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【靖國参拝】犬と支那人は立ち入るべからず
 遅まきながら,小泉首相「靖國参拝やめない」宣言のこと.
首相、靖国いつ参拝「他国が干渉すべきでない」 中韓対日行事続き多難 ─産経 朝刊 05/17
 「他国が干渉すべきではない」のはその通り.昨年11月のAPEC以来,靖國参拝については「聞かれても答えない」という態度でいた小泉総理ですが,ようやく口を開いたのは評価したい.黙っていては諸外国は「疚しい事があるからだ」と思うでしょうから.
 但し,言ったからには やることはやってもらうぞ.以上.…と,これではあまりに身も蓋も無いので,記事の中身を見て見ますと,まず気に入らないのが以下の箇所:
 参拝の理由について首相は「戦没者を追悼し、二度と戦争を起こさないという、ごく自然の気持ちを実践してきた。わたしは何ら問題があるとは思っていない」と強調。中国などが靖国神社に「A級戦犯」が合祀(ごうし)されていることを問題視していることについて「『罪を憎んで人を憎まず』というのは(中国の)孔子の言葉だ」として、批判はあたらないとの考えを示した。
 「戦没者を追悼し、二度と戦争を起こさないという、ごく自然の気持ちを実践」などというのは それこそ千鳥ヶ淵ででもやれることでしょう.何の為に靖國があって 何の為に首相が公式に靖國に行くのか,その意味を小泉総理は全然分かっていない.
 また「罪を憎んで…」などは全く言わずもがな.この宰相は東京裁判史観の側に立つのかと.
 サンフランシスコ講和条約締結の折に東京裁判のjudgementsを受け入れてしまったことについては今更どうしてみようもない──何しろ一旦受け入れたものを「不当であり無効」などと言い出しては半島人レベルに堕ちてしまう──にせよ,戦勝国が敗戦国を一方的に裁くという東京裁判のありようそのものについて誰より先に物申すべきは 裁かれた側である日本の宰相でしょうに,この人のやることはその正反対を行っている.
 所謂「A級戦犯」に関しても そうで,他ならぬサンフランシスコ講和条約の定める手続きを踏んで赦免が行なわれている以上,後世改めて彼らを罪人扱いする理由がありません.その辺の経緯については「娘通信♪」さんのところの昨年10/22の記事にかなり詳しく書かれていますのでご参考に.

 また参拝の時期についても,
 断固たる持論を展開した首相だが、参拝をめぐって苦しい胸のうちを明かしたこともある。
 「いつでも、いつがいいか考えていた」
 首相は昨年元旦の靖国神社参拝後、記者団にこう心情を吐露した。平成十三年、公約の八月十五日の参拝を二日早めて参拝したのをはじめ、参拝日を何度も変えたのは、「この日なら中国もそれほど反発しないだろう」との配慮からだった。
のだそうですが,小泉総理が展開して来たという「断固たる持論」なるもの自体,上のような次第で私は全く評価できません.ともあれ靖國参拝の仕方について「他国が干渉すべきでない」と思うなら,「いつがいいか考え」る必要など無いのですよ,本来.何の躊躇も無く8・15に行けばよい.大竹まことじゃないけれど,何なら毎日でも行けばよい
 国連安保理常任理事国入りに目が眩んだのか何なのか存じませんが,自国のかつての指導者たちを自ら率先して「連合国目線」で断罪するような宰相を持ったことは日本の不幸です.こういう人物だからこそ,先般のバンドン会議の演説では戦後日本外交最大の失点の一つである「村山談話」なんぞを持ち出して土下座外交(しかもその後オランダにまで頭を下げる土下座行脚のおまけ付きと来た)を展開することしか出来ない.あれのおかげで日本は大東亜戦争に2度負けた.戦後60年を経た今や日本は改めて敗戦国になったのです.
 とにもかくにも今回「干渉すべきでない」発言までした以上は,今後 他国の反発への「配慮」ゆえに「日程をずらして参拝」などという姑息な手は一切使わないことが求められます.これでもしも今年8・15に行かなかったら腹でも切っていただきたい.上の記事ではないけれど,大晦日にこっそり参拝するような腰抜け総理は日本に要りません.

 おまけとして支那電波を一本:
「血で汚れたA級戦犯」 中国、首相靖国参拝を批判 ─河北新報 05/17
【北京17日共同】中国外務省の孔泉報道局長は17日の記者会見で、靖国神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯について「その両手を中国、アジア人民の鮮血で汚した」と述べ、16日の衆院予算委員会集中審議で靖国参拝継続の意向を示した小泉純一郎首相の姿勢を批判した。
 孔局長は、小泉首相の参拝問題について「単に故人に対する祭祀(さいし)ということで済む問題ではない。(日本が)歴史問題にいかに臨むかという点にかかわる問題だ」と指摘。A級戦犯の合祀(ごうし)が根本問題との認識を示した上で「彼ら(A級戦犯)が罪を犯したという見方は国際社会の定説」と述べ、小泉首相の参拝継続は認められないとの中国の立場を強調した。
 いいよ,別に支那人に認めてもらわなくても.靖國は支那人のものじゃないし.
 第一,「その両手を中国、アジア人民の鮮血で汚」すのは,寧ろ他ならぬ中共のお家芸では? 殺した人数を較べたら日本軍とは桁が2つばかり違うでしょう.
 ちなみに,こういうとき共同は決して「日本側の強い反発が予想される」とは書かないのよね.
by xrxkx | 2005-05-18 13:43 | 時事ネタ一般