虎の子のミサイル大放出でもNPC扱いはそのままの哀れ。

何事も無かったかのようにたまーに更新。サボっていた3ヶ月余りの間、周りを見渡せば拉致であれ竹島であれ靖國であれ米軍基地であれ気の重くなる出来事ばかりがあまりに多かったのですが、先日の北朝鮮によるミサイル発射は、日本にとって──少なくとも《私の日本》にとっては──久々の朗報でした。


今回北が放ったミサイルの中にテポドンが含まれていたのがジョンイルくんお得意の米への屈折した愛情表現(笑)なのは明白ですが、腕っ節はめっぽう強いのに蜂に刺されただけで泣き出してしまうガキ大将のようなあの国が自らの本土にまで届くミサイルの発射実験を目の当たりにして通り一遍の抗議や遺憾表明で済ませるなどあり得よう筈も無いでしょう。


このことは取りも直さず、日本国内で過去数年間続いて来た「単独での経済制裁に効果があるか無いか」式の小田原評定が自ずと立ち消えになることを意味します。この国が「主権国家とは何ぞや」という宿題をまたも未完成のまま提出する羽目になってしまったのは恥ずかしい限りですが、今回のミサイル劇を皮切りにこれまで遅々として進まなかった拉致問題解決の為の対北圧力の強化が一瀉千里に進むであろうことの意義を今は多とします。本来なら万景峰の入港禁止については今回のミサイル発射のずっと前から実行の大義名分は十分すぎるほどあった筈で 寧ろ遅きに失した感が拭えません(遅くともかの偽遺骨騒動の時には発動していなくてはならなかった)し、総務省が全国139の自治体に総聯関連施設への適切な課税を指示した件に至っては対北制裁云々以前の常識の問題なのですが、経緯はともあれどうにか帳尻は合ったかという所。


一方北朝鮮が今後もミサイル発射を続けると言明しているのは有難い事です。北曰く、「日朝平壌宣言や核問題をめぐる6か国協議の共同声明のような合意には拘束されない」。ならず者国家もとい国家未満の面目躍如ですか。わはははは。南北を問わずかの民族のオツムがどういう具合に出来ているかについては改めて触れるまでもないでしょうが、この期に及んで尚こういう輩を相手に「対話と圧力」だの「平壌宣言を守れ」だのを繰り返しておいでの某国の宰相などは己のボキャブラリーの貧困と戦略眼の無さを恥じた方が良い。この人に最も欠けているのは「いま日本は北朝鮮そのものを相手にしているのではなく北朝鮮の頭越しに支那と戦っているのだ」という自覚です。支那と言えば7/5付で外交部の劉建超が僅か2段落の短い談話を出していますが、これを見ても今回の一件が国連安保理に持ち込まれることを支那がどれだけ嫌っているかは一目瞭然。これで支那が安保理で拒否権行使に踏み切れば自らもテロ支援国家の誹りは免れず、決議に賛成したらしたで自らがホストを務める6者協議が茶番に過ぎないことを自ら認めたも同然。中南海も今頃はさしずめ出来の悪い息子を持った親の心境でしょうが、日本も他人の心配ばかりしていないでそろそろ「やれば出来る子」を卒業する潮時でしょう。



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by xrxkx | 2006-07-07 13:25 | 時事ネタ一般