李登輝前総統訪日・まとめ
a0026107_21265394.jpg 昨日メールを確認したら,元旦付で盧武鉉から年賀状が届いていました(笑).昨年12/19に送った抗議メールへの返事のつもりでしょうか.と言っても年賀状ですから全然返事にはなっていませんが.しかもタイトルが
国民の皆さん,新年おめでとうございます」
ですって.誰が国民だ,誰が(笑).お前らと一緒くたに扱うなと小一時間(ry

 ─あまりにも どうでもよい話題をマクラに持って来てしまいました.何はともあれ 台湾の李登輝前総統訪日のまとめをやっておかなくてはいけないのに.
 今回の李登輝氏の旅程,中共は新華社の記者を李登輝氏にぴったり貼り付かせ密着取材をさせた由.昨年12/21だかに細田官房長官が言っていた「報道の自粛」は,当の中共には当てはまらないのでしょうかね.百歩譲って訪日報道の自粛までは我慢するとするなら,新華社だろうが何だろうが例外なく苦情くらいは言ってみせていただきたいものですが.
a0026107_21274138.jpg それから,よりによって「大学の自治」とやらを口実に李登輝氏に門前払いを食らわせたという京大の腑甲斐無さには 失望させられました.以前 慶応で講演の計画があった際にも似たようなことがありました.当世の日本政府が対中弱腰なのはもう諦めましたが,いまどきの学問の現場には 政治的圧力などピシャリと撥ね付けて見せるくらいの気骨のある人物はいないのでしょうか.

 もっとも,そのあたり 李登輝前総統はさすが老練だったようで,全日程を通して 中共に揚げ足取りを一切させなかった.だからこそ新華社の記者も ↓こんな事くらいしか書きようが無かったのでした.
李登輝氏「日本人になりたくてうずうず」…中国紙ルポ ─読売 01/05
「自分の身も心も入れ替え、日本人になりたくてうずうずしている」
「日本にこびへつらう旅」
「一挙手一投足があたかも『日本人』になってしまったかのようだった」
「中国語を話す時は気乗りがせず、話し方もしどろもどろだが、日本語になると、流ちょうで日本人と変わらない。新幹線の車内でしばしば日本語で独り言をつぶやいていたが、まるで自分がどこの国の人間か忘れているようだった」
 どこの国の人間かって,少なくとも李登輝氏が「中国人」であったことは今まで一度もありませんよね.かつて日本人だったことはありますが.
 それにしても まぁ,同記事によれば中共外交部は相も変わらず
「李登輝は急進的な『台湾独立』勢力の総代表であり、正義感を抱くあらゆる人々によって軽べつされてしかるべきだ」
といったふうの ××の一つ覚えのようなコメントを繰り返しているようですが,少なくとも「正義感」とやらを抱く日本人の殆どは李登輝氏よりは他の誰かさんを軽蔑していると思いますよ.
 で,因縁付けに失敗した中共が取った精一杯の「報復」が↓これ:
与党議員団の訪中延期 李氏訪日影響?中国側が要請 ─産経 01/05
「中国側から『与党協議は大事なので成果を挙げなければならない。協議すべきテーマが多いので今回は延期してほしい』と要請があった。突然で驚いており、真意をよく聞きたい」(額賀前政調会長)
 中共の「真意」など今更改めて聞いてみてどうなるというのやら存じませんが,大体 額賀福志郎一派なんて,彼らが訪中日程にわざわざお正月明けを選んでいたのは いざとなったら中共が小泉首相の靖國参拝(結局今年のお正月には無かったが)にかこつけて文句付けるための《斬られ役》を有難くも中国様から仰せ付かっていたからなのではないかと 私は密かに勘繰っているのですが,どうなのでしょうね.もっとも,お正月明けの訪中そのものは もともと安倍幹事長代理も言っていた事だし,違うかな….
 脱線ついでに触れておくと,安倍氏が訪中を自発的に取り止めると発表したのは さすが賢明でしたが,小泉首相をはじめ閣僚の方々には こんな時だからこそ これ見よがしに元旦靖國参拝を敢行してほしかった気もします.「参拝はあくまで8/15で無ければ意味が無い」という向きもありましょうが,別に靖國参拝が年に一度でなくてはいけないという法があるわけでもないですし.何なら週に一度でも行けばよい.

 a0026107_21322691.jpg話を李登輝前総統に戻しますが,幾つか報道されているように,既に彼の胸中には次の訪日の構想があるご様子.(台湾メディアに「今度は春にでも桜を見に来たいものだ」と語ったとかいう話を,台湾サイトのどこかで読んだような気がしましたが,今探してみたところソースが見つかりません)今回の訪日は 終始中共の圧力に晒され,かつ中共の顔色を伺ってばかりの日本政府に気兼ねし通しの旅ではありましたが,それは まぁ 当初から予想の範囲内だったこと.昨年12/21にも書いたように,訪日を無事に実現できた意義を大とすべきでしょう.近い将来 李登輝氏とダライ・ラマとの日本での揃い踏みなど拝める日が来るのも あながち夢ではないかも知れません.
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by xrxkx | 2005-01-06 21:30 | 台湾建国によせて