名誉日本人ノススメ
 「そんなに管理職になりたかったら どうして帰化しないの?」という,極めて単純にして しかも今まで一度たりとも合点の行く回答を聞いたことの無い疑問.正解を無理矢理想像してみる.

 あの敗訴した原告に限らず,彼女と似たような立場にある人たちというのは,何だかんだ言っても本音では日本人になりたくてなりたくて仕方ないのだろうな.ただ,「どうせ韓国人の自分が日本人並みになんてなれるわけが無い」と思って尻込みしているか遠慮しているか,いずれかだろう.
 敗訴が決まった後,日本社会に向かってあれだけの罵詈雑言(例えばrx178さんのところに詳しい図解(?)があります)を並べることが出来るのも,あるいは引き籠もり児童が人前では相手の目を見て話もできないわりに 自分の親に対しては案外ぞんざいに振舞ったりするのと よく似た心理状態なのではないか.
 彼らにしてみれば,おそらく「本国」である韓国政府を相手取って「参政権よこせ」とか「公務員にならせろ」とかの訴訟を起こすなど 想像も出来ないのだろうけれど,それもこれも 建前上の「本国」が本音では赤の他人の国でしかないからだと思ってみれば 何となく納得が行くような気がして来るから不思議.

 そんなに日本に親しみを感じていて,そんなに日本人になりたくてなりたくてたまらずにいる人々を ただ放っておくのも さすがに可哀相だから,今後 そういう人々を「名誉日本人」とでも呼んであげることにしたらどうだろう.はじめは「二等国民」とか「補欠国民」でも良いかな,とも思ったが,せっかくだから もう少しおしゃれな名前にしてあげよう.アパルトヘイトたけなわの頃の南アで使われていた「名誉白人」に似ているけれど,「名誉日本人」のほうは 本人さえその気になれば いつでも本物の日本人になれるわけだから,「差別ニダ」とか何とか言い出すのは筋違い.

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 「差別」といえば,今回の判決について 韓国でどのような報道のされ方をしているか,試しにDaumで検索してみましたところ,次のようなのが引っ掛かって来ます. 上の見出し中で 01/26 19:25の京郷新聞の記事を皮切りに,「国籍差別」「在日僑胞差別」などの見出しが躍っていますが,どうやら もともと「国籍差別は合憲」なる表現の出所は共同通信である模様.「Irregular Expression」の01/26の記事が その辺の事情を詳述しています.
 補遺.上の一覧中 世界日報の記事が2本ありますが,26日夜の記事にあった
 東京地裁は96年の1審判決で鄭さんの請求を棄却した.しかし2審の東京高裁は97年,「外国人の任用が許容される管理職もある」とし,「一律に受験を拒否することは憲法の定める『法の下の平等』と『職業選択の自由』に反する」として,(訳註:都に対し)鄭さんに慰謝料40万円を支払うよう命じた.
 鄭さんは「帰化すれば受験できる」という周囲の勧めにも拘らず「後世の同胞の為に管理職昇進の道を開きたい」として訴訟を放棄しなかった.
という 最後の2段落が,翌27日朝の記事では丸ごと削られています.
 それから,上の一覧を見てお気付きかと思いますが,01/27付の朝日の社説「外国籍管理職――時代が分からぬ最高裁」を その日の朝09:21には早くも聯合が詳しく伝えています.こういうときの韓国メディアの手回しの良さには脱帽します.なるほど韓国メディアが飛びつきたくなる内容ではありました.上の見出しから一目瞭然でしょうが,「日本メディアが一斉に 今回の判決を批判している」といった 韓国人受けしそうな絵を描きたがっている記事は 殆ど例外なく朝日を(記事によっては毎日をも)引用しています.当然ながら読売・産経はあっけなくウリナラフィルターに弾かれています.

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 所感.おそらく,今回の判決の最も重要な点は
「外国籍であることを理由に管理職試験の受験資格を与えなかった都の措置は違憲ではない」
と あくまで各論として言っているだけで,総論として
「自治体が同様の受験資格を与えることは違憲である」
などの判断を下したものではないという点でしょう.
 以前読んだ 永住外国人への地方参政権付与をめぐる訴訟に関する 1995/02/28の最高裁判決のときと同様で,「外国人の公務員任用に門戸を開くか否かは 各自治体が自らの裁量で決めればよい」と言っているのと同じこと.1953年の内閣法制局による解釈だけでは,今後同様の訴訟が──実際 「参政権」なり「戦後補償」なり「靖國参拝」なりと同じ図式で 今後いよいよ頻繁に起きるでしょうが──起きた場合の法的な歯止めとしては チト弱すぎます.
 地方参政権の場合は 地方自治法であれ公職選挙法であれ「住民」を「その地域に居住する日本国民」と規定する解釈が 上述の95年の最高裁判決にも明記されたのでしたが,今回の判決は 選挙によって選ばれるのではない一般官吏の話.今回の判決に於いては,その辺のところについての明確な判断は下されませんでした.
 判決から既に2日も経っているので あちこちのサイトで「真っ当な判決が出て安心した」という声を聞くのですが,上記のような次第で 私としては安心するにはまだ早いように思えてなりません.これは参政権の問題にしても同じことですが,現行憲法に謳う「国民主権の原理」は 改憲後も継承されるでしょうし,そうあるべきでしょう.その精神に立ち返った法整備を本格的に進め,《日本人でない者,日本人であることを拒む者に 日本の舵取りを乗っ取らせない》為の明確な司法上の規定・細則を設ける必要があるでしょう.
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by xrxkx | 2005-01-28 16:06 | ここが変ニダ韓国人