結局 うまくお茶を濁されてしまった
「挑発的」と強い不快感 中国、靖国参拝継続に

【北京11日共同】中国外務省の孔泉報道局長は11日、小泉純一郎首相が来年も靖国神社に参拝すると10日に発言したことについて「日本の指導者が被害国民の正義の訴えを軽視して挑発的な言論をしたことに不満と遺憾を表明する」と述べ、強い不快感を示した。
 「挑発的」との強い表現での批判は、再三の申し入れにもかかわらず小泉首相が参拝姿勢を変えないことへの中国政府のいら立ちを示している。
 孔泉報道局長は歴史問題を正しく認識することが日中関係の政治的基礎であると強調し「日本の指導者が侵略を反省するとの約束を守り、被害国民の感情を再び傷つけないよう希望する」とも語った。
 首相の発言はサッカーのアジア・カップで噴出した中国国民の反日感情をさらに悪化させる恐れもあり、靖国問題が続く限り日中関係改善の兆しは見えそうもない。(共同通信)
[8月11日19時13分更新]
 時間が無いから所感その他は明日追記!

↓追記したので読んでね♪(08/12 17:22)



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 所感.まず 孔泉の言い草について.
日本の指導者が被害国民の正義の訴えを軽視して挑発的な言論をしたことに不満と遺憾を表明する
 「被害国民の正義の訴え」とは恐れ入った.都合の良いときだけ被害者ぶってもダメ.同じ事をチベットやウイグルや台湾の民衆の前で言って見せてほしいものです.

 あ,そう言えば 自国民の正義の訴えすら戦車で粉砕しちゃう国が どこかにありましたっけ.どこだったかな(笑)
歴史問題を正しく認識することが日中関係の政治的基礎である
 「歴史問題を正しく認識」していないのは 一体どちらでしょう?
 人口20万しかいない南京で30万人殺されたなどと平気で言う(しかも この数字,年々利息が付くみたいだしw)そういう法螺吹き国民に 歴史を語る資格無し.はい次.
日本の指導者が侵略を反省するとの約束を守り、被害国民の感情を再び傷つけないよう希望する
 ですから ね,歴史上 一度たりとも反省というものをしたことがない国民は そういう口を聞く資格が無いんですってば.分からんお人だ.
 第一,「被害国民の感情」と仰いますが,趙紫陽・胡耀邦時代の中国人は ここまで粗暴ではありませんでした.そんな「感情」なぞは江沢民と李鵬が6・4天安門事件以後の思想の引き締めの為に勝手に作ったのでしょう? それとも近頃の中共は自分の尻も自分で拭けない能無し揃いなのでしょうか?

 但し,この点については「侵略」を「反省」するとの約束とやらをしてしまう側にも問題アリなのは言うまでも無し.

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 次に この記事の報道の仕方について.
「挑発的」との強い表現での批判は、再三の申し入れにもかかわらず小泉首相が参拝姿勢を変えないことへの中国政府のいら立ちを示している。
 甘すぎ.
 これは囲碁で言う「消し」でしょう.
 「苛立ち」どころか,中国や韓国などの自称「被害」国にとって 靖国というのは それさえ持ち出せば自分たちの非は全て帳消しにすることができ,日本から無尽蔵の譲歩を引き出し得る 魔法のカードなわけです.

 要するに中国側としては,先のアジア杯の失態を出来るだけ早くうやむやにし,対日関係で優位に立ちたい.それには 季節柄 靖国がもってこいのネタなのは明らか.ところが あいにく小泉首相は今年は正月に既に参拝を済ませているので 08/15は参拝しないと言っている.これでは中国は噛み付く先が無い.だから わざわざ御丁寧に「来年以降 参拝を続ける気はあるか?」などという まるで来年分の靖国紛争を前借りするような質問を 一部報道陣が持ち出した.…と,要は そういうことでしょう.
 報道たるものの良心を中共にいくらで売ったのか知らないけれども,こういう質問を出して来るのが どこの記者だか,おおよそ察しは付きますね.
首相の発言はサッカーのアジア・カップで噴出した中国国民の反日感情をさらに悪化させる恐れもあり、靖国問題が続く限り日中関係改善の兆しは見えそうもない。
 もう,馬鹿かと.
 まず「靖国問題」と仰いますが,あれが「問題」になるのは 首相の参拝自体のせいではない.他国の戦没者の慰霊の仕方にまで臆面も無く嘴を差し挟もうとする自称「被害」国のせいです.
 次に「アジア・カップで噴出した中国国民の反日感情」とやらは 中共が勝手に作り出した中国国内の問題にすぎません.日本首相たるものの行動が そんなものに束縛されるべきではない.

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 最後に,上の記事から離れて 一般論を ちょこっとだけ書いておきます.

※ 閣僚の靖国参拝が憲法の定める「政教分離の原則」に抵触しないか,という点からの議論は 大いにあって然るべきでしょう.但し,その際の唯一の判断基準は憲法そのものであって,そこに「周辺国の国民感情への配慮」などが働く余地などあってはならないのは当然のこと.
(この点,いわゆる護憲派は 「平和」憲法を守ると言いながら実際には自称「被害」国民の権益を守っているという自覚があるのやら無いのやら)

※ 閣僚の方々にも,国政を預かる者が戦没者(大東亜戦争のみならず 戊辰戦争以来の全ての,です.念の為)の慰霊を行なうという 主権国家としてごく自然な行為が かくも胡散臭い扱いを受けているのは 何より彼ら自身が「私的な参拝だからOK」のような姑息な法解釈上の逃げばかり打って来たせいだという自覚を もう少し持って頂きたい.
(この点については自衛隊の問題も全く同じ)
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by xrxkx | 2004-08-11 21:47 | 時事ネタ一般