パラボラアンテナや電子機器などを装備している。

 国連海洋法条約では、軍用艦や観測船でも、海洋調査や情報収集などを行わない無害通航であれば、他国の領海内の航行が認められている。(共同)

(11/11 23:47)




 11日午後6時ごろ、沖縄県・久米島の南南東の領海内で、中国艦が航行しているのを、警戒中の第11管区海上保安本部(那覇)の航空機が確認した。

 同機が無線で速やかに領海外へ出るよう警告したところ、中国艦は同6時49分、同島南西の領海外に出た。

 同保安本部によると、呼びかけに、中国艦からの反応はなかった。領海から出た後、航空機が約30分間追跡したが中国艦は中国本土方面へ向かった。中国艦は約1万7000トン。衛星追尾用と見られる大型のレーダーが数基設置されていたという。
(2005年11月12日0時34分 読売新聞)




 11日午後6時ごろ、久米島の南南東約22キロの沖合の日本領海内を中国の衛星追跡艦「遠望2号」(約17、000トン)が航行しているのを第11管区海上保安本部の航空機が発見した。同艦船は久米島南方の日本領海内を横切るように航行。午後6時49分ごろ、日本の領海から出た。
 同本部によると、無線で領海内から退去するよう呼び掛けたが応答はなかったという。艦船は久米島沖約19キロの距離まで接近した。
 衛星追跡艦は通常、軍が所有しているが、今回の艦船が軍所有かは確認されていないという。
 同本部は船舶が領海から退去した後も追跡を続けたが、領海内に引き返してくる様子がなかったことから、午後7時20分に追跡を打ち切った。

(11/12 10:03)




この一件,どうやら朝日は(少なくともweb版では)報じておらず,毎日は英語版のみに掲載.以下:





A Chinese military vessel briefly violated Japan's territorial waters in the East China Sea but left the area after repeated warnings from a Japanese coast guard patrol plane, officials said Friday.


The vessel spent less than an hour in Japanese waters just southeast of Kume Island, about 1,600 kilometers southwest of Tokyo, said coast guard official Hiroshi Murakami.


The patrol plane spotted the Chinese space observation ship Yuanwang No. 2 around 6 p.m. (0900 GMT). The vessel ignored the coast guard's radio communications but finally left after repeated warnings, Murakami said.


The incident comes amid growing tensions between Japan and China, which are squabbling over interpretations of their wartime past, undersea gas deposits and ownership of some islets in the East China Sea.


Tokyo has complained that China is drilling for undersea gas in a disputed area, while Beijing has said it is within its rights to develop the region's resources and has started work on a gas pipeline.


Earlier this month, Japan's Defense Agency said fighter jets were scrambled 30 times to turn away Chinese planes in its airspace in the past six months -- more than twice the number in the same period last year. (AP)


November 12, 2005




さて,皆様もはっきり覚えておいででしょうが,昨年 支那原潜による領海侵犯事件の起きたのが 11/10から11/12にかけての事でしたから,今回のは そのちょうど1年後.支那にはそういう年中行事でもあるのでしょうか.あるいはAPECが近づくたびに隣国を挑発したくなるヘンな本能でもあるとか.



一連の記事を読んで最初に引っ掛かるのは,やはり「航行目的を尋ねる海保の無線 およびその後の警告に 支那艦船が一切無視を決め込んだ」ことが共同の初報では触れられていない点でしょうか.但しその2時間後には同じ共同がその辺を少し詳しく報じていますので,意図的な隠蔽かどうかは分かりません.が,それにしても初報を見ますと恰も「支那艦船が海保の警告に従って領海外に出た」ような書きっぷりにどうしても見えてしまうのは 私の邪推が過ぎるでしょうかね.



あと,琉球新報では「今回の艦船が軍所有かは確認されていない」となっていたのに対し 毎日の英語版では "a Chinese military vessel" と断定口調なのも 結局どちらだったのか気になりますが,これも続報が無いので不明のまま.



ところで上に出て来る国連海洋法条約の「無害通航権」に関してはこちらを参照していただきたいのですが,そもそも何を以て「無害通航」とするかについて,同条約は次のように定めています:



第19条  無害通航の意味

 1   通航は、沿岸国の平和、秩序又は安全を害しない限り、無害とされる。無害通航は、この条約及び国際法の他の規則に従って行わなければならない。

 2   外国船舶の通航は、当該外国船舶が領海において次の活動のいずれかに従事する場合には、沿岸国の平和、秩序又は安全を害するものとされる。
a 武力による威嚇又は武力の行使であって、沿岸国の主権、領土保全若しくは政治的独立に対するもの又はその他の国際連合憲章に規定する国際法の諸原則に違反する方法によるもの
b 兵器(種類のいかんを問わない。)を用いる訓練又は演習
c 沿岸国の防衛又は安全を害することとなるような情報の収集を目的とする行為
d 沿岸国の防衛又は安全に影響を与えることを目的とする宣伝行為
e 航空機の発着又は積込み
f 軍事機器の発着又は積込み
g 沿岸国の通関上、財政上、出入国管理上又は衛生上の法令に違反する物品、通常又は人の積込み又は積卸し
h この条約に違反する故意のかつ重大な汚染行為
i 漁獲活動
j 調査活動又は測量活動の実施
k 沿岸国の通信系又は他の施設への妨害を目的とする行為
l 通航に直接の関係を有しないその他の活動




上の記事にあるように今回のケースは海保側で艦船の型名や装備まではっきり把握しているわけですが,「複数の大型パラボラアンテナや電子機器などを装備」というのですから,上のcとjに関しては限りなくクロに近い.「怪しい者ではないこと」を示す責任は領海に進入する側にあるのは当然でしょう.ところが今回の船は海保に航行目的を尋ねられても返事一つしなかったという.これを「何事も無く領海外に出たから」といって不問に付すという法があるかと.共同の記事みたいに「他国の領海内の航行が認められている」で済ませている場合ではない.



外務省も外務省で,王毅を呼びつけて「今回の艦船の所属および航行目的」および「海保からの無線通信を無視した理由」をきっちり問い詰め,責任者に謝罪と再発防止の約束くらいはさせるべきなのです.もっとも支那人がそんな口約束など守るような殊勝な国民なら誰も苦労はしませんが.だからこそ こういう時の為に海保および海自が現場の裁量で事態に即応できるような法整備が必要なのでしょうに.それくらいのことが出来ない外務省なり官邸というのは結局去年の原潜の一件から何も学んでいないということです.



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by xrxkx | 2005-11-14 19:59 | 時事ネタ一般
日曜日なので小ネタ

「日曜版」と銘打っておきながら日曜日が最も更新をサボリがちというのもどうかと >私 T-T





 小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題をめぐり、民主党の野田佳彦国対委員長がA級戦犯合祀(ごうし)を理由とした参拝反対論を批判する質問主意書を政府に提出したのを受け、中国政府が同党に「承服できない」と強く抗議していたことが11日、明らかになった。
 前原誠司代表は首相の対応を「A級戦犯が合祀されている靖国神社に参拝すべきではない。日中間の対話の道筋が閉ざされた」と批判、首相との違いをアピールしてきたが、足元の「異論」で気勢をそがれた形。前原氏が年内の実現を目指す訪中の行方にも影響しそうだ。


見出しだけ見た時には「何故民主党に?」と思いましたが,野田氏の件でした.支那当局から民主党にどういうルートで「抗議」が来たのか知りませんが(おおかた宇宙大使の手下を通してだろうけれど),こんな事を言われてハイそうですかと拝聴しているようなら前原もジャスコと同レベル.



さて,抗議だけなら韓国外交部あたりでも考え付きそうな事ですが,支那人が朝鮮人ほど単細胞ではないなと感じるのは,10/31にも書いたように 他でもない野田議員の質問主意書の一件を恰も「靖國参拝に反対している最大野党が参拝の真意を質した」かのように読ませる記事を第三国向けに流していること.こちらでした:





次.




 野中広務元自民党幹事長は11日午後、TBSの番組収録で、麻生太郎外相について「台湾にばかり行っていた人が一体これからどうアジア(との関係)を修復していくのかと考えると、この内閣は危なくて見てられない」と述べ、親台湾派とされる点に懸念を示した。 
(時事通信) - 11月11日21時2分更新


自国の外相をこき下ろしてまで支那に媚を売りたいわけですね,かの御仁は.「台湾にばかり行っていた人」と「支那や朝鮮にばかり行っている人」とでは どちらが「危なくて見てられない」かは,おおかたの国民が正しく判断するでしょう.ともあれ ここで台湾を引き合いに出したのは高く付くと思うぞ….面白いから今度は許世楷あたりが自民党にねじ込んでみればいいのに(私も別に台湾の肩を持つ気は無いけれど).




その台湾ですが,かねてから3度目の訪日を希望していた李登輝前総統が もう少し具体的な話を出して来た由.それにしても これを報じたのが日刊スポーツだけとは….




 台湾の李登輝前総統は11日、台北県淡水鎮で、一部日本人記者団の質問に答え、来年の訪日計画について「5月に東京や東北の『奥の細道』を3-4週間訪問したい」と語った。
 李氏が88年に総統に就任して以来、東京訪問は初めて。中国の反発は必至だが、李氏は「日本政府は喜んで迎えてくれると思う」と楽観的な見通しを示した。
 訪日の狙いについて「台湾は日本の生命線であり、経済面だけでなく、文化面などでも日台はさらに協力する必要があることを訴えたい」と語った。
 李氏は東京で兄が祭られている靖国神社の参拝を希望しているが、「今回はスケジュールに入れていない。別の機会にしたい」と述べた。


「奥の細道」の話は昨年暮れの訪日の折にも出ていた話で,前から温めている計画のようですが,今回 第3次小泉内閣の陣容が公表されるや否や 間髪を入れずに仕掛けて来たのは巧かった.


ただ,一方で李前総統がこういうことも言っているわけです.10/20の記事ですが──




【ワシントン19日】訪米中の李登輝台湾前総統(82)は19日、ワシントンの議事堂で開かれた歓迎式典とディナーに出席し、台湾に民主主義を確立し、共産主義の中国と対決する英雄として議員や各界要人たちから大歓迎を受けた。議員らはその一方で、中国の指導者らを圧制者として軽蔑の念を示した。(写真はワシントンのジェファーソン記念堂を訪れた李氏)

 李前総統はこれまで議事堂に招かれた台湾の要人の中では最も大物。中国は李氏のワシントン訪問に遺憾の意を表明していた。

 共和党のローラバッカー下院議員は式典で李氏を自由の偉大な英雄と称賛し、「あなたが今いるアメリカの議事堂は圧制者にとって頭痛の種になる人たちをたたえる場所だ。トマス・ジェファーソン(米国第3代大統領)、ジョージ・ワシントン(初代大統領)は米史上の最も偉大なトラブルメーカーだった」と指摘する半面、ブッシュ政権が大陸中国を支配する圧制者たちに気兼ねして李氏によそよそしくしているのは残念だと述べた。

 李氏は挨拶の中で、「私は第2次大戦を経験し、日本軍国主義の興亡を目撃した。民主主義体制がなければ、大国が軍事力を外に拡張し世界平和の脅威になる危険は常に存在する」と述べ、中国が過去の日本の軍国主義と張り合おうとする恐れがあると警告した。〔AFP=時事〕


現在の支那の非民主的な政治制度や覇権主義的な対外政策を「日本軍国主義」に擬えてもらっては迷惑千万.そう言っておけばアメリカ受けが良いのは分かりますが,これは結局は大東亜戦争期の日本を東京裁判史観によって断罪していることになるわけで,その意味に於いては支那や朝鮮のやっていることと大差ない.
「台湾は親日国だから応援しろ」論の方々が方々のサイトで上のニュースを引用していましたが,その殆どが李氏のこの発言をあっさりスルーしていたのには閉口しました.



※「お歳暮どうしようかなーお歳暮は」などとわざとらしくリンク張ってみたりする試み :D

※ 2005/11/15 誤字訂正:「全総統」→「前総統」 T-T
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by xrxkx | 2005-11-13 15:10 | 時事ネタ一般