案の定 まだまだ続く 犬肉論争
 犬肉論議,まだ続いています.とは言っても,予想通り 話題は犬食の是非には留まらず,「植民地」論争にまで拡大していますが.

 まず,私が2004年7月2日に行なった 最初の投稿に,日本人からのコメントが付いていました.

honasan えりこさん、私も日本人ですが、植民地や略奪という言葉に関していえば、日本がそれを認めないというならそれこそ”別に悪気はなかった”ということになるのではないでしょうか。実際、日本の統治によって今でも韓国人の中に深い傷が残っていることは確かです。 [2004/07/03]
honasan それは私の舅、姑がその時代に生きてこられた方であり、周囲にもそのような傷を負った方がたくさんいらっしゃるのです。私も今客観的な文献や記録を持ち出すことはできませんが、当時を生きたご老人方の話に素直に耳を傾けることも必要ではないでしょうか。 [2004/07/03]
honasan いくら日本が韓国を善意で併合したといっても、当の韓国人にとってそれが植民地支配されたとしかうつらなかったということが事実ではないでしょうか。 [2004/07/03]
Eriko これも明日まとめて回答します.今日はこれから出掛けるものですから.ご了承下さい. [14:15:27]


 一方,当のYJ本人も黙っていません.

Re:犬肉論議...
번호:2395 글쓴이: YJ | 조회:14 날짜:2004/07/03 17:43

日本統治時代以前、韓国の一般人に犬が常食されていたかどうかという問題を離れて、
植民地の概念にまで話しが飛躍してしまいました^^
これについては、あなたと私の歴史認識には差があるようです。

『植民地』と『併合』という言葉の違いにどれほどの意味を持つのか、わかりません。
はっきりと言えることは、韓国の国民が望んで日本統治を受け入れたものではないということ。

そして、この日本統治が『歴史』として片付けてしまうには、あまりにも記憶に新しい。
そのときに生きた人が今も生きておられるし、この時代は遠い先祖の話ではなく、
自分たちの家族である、両親・祖父母の生きた時代の話なのです。
この人たちの言葉は、どんな資料よりも重みのあるものではないかな?

ただ、いずれにせよ国粋主義者でない限り、お互いに不幸な時代であったことには同意できると思います。

韓国では最近になってようやく公に日本文化が開放され、
日本ではヨン様ブームや、冬ソナブームなど、これまでには考えられなかったような今の状況は、
両国にとって大変喜ばしいことと思います。
このように、特定の文化についての交流がさかんになってきてはいるもの、
両国の人々の心の根底にある特別意識はまだまだ拭い去られずに残っているのは事実で、
これは、両国の戦後教育の現場で、共通の歴史認識を共有できなかったということも
大きな原因のひとつであると思います。

将来、真の意味での友好関係を築いてゆくためには、
先ず、先入観を取り除き、不幸な事実を同じ角度から見るということが、
わだかまりを解消する有効な手段ではないかと考えます。

現在、日本と韓国の有識者・歴史学者が、
ヨーロッパのように共通の歴史認識を持とうと作業部会をつくり、
私も間接的にではありますが、微力ながらお手伝いさせていただいております。

これが完成し、これを元に作られた教科書で教育をすることになれば、
どんなにすばらしいことでしょう。
少なくとも今回のような、不毛な議論はずっと少なくなることと信じます^^

ちなみに、今は犬食がだれでも食べられるという意味から
『韓国の食文化のひとつ』『常食』になっていると言えますが、
やっぱり私は李氏朝鮮王朝以前には犬食が一般人の常食だったとは考えません。
簡単な話が、そんな高価なものを食べられるほど、裕福な国ではなかった^^
元来闘犬であった、現在、天然記念物のチンド犬、プンサン犬が
日本統治時代に絶滅しかけたのは、食用にしたからだと思っています。

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ロンドン物... 犬を食べて絶滅したんですか?私は犬の毛皮が軍人達の被服に使われたため、したがって犬も、、、、 [02:39:53]
Eriko 相変わらず 根拠を伴わない思い込みによる主張の繰り返しですね.明日回答します. [14:07:43]


 で,これを読んだ翌日(つまり今日です)の私の回答.

いつまで続く? 犬も食わない犬肉論議
번호:2398 글쓴이: Eriko | 조회:1 날짜:2004/07/05 17:35

1.犬肉論議の残り

日本統治時代以前、韓国の一般人に犬が常食されていたかどうかという問題を離れて、
植民地の概念にまで話しが飛躍してしまいました^^
 他人事のように言っていただいては心外ですね.
 2382番のnomisukeさんの文章,および それに対する韓国の皆さんのコメントを,もう一度読み返してください.ここまでは 歴史論争になど発展しそうな気配すら見当たりません.種を蒔いたのはあなた自身です.
 2393番の投稿をはじめ,私が再三にわたって指摘しているように,2385番の投稿中であなたが仰った
韓国で犬食が一般的なもののように思われていますが、それは間違いです。──(※)
という主張を その場で論証していれば,それで話は終わりだったはずです.
それを怠ったままで 日本の「植民地支配」だの「略奪」だのを持ち出したのは あなたですよ.自分の発言に責任を負おうとせず,他者からの批判に一切応えようとせず,もっぱら自分の思い込みに基づいて 自分の言いたい事だけを次々に言い続けているから,こういう「話の飛躍」が生じるのです.あなたに その自覚はおありですか?

 納得の行く回答が得られるまで 何度でも質問します.これが議論の発端ですから.
  1. 2385番の投稿中で あなたが仰った「韓国で犬食が一般的ではない」という主張を証明するに足る 具体的な論拠の提示は どうなりましたか? 論証のしかたの例は 2393番の投稿で 既にお教えしてあるはずです.
  2. 「植民地」時代に日本が「略奪」して行ったという牛や馬の数に関する統計はありますか? それとも 韓国では「よく分からないが,とにかく たくさん」式の主張が 歴史研究の場に於いて 罷り通るのですか?
  3. 本当に「韓国で一般人が犬肉を食べるようになったのは,『植民地』時代の日本の『略奪』によるもの」だとするなら,同じように第二次世界大戦中の困窮を味わった日本本土の日本人の間に 犬食の風習が全く定着しなかったのは 何故だと思いますか?
ちなみに、今は犬食がだれでも食べられるという意味から『韓国の食文化のひとつ』『常食』になっていると言えますが、やっぱり私は李氏朝鮮王朝以前には犬食が一般人の常食だったとは考えません。
簡単な話が、そんな高価なものを食べられるほど、裕福な国ではなかった^^
元来闘犬であった、現在、天然記念物のチンド犬、プンサン犬が 日本統治時代に絶滅しかけたのは、食用にしたからだと思っています。
についても同様です.失礼ながら,「…だと言われています」「…だと思います」は もう聞き飽きました.

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2.併合は「植民地支配」とは違う

『植民地』と『併合』という言葉の違いにどれほどの意味を持つのか、わかりません。
 困りましたね.仮にも政治史を専攻なさったという方が そういうことでは….
 面白い話を ひとつお聞かせしましょう.
 今年3月1日の KBSラジオ「세월 따라 노래 따라」の「三一節」特別番組中に出て来た言葉ですが,同番組によれば 日本首相・原敬の
朝鮮は日本の属邦でも植民地でもない.日本の延長である.
という言葉が,「日本首相による歴史上最初の妄言」なのだそうです.
(同番組中で紹介されていた 「三一独立運動」の運動歌のメロディが 日本の「鉄道唱歌」をまるごと盗作したものだったのは ご愛嬌ですが…)
 さて,KBSから見れば「妄言」に見えるらしい「日本の延長」という この表現は,当時 日本がどういう方針で朝鮮経営に当たったかを 端的に物語っています.日本は朝鮮を本土と同じ資格を持った自国の一地方として扱ったのです.
 例えば,35年に及ぶ朝鮮統治の間 ほぼ終始一貫して経営は赤字です.それでも 本土と同じように 鉄道・電信網・道路網・学校・病院などのインフラ整備を行い,はては本土にも無いほど大規模な水力発電所まで建造したほどです.単なる植民地なら そうまでして維持する必要は無かった.利益が挙がらないなら,さっさと他国(ロシアとか)に売却してしまう選択肢もあった.ところが日本はそうはしていない.

 また,例えば朝鮮人に本土と同じ水準の教育を受ける権利を保障し,近代的な初等教育制度を全国に普及させたのも 朝鮮総督府の功績です.
 現在 韓国人たちが誇ってやまないハングルにしても そうで,ハングルの正書法(맞춤법)を改定・統一したのが朝鮮総督府の仕事だったということを正確に理解している韓国人は少ないようです.
(註:この他に 同時期に民間機関である朝鮮語学会が定めた正書法も並行して用いられていました)
韓国では,現在の韓国に於ける文盲率の低さを「ハングルの優秀性・学び易さ」に帰そうとする向きが多いようですが,ことは そう単純ではありません.上の話は「日帝は朝鮮人から母国語を奪った」という主張の虚構性を実証してくれる史実のひとつです.朝鮮総督府は朝鮮人から「母国語を奪う」どころか,漢字はもちろんハングルによるコミュニケーションすら十分に行なえなかった民衆の啓蒙に腐心したのです.

 初等教育だけではありません.現在の韓国の最高学府であるソウル大学にしても,あれはもともと日本に9つあった帝国大学のひとつです.(註: 他の8つのうち 7つは日本本土に現存,1つは台北にある)
 もし 韓国人や一部の日本人が言うように 朝鮮が日本の単なる植民地であり,収奪や兵站化の対象でしかなかったとするなら,むしろ徹底的な愚民政策をもって当たるのが筋で,ましてや高等教育・研究機関の設立など論外だったはずです.

 日本首相が わざわざ「朝鮮を単なる植民地として扱わない」と言明しているのを,「妄言」の一言で片付けてしまう 上のKBSなどの人々は,こうした日本統治の功罪について 少しでも事実に即して客観的に考えてみたことがあるのかと,首をかしげたくなりますね.
はっきりと言えることは、韓国の国民が望んで日本統治を受け入れたものではないということ。
 あなたは生まれたいと思って生まれて来ましたか? そうではないでしょう.
 では,あなたは ご自身の人生に於けるさまざまな障害や悩みに関する責任は あなたを生んだご両親が負うべきものだと思いますか? これも違うでしょう.…一人前の大人ならば.
 仮に 百歩譲って 本当に朝鮮の民衆が日本統治を望まなかったとしても,
「では 他にどういう道があったのか?」
ということを 真面目に考えてみようともせず(それどころか 昨今では「日本の『侵略』さえ無ければ韓国は自力で近代化できたはずだ」などという,それこそ何の根拠も無い絵空事すら罷り通っているそうですね),もっぱら日本統治によって韓国に不幸がもたらされたと妄信しようとする姿勢には,私は賛同いたしかねます.
そして、この日本統治が『歴史』として片付けてしまうには、あまりにも記憶に新しい。
そのときに生きた人が今も生きておられるし、この時代は遠い先祖の話ではなく、自分たちの家族である、両親・祖父母の生きた時代の話なのです。
この人たちの言葉は、どんな資料よりも重みのあるものではないかな?
 私はそうは思いません.
 自称「被害者」の証言だけで歴史を語ることが許されるなら,こんな楽なことはありません.全ての歴史研究は その存在意義を失います.
 たとえば,私があなたに
「あなたは昨日 私のPCに侵入して 個人情報を盗みましたね.謝罪と賠償を求めます」
とでも言ったとしましょうか.あなたは これをまともに請合いますか?
「人聞きの悪いことを言ってもらっては困る.そんなことを言うなら 証拠を出してもらいたい」
と応じるのが普通でしょう.これと全く同じことが 歴史認識をめぐる日韓関係に於いて起きている.「強制連行」だの「従軍慰安婦」だのといった問題は 軒並み これです.
 ついでで申し訳ありませんが,2393番の投稿にお寄せいただいた honasanさんのコメントへの回答も,上記をもって代えさせていただきます.
 これだけでは回答になっていないと思われるかも知れませんので,ひとことだけ付け加えるなら,
およそ 国と国との関係に 慈善事業などあり得ない.外交は双方の利害得失とパワーバランスだけで動く.日本の朝鮮併合が『善意』に基づいていたか云々を問うなどはナンセンスの極みである
ということです.


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3.「共通の歴史認識」について

将来、真の意味での友好関係を築いてゆくためには、先ず、先入観を取り除き、不幸な事実を同じ角度から見るということが、わだかまりを解消する有効な手段ではないかと考えます。
現在、日本と韓国の有識者・歴史学者が、ヨーロッパのように共通の歴史認識を持とうと作業部会をつくり、私も間接的にではありますが、微力ながらお手伝いさせていただいております。
これが完成し、これを元に作られた教科書で教育をすることになれば、どんなにすばらしいことでしょう。
少なくとも今回のような、不毛な議論はずっと少なくなることと信じます^^
 全否定します.
 歴史に事実はひとつしかありませんが,個々の史実が持つ歴史的意味に対する解釈は各人各様であり得ますし,むしろ その方が健全です.「この史実は こう読まなくてはならない」などという 画一的な歴史観を 教育の現場で幼い子供たちに吹き込むのは,もはや教育ではなく洗脳です.
 韓国ではどうだか存じませんが,日本では 「○○○先生は義士」だとか「×××は売国奴」などといった主張をもって 国論を統一しようとする動きは 警戒されます.むろん,そういう主張に即した記述が「国定教科書」に載ったりすることも ありませんし(註: そもそも日本には国定教科書がありません),ましてや,ある人が その著書の中で GHQの占領統治の功績を再評価しようとしただけで その著書が「青少年有害図書」指定を受けるような事態は 想像すらできません.

 ここで謂う「共通の歴史認識」なるものが,今まで再三述べて来たような 根拠の提示を伴わない 単なる思い込みに基づいた 韓国人の一方的かつ独善的な主張を 日本人が無条件に受け入れることを前提としてのみ成り立ち得るものなのであれば,そのような「共通の歴史認識」などは 「すばらしい」どころか 有害無益の存在です.
 現に,日本人の歴史認識に対する 韓国側によるこうした容喙がもたらした諸現象は 数限りなく見ることができますね.他でもない,今まで何度となく持ち上がった教科書検定問題が その最たる例です.日本が朝鮮統治に於いて「悪いことばかりして来たわけではない」という,ごく控えめな主張ですら,韓国では「歴史歪曲」「妄言」「捏造」の一言で片付けるだけです.これでは議論にもなりません.こういう人々が口にする「共通の歴史認識」とは 一体 何なのでしょう?
ただ、いずれにせよ国粋主義者でない限り、お互いに不幸な時代であったことには同意できると思います。
 「不幸」には違いなかったでしょうね.
 ただ,その「不幸」の原因を「日帝」に求めようとしても無駄です.理由は上述の通り.
 以下 私見ですが,強いて「不幸」の原因を辿るなら,19世紀後半,あの弱肉強食の時代にあって 事大主義と鎖国政策だけで国を守り切れると考えていた 頑迷な為政者や,自己の勢道政治の延命だけしか眼中になく,開化派人士を片っ端から弾圧し,日本や清国やロシアに 次々に不定見に迎合し,国の権益も尊厳も 何もかも外国に売り渡した末に クーデターで殺された 愚かな王妃の責任をこそ,真っ先に問うべきでしょう.
(日本の場合,当時 列強のアジア進出の勢い著しい真っ只中にあって 朝鮮と大差ない状況に置かれていた この国が, 間一髪のところで 朝鮮と同じ運命を辿らずに済んだのは,そうした厳しい国際情勢の中で生き抜いて行ける 確固たる外交戦略,および 国の存亡を一身に担う覚悟を 兼ね備えた為政者がおり,国民もまた 自己の置かれた厳しい現状を よく理解していたからです)
 ところが 実際には,韓国では そうした人々は 今なお1万ウォン札や大河ドラマの主役を張るなど もっぱら神格化されるばかりで,逆に そうした人物の尻拭いを引き受けて 断腸の思いで「破産国家・朝鮮」の軟着陸のために腐心した人物が 「売国奴」「逆賊」として 現在に至るまで罵られ続けているのですから,もはや何をかいわんやという感があります.


 振り返って,もともとの「犬食論議」について見ても,図式は全く同様です.犬食の歴史について あなたがどう考えるかは もちろん あなたの自由です.私はこれに口を挟むつもりはありません.私にとっては 所詮は他人事なのですから.
 但し,韓国人が 根拠を伴わない主張によって 日本人に対して何事であれ責任転嫁を行なおうとしたり,そうした「歴史認識」を日本人にも強要しようと企てるのであれば,事は もはや他人事では済まなくなります.

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by xrxkx | 2004-07-05 18:28 | ここが変ニダ韓国人