【韓国核開発疑惑】槿の花を摘みませう
 以前からたびたびお邪魔させていただいている「散歩道」さんのところに また活きの良いネタが上がっていました.

【噴水台】核のロマン主義 (中央日報 2004.09.06 20:47)
※ more欄に全文を載せてあります

 昨日比較してみた韓国各紙の論調からも分かるように,中央日報が最も《開き直り度》が高い社説を載せているわけですが,今回の「噴水台」では 要するに
今でも核は欲しいが,核開発の事実がバレると アメリカをはじめ世界中から叩かれるから やめておいたほうが無難
といっているわけですね.同時に,バレさえしなければ何でもアリという彼らのメンタリティが行間に滲み出ているように思えます.
※ え? 「バレても開き直ればOK」って? :p

 「疑惑」も何も,こんなコラムが大新聞に堂々と載るようでは,実際 結局は北朝鮮と同じ穴のムジナではないかと見なさざるを得ません.政府もメディアも火消しに狂奔する中で,こういう本音──強迫観念にも似た強国願望──が はしなくも露呈してしまうあたりが,いかにも韓国らしい.
 こういう国は IAEAは勿論 国連安保理の圧力の下で雁字搦めにしておかないと 何をしでかすか分かったものではない.

 日本のメディアには その辺をきっちり報道してもらわないと困る.どうも日本では「ごく少量」ばかりを強調して(特に共同通信と毎日新聞),今回の事態が最低でもイランと同程度の懸案事だとズバリ言いたがらない.韓国メディアと一緒になって火消しに奔走しているようにすら見える.
 政府も政府で,日本の領土を不法占拠はする,教科書検定や在日の参政権問題に関する露骨な内政干渉はする,という問題児を相手に これほどおいしい外交カードは無いはずなのですが,何を手加減しているのやら.それこそ,ここらで日本がスタンドプレーでも何でもいいから先頭に立って,日本単独での経済制裁も辞さず,くらいの構えで韓国を懲らしめてみせておいて,後々の安保理常任理事国入りの際のお手頃な手土産にでもすればよいものを.

 以下,やや脱線.

 南北双方の合意の下にだか暗黙裡になのか知らないけれど,どうも少なくとも韓国人の頭の中では
「核保有の既成事実作りは北が担当 / 技術面は南がサポート」
という絶妙の連携プレイがしっかり出来上がっているらしい.昨日載せた京郷新聞の社説などは「誤解」の一言で片付けていますが,本当に「誤解」なら 例えば6者協議ひとつ取っても「対話重視」路線に偏向せず,もう少し強い態度で北核問題に臨めそうなもの.今の韓国の「対話」路線は,核問題に限って見れば 北が核保有の既成事実を積み上げるまでの時間稼ぎを南が手伝っていることになる.
 ともあれ,BBCやNYTやWPといった海外報道のお陰で 南が少なくとも北と同様に危険な国である(私としては 北と同様どころか うっかりすると北とグルである可能性すらあると見ますが)ことが広く知られるに至ったことは,手癖の悪い隣人を持った日本にとっては非常に喜ばしいことだと言えるでしょう.

 また,かねてから韓国が主張して来たような「南北の平和統一」なるものが 単なる「実現し得ない事」ではなく「実現させてはならない事」なのだという点を,私たちは再認識する必要があるでしょう.彼ら朝鮮民族だけの手で統一を行なわせてはならない.金正日政権崩壊の暁には,それこそイラクと同様の多国籍軍の 十分に長期間の駐留の下に,「核を持った統一朝鮮」の誕生に繋がる可能性のある全ての能力を彼らからむしり取る必要があります.
 私はイラクへの自衛隊派遣には今なお反対の立場ですが,こと朝鮮半島に関する限り 日本本土の安全に直接関与する重大懸案ですので 反対すべき理由などあろう筈も無い.今回の一件を契機に,自衛隊──もしくは 晴れて日本軍としての──の北朝鮮駐留をも視野に入れた改憲の動きが加速することを 強く望みます.



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証拠隠滅を防ぐ為に: 「核のロマン主義」全文転載
朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領は1975年6月、米紙ワシントンポストとの会見で「米国が核の傘で韓国を守るとの保障がなければ、核兵器などを開発する考え」だと述べた。 当時、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は、在米韓国人科学者を密かに呼んで、作業に乗り出した状況で、米国はそのため非常に緊張していた。

そうした状況の77年6月。 世界的な理論物理学者の在米韓国人科学者、李輝昭(イ・フィソ)氏が米国で交通事故で、42歳に死亡した。 京畿(キョンギ)高校2年のとき、ソウル工大に合格した後、渡米し、物理学を専攻、28歳のとき、ペンシルベニア大の正教授に採用された秀才だった。 即時に「韓国の核開発を阻止しようとする米特殊機関の仕業」とのうわさが広がった。 それ以降、李輝昭氏は、韓国の挫折した核開発の象徴となった。 「李輝昭さえ生存していたら...」その悔しさは、93年、金辰明(キム・ジンミョン)が発表した長編小説『ムクゲの花が咲きました』で爆発した。 小説で「イ・ヨンフ」との名前で生き返った同氏は、死んだ人ながら、南北(韓国・北朝鮮)共同核兵器開発の基礎を提供する。 米日合弁の韓国侵攻に対抗し、共同核弾頭は威力を遺憾なく発揮する。 「米日の韓国攻撃」という刺激的なテーマと「南北共同の核兵器開発」という感性が結合した小説だ。 その感性は「北朝鮮の核兵器も結局韓国の核兵器」という「核のロマン主義」に変わり、依然として現在進行形だ。

ところが、韓国は、核兵器の開発によるリスクに耐えられるだろうか。 核開発の過程で受けた侮辱について、中央(チュンアン)日報が出版した『青瓦台秘書室』の第2券は、関係者の話を次のように伝えている。

「76年に科学技術処長官室で開かれた韓米原子力関連協議会に国務省次官補が出席した。 同氏は、下品な言葉で『再処理の再の字にも触れるな』と話した。 それが、韓国の位相だった」、 「70年代中、韓国の米大使館・科学担当官は、韓国科学技術研究院(KIST)に一方的にやってきて、随時調べていた」。当時は力がなく、米国にやられたが、いまは少し強くなったから、状況が違う、とも言えない。 現在は、国際原子力機関(IAEA)に一々報告し、同機関が漏れなく調べている。 問題点が捕捉され、国連安保理に付託されることにでもなったら、制裁が待っている。 そうすれば、国家の信用度が墜落し、対外的依存度の高い韓国は、即時、さ迷うようになる。 石油強国のリビアも核を放棄したくらいだ。

最近、原子力研究所がウラン0.2グラムを抽出したことについて「いよいよ核兵器の製造技術が確保できた」という喜びの見方がある。 韓国としては嬉しいニュースだが、世界が疑惑の視線を送っているというのが問題だ。 ロマンは現実ではないように「核のロマン主義」も、現実では力にならないとのところに悲劇がある。

政治部・安成奎(アン・ソンギュ)次長

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by xrxkx | 2004-09-07 11:09 | ◆ 韓国核開発疑惑