【黄禹錫】ウソツク大先生以外にも嘘論文発見で韓国科学界もすっかり健全に。

ウソツク大先生周辺とは直接関係ない上に やや古い記事ですが,さっきスクラップをひっくり返していてちょっと気になるのを見つけたので載せておきます.


以下,訳出しなかった部分には「アメリカの研究室を蜂の巣とするなら黄の研究室は組立工場」なる指摘と,「ES細胞分野へのアメリカの今後の取り組み方をめぐる賛否両論」に触れており,特に前者については日本語記事で読んだ覚えがありますが,確かその日本語記事では同じくWPを引用していながら「黄の他にも論文捏造」の件は書いていなかったような気が.
日本語記事も確か朝鮮日報で読んだように記憶していますので後で探してみます.



黄禹錫波動,韓国科学界信頼度に波長 ──WP「黄教授以外のソウル大論文 少なくとも1件 操作疑惑」 / 韓国研究室文化・検証体制 不信受ける(朝鮮日報 12/25)

黄禹錫(ほゎん・うそく)論文操作波動が,世界の科学界から韓国,特にソウル大の他の学者らの研究論文の信頼度にも悪影響を及ぼすおそれが現実化する兆しが現れている.


ワシントン・ポストは24日(原文註:現地時間),ソウル大の科学者らが学術誌に提出した論文中 少なくとも1件から 操作を示唆する証拠が発見され,これに関する検証が行われていると報じた.


同紙によれば,黄教授の論文を掲載したScience側が黄教授の2004,2005年論文以外に犬クローニングについても操作があったかどうかを検証しているが,「それだけにとどまらないかも知れない」と,(原文註:NatureやScienceよりも)有名度の低い科学雑誌に提出された研究論文についての検証作業を行って来た」或る科学者が23日明らかにしたという.


この論文は「黄教授が共著者に加わってはいないもの」であり,匿名を要求したこの検証者は「こうした詐欺行為の一部がウソク(原文註:黄教授)の他にもある(原文註:extended beyond)のは明らか」だと述べた,とWP紙は付け加えた.


(後略)



ともあれ,WPの記事に出て来るという「匿名の検証者」氏が言っているのは「黄のScience論文2本以外にも捏造論文があるのは確実」だという話であって,「信頼度に悪影響を及ぼす」とか何とかの段階ではないと思うのですが.


上の記事,ワシントンDC発聯合ニュースだそうですが,これを書いた記者氏がもしも頭の何処かで「黄の一件さえ無ければバレずに済んだかも知れないのに」などと考えていたのだとしたら,その事の方がインチキ学者の捏造論文などより韓国社会にとって余程深刻な病状のようにも思えます.


私の記憶違いでなければ,黄が2005年Science論文撤回宣言を出してからというもの,あちこちの新聞が「疑惑を韓国人自身の手で解明できたのが不幸中の幸いだった」とか「韓国社会の健全性が云々」とか書いていた筈.
どうやら「健全性」を遺憾なく発揮する材料は黄論文以外にも幾らでも転がっているらしいですから,来る2006年は「健全」なる韓国科学界にとってはさぞかし豊年満作の年になることでしょう.彼らの奮戦を期待したいものです.



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by xrxkx | 2005-12-28 22:27 | ◆ 黄禹錫 / 卵子売買