アジア杯: 呆れた発言集
◇ 3日 ◇

午前・岩永峯一 自民党副幹事長 党役員連絡会にて
「果たして北京五輪が開催できるのか」

午後・細田官房長官 記者会見にて
「非常に遺憾な状態だったという人は多い。両国で検討も必要なことではないか」 (スポーツ報知)
「いろいろな考えがあってのことだと思う。両国の検討も必要ではないか」 (毎日)

夜・小泉首相 談話
「スポーツは友好の祭典だから、日本選手、外国選手を温かく迎えてほしい」 (スポーツ報知)

◇ 4日 ◇

午前・細田官房長官 記者会見にて
藪中アジア大洋州局長から程永華駐日公使に抗議したことを発表
 藪「反日感情をあおるようなことになってはいけない。平静に対応してほしい
 程「基本的にはその通りだ」
「観客も日本から出かけていく。騒ぎが大きくなり、トラブル、暴力行為などが起こってはいけない。中国側にしっかり対応してもらいたい」 (以上 産経)

07/26,07/28に 各々 重慶市当局および中国外交部に 日本大使館を通じ「平静な対応」を申し入れたと発表
「反日感情をあおるようなことになってはならないということで申し入れた。トラブル・暴力行為が起きてはいけないので、その点は中国側にしっかりと対応していただきたい」 (以上 毎日)

中国政府に対する申し入れは 07/26,07/28,08/03の3度にわたって行なったと発表
「政府ベースで外務省を通じて(中国側に改善を)申し入れている。あくまでも平静に対応し、スポーツの交流なので反日感情をあおるようなことになってはいけない」
決勝戦が日中対戦となったことに関し
「中国側にしっかり対応してほしい」 (以上 読売)

「スポーツ交流なので、反日感情をあおることになってはいけないということで、平静に対応していただくよう中国側に申し入れをした」
「向こう(中国側)も、その通りだと言ってるようだ」
「騒ぎが大きくなると、日本人の観客が暴力などトラブルが起きてはいけない。中国側もしっかり対応してほしい」 (以上 ロイター)

これまで3回にわたって中国側に改善を申し入れたことを説明
3日には藪中三十二外務省アジア大洋州局長が駐日中国公使に
平静に対応してほしい。スポーツ交流で、反日感情をあおるようなことになってはいけない」
中国側「その通りだ」と同意 (以上 共同)


午前・川口外相 衆院外務委員会にて
「中国のサッカーファンにもう少し考えてもらいたい。遺憾である」 (産経)
「中国のサッカーファンにもう少し考えてもらいたい。遺憾である」
中国人の心の中に日本に対してそのような行動を取らせる感情があることも否めない。日中戦争時代のことを考えた人もいたかもしれない。そういうことを教育された結果かもしれない」 (以上 時事)
「反日的行動について中国のサッカーファンはもう少し考えてほしい。遺憾だ。日中関係の増進にはプラスにはならない」 (共同)


昼・小泉首相 鑑定での記者団との談話にて
「スポーツだからね。お互い温かく楽しもうじゃないか」 (産経)
「スポーツなので、お互い温かく楽しもうという方がいいのではないか」 (読売)
「スポーツ(による交流)なので、お互い温かく楽しもう。その方がいい」 (ロイター)


安倍 自民党幹事長 何勇 中共中央書記局書記との会談にて
「ぜひ、改善してもらいたい。スポーツと政治は切り離してほしい」(毎日)
「日本対中国で決勝戦になるので、日本の選手が気持ち良くプレーできて、ファンも応援できる環境をしっかりと守ってもらいたい。スポーツと政治は切り離してもらいたい」(共同)
「(中国人観衆の行動に)日本人観客が身の危険を感じる状況があったので改善してほしい。7日の決勝は日本対中国だが、政治とスポーツは切り離して気持ちよくプレーできるようにしてもらいたい」 (時事)
何書記 回答
「できる限りの努力をする」 (時事)
「できる限り努力する」 (共同)


岡田 民主党代表 何書記との同様の会談中
背景にあるものを政治家としても直視しないといけないが、より国民レベルの相互理解が必要だ」 (毎日)
背景にあることを政治家として直視しないといけないが、より国民レベルでの相互理解が必要だ」 (時事)
背景にあることを直視し、国民レベルでの交流を進めることが必要だ」 (共同)
仙谷由人 政調会長
「(日本対中国の)7日の決勝戦が関係改善のきっかけになればいい」 (時事)
何書記 回答
不愉快なことが起こっていることは認識しており、われわれも望んでいない。未来を重視して友好協力を進めることが大事だ」 (共同)


孔泉 外交部報道局長
「サッカーの重要な国際試合では、少数のファンによる行き過ぎた行為がしばしば発生するが、我々はこれには賛成しない
「中日両国の決勝進出を非常にうれしく思う。(7日に北京で行われる)決勝戦では、両国のファンがマナーを守り、素晴らしい試合を観戦できるよう期待している
一部の日本メディアが問題を過剰に取り上げ、政治と関連づけていることに遺憾の意を表明する
(以上 読売)
一部のファンの行き過ぎた行為には賛成しない」 (時事)


◇ 5日 ◇
午前・小泉首相 武大偉 駐日大使(離任挨拶の為 官邸を訪問)との会談にて
スポーツマン精神にのっとった良い試合となり、双方の国民が楽しめるものになるよう期待している」 (時事)
「(7日に北京で行われる日本対中国の決勝戦が)スポーツマン精神にのっとった良い試合となり、日中双方の国民が楽しめるものとなることを期待する」 (読売)
「日中のサッカー決勝はおもしろくなりそうだ。スポーツだから友好的な雰囲気で楽しめるようにしよう」 (産経)
武大使 回答
「主催国としてしかるべき措置を取る。ご安心いただきたい」 (時事)
「中国側としても良い決勝戦となるよう期待している。主催国としてしかるべき措置を取る考えだ」 (読売)
「あれは本来の中国の姿ではない。中国側としても良い決勝戦となるよう期待している。主催国としてしかるべき措置をとる考えであり、安心してほしい」
(小泉首相の提言に対し)「日中友好が大事だから、そのようにしたいと思う」 (以上 産経)


◇ 6日 ◇
陳至立 国務委員 日中双方の選手や協会関係者と会談
劉建超 外交部副報道局長 会談に同席 記者団に対し
「明日の試合が、両国民の相互理解と友好増進に役立つと信じている」
決勝戦の安全面に問題はない」 (以上 読売)


扇千景 参院議長 武大偉駐日大使と国会内で会談中
「7日の(決勝戦の)ことをとても楽しみにしている」
武大使 回答
「友好第一、試合は第二だ」


◇ 7日 ◇

試合前・肖天 国家体育総局長補佐
「重慶で一部の観衆が過激で友好的でない態度を見せて以降、組織委員会はこの問題を重視していくつかの措置をとった」
「五輪では日本に限らず全世界に親切かつ友好的に対応する。特に選手の安全について多くの措置をとっている」
(以上 朝日)


試合中・阿南惟茂 駐中日本大使 現場にて 試合前の君が代演奏に中国人観客がブーイングを浴びせた件に関し 陳至立・国務委員や袁偉民・国家体育総局長、王岐山・北京市長らに抗議
「国旗、国歌に対する敬意が払われてしかるべきである」 (朝日)


試合後・大使館車両の窓ガラスが割られた事件に関し 日本大使館から中国外交部に抗議
外交部からは回答なし (読売)


◇ 8日 ◇

未明・北京市公安局 日本大使館に電話
警備上、不手際があった。誠に申し訳なかった」 (朝日)
警備上の不備があった。おわびしたい」 (毎日)
警備上の不備があった」と謝罪 (読売)


川口外相
(日本人の)安全に影響が及ぶことはなかった。中国政府がスポーツマンシップにのっとって見るよう相当一生懸命(働き掛けを)やった
(中国人観客による反日行動の)原因も考えないといけないし、どうしていったらいいか中国政府とも一緒に議論していく」 (以上 時事)


竹田恒和 日本オリンピック委員会会長 兼 アテネ五輪日本代表選手団団長
「日本から働きかけることはしないが、中国側から要請があれば、協議に応じたい」
「スポーツに政治問題が絡むようなことが持ち込まれたのは非常に残念」 (以上 読売)


◇ 9日 ◇

午前・武大偉 駐日大使 外務省にて川口外相と会談
「一部サポーターの行動は不愉快で、中国政府としても目にしたくない行為だった」
決勝戦で警官約4万7000人を動員して警備にあたり、日本人観客の安全確保に最大限配慮したことを説明
「試合終了後の騒動までコントロールするのは難しかった」 (以上 読売)

「一部のサポーターのことは本当に不愉快である。中国政府として目にしたくないような行為だ」
「全体として何とか成功だと思っている。北京の試合には警備に4万7000人を動員するなど最大限努力した。(試合後の動きを)コントロールするのは難しかった」 (以上 産経)

「今回の大会を中国政府は非常に重視し、全体として成功裏に終わったと思う。北京の決勝戦には4万7000人の警官を動員し、最大限努力した
「(群衆の)コントロールが難しかった。一部の中国人サポーターの行為は、本当に不愉快なもので中国政府としても目にしたくないものだった」
日本側で中国が08年オリンピックを開催する能力がないような論調の報道があることへの不満の意を示した (以上 朝日)

川口外相
「一部の観客の残念な行動もあった」
中国政府は最大限努力した」 (以上 読売)

「4万7000人の警察官を動員していただいたが、公使の車の窓ガラスが割られたり、国旗が焼かれたりしたことを阻止することができなかったことも事実だ」
「一連の試合を通じて残念な行動も見られたが、その中で中国政府は最大限の努力をしたと思う
中長期的に国民感情の問題を見据え、きちんと分析し議論していくことが大切だ」 (以上 産経)

「日中両国選手のフェアプレーには心を打たれたが(観客には)残念な行動が見られた」
(中国での反日感情について)「両国の間で中長期的に客観的に分析していくことが大事だと思う」 (以上 朝日)


孔泉 外交部報道局長 談話
一部の人々の過激な行いは、われわれが望んでいなかったことである」 (時事)


夕方・細田官房長官
観戦中も観戦後も(日本人客が)身の危険を感じるような行動は抑制された。当局も誠意をもって対応したと思っている
(小泉首相の靖国参拝による影響は,との問いに答え)
「(日中の)直接対決ということでいろいろなことがある。欧州でもサッカーの試合となるといろいろなことがある。(関連について)今後、分析しないといけない」 (以上 共同)




所感.

※ 何より まず,民主党の岡田代表のような 一介の在野人士が言うなら まだしも,参院議長,官房長官,外相までが中国人の反日感情に理解を示してみせる必要が いったい何処にあるのでしょう.
 「スポーツと政治を結び付けるべきではない」と言った以上は 一切の言い訳は許すべきではない.反日感情だか何だか知らないが,歴史論争ならそれに相応しい場所で堂々と受けて立ったらよい.歴史問題さえ持ち出せば日本人が平身低頭すると思ったら大間違い.

※ 第二に,中国側の「一部のファンによる行き過ぎ」という言い草に対し 日本側があまりにも物分りが良さ過ぎる.
 中国側があれだけ「決勝戦の安全面に問題は無い」「安心してほしい」と繰り返していたにも拘らず,実際に大使館車輌が窓ガラスを割られる騒ぎまで起きているのです.中国側は4万7000人もの警官を動員したそうですが,それだけ雁首揃えて「一部のファンによる行き過ぎ」を制止できなかったのは動かし難い事実.これでは「本当にオリンピックが開催できるのか」くらいの誹りは受けて当然.逆ギレなどもってのほか.

※ 第三に,
 決勝戦終了後の暴動に対する日本大使館の抗議に 中国側は北京市公安当局が翌日未明に電話で謝っただけ.知らぬ顔を決め込んでいた外交部が 2日も経ってようやく出したコメントが
「一部の人々の過激な行いは、われわれが望んでいなかったことである」
と,この他人事のような言い草です.それを わざわざ日本側から中国の「最大限の努力」を評価して見せてやって どうするのか.

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極めつけは これ.

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抗議するとき握手するのはやめましょう。
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by xrxkx | 2004-08-10 21:48 | 時事ネタ一般