【国家・国旗に関する天皇発言】ちょっと寄り道
 2~3日前から 見知らぬリンク元からのアクセスが幾つか目立つので,何だろうと思って見に行ってみたら これでした.
天皇発言その後 ─PPFV BLOG

 見てみて思い出した.10/30に 園遊会での天皇発言について書きましたが,その時たまたま引用した左巻きな人々の片割れですね,これは.本人曰く,あれは
「国旗、国歌の強制反対!」などと叫べば、たちまち「サヨク」呼ばわりされるこのご時勢に対し皮肉をこめただけのたわいのない記事
なのだそうで,そういう文章の書き方しか出来ない人物に真面目に相手するのも少々大人気ないですが,まぁ何はともあれ目を通してみますと─
政府見解とは違う状況を強引に押し付けている現状があるからこそ、政府見解のトレースに過ぎない発言に「あたふた」せねばならないのです。
確信犯もなにも、ごく当然の話(それでも都教委は耳を貸さない)に、「あたふた」する様が滑稽だったというだけです。別に天皇が言ったから「ほれ言うことを聞きなさいよ」なんてこれぽっちも思っていません。
当該記事http://ppfvblog.seesaa.net/article/911008.htmlのコメント見ていただければ、引き合いに出された二人の間でそこのところはキチンと押さえてます。
ところで、「政府見解のトレースに過ぎない天皇発言」に同意されますか?強制は望ましくないと。
 こういう人々の脳内では都教委が「政府見解とは違う状況を強引に押し付け」ていることになっているらしいですが,実際 政府から一度でも「都教委のやり方はマズイ」というコメントなりお達しなりがあったのでしょうかね.
 上のようなことを言いたかったら,それこそ都教委を相手取って訴訟でもやって(現に幾つかやっているらしいが)勝訴を勝ち取って,都教委のやり方が何らかの法に照らして違反であることを立証してから言うのが筋.そういう例が一つでもあるかどうか探してみましたが,一審で敗訴,控訴棄却といった事例しか見つかりませんね.

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 ところで,かなり枝葉末節に脱線しますが
当該記事http://ppfvblog.seesaa.net/article/911008.htmlのコメント見ていただければ、引き合いに出された二人の間でそこのところはキチンと押さえてます。
というのは,おそらく
PPFVさん、こんばんわ。
コメントありがとうございました。
結果として良ければそれで良しというのではなく、プロセスも大事だと思います。仮に反動勢力の力を多少削ぐことが出来ても、それが天皇の言葉で成し遂げられたとなるとやはり問題があります。
小泉や石原や米長を止めるのは、天皇の力を借りるのではなく我々の力で成し遂げたいですね。
Posted by のじじ at 2004年10月30日 01:23

のじじさん、こんばんは。
こちらにもおいでいただきありがとうございます。
私も天皇の言動自体は好意的に受け取っていますけれども、その発言があまりに影響力を持つことには否定的です。
まさしくおっしゃるように、強権的な流れを食い止めるのは私たちの力で成し遂げられるべきものだと思います。
Posted by PPFV at 2004年10月30日 02:08
↑これのことでしょうが,どう好意的に読んでも「私たちは別に天皇の言葉を有難がってはいません」という告白(?)以上の意味は読み取れません.
 従って「まぁ,せいぜい頑張るんだね」としかコメントしようがないですね.但し,その際に踏むべき手続きはきちんと踏んでいただきたいものです.以前「謝罪修学旅行」の時に書いたような,アカ教師を送り込んで現場を壟断するといった姑息なやり方ではなく,です.
 以上,脱線終わり.
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天皇が都教委の見解を批判しているかどうかは知りませんが(したがって曲解してません)、都教委(の実情)と見解を異にすることは確かですね。
それはさておき、こういうときだけ憲法を大事にされても困ります。
 これも同様.今回の天皇発言が現在の政府の見解に沿っている以上,「都教委と見解を異にする」と見る根拠が乏しい.それを都合よく読みたがる こうしたやり方をこそ,「天皇の言葉を政治利用する」と言う.
 ちなみに前々から書いているように私は改憲派ですが, 不本意な憲法であっても それが法として活き続けている限り尊重し遵守しなくてはならないのは,法治国家に住む者なら当たり前のこと.そこのところをお分かりにならず,「改憲派は憲法をないがしろにしている」という論理の飛躍を平気でやってのける自称リベラルだの護憲派だのが多いのには辟易しますね.
天皇発言は政府見解のトレースに過ぎないとおっしゃったではないですか。まったくその通りですよ。であれば宮内庁は釈明などと言わずとも「政府見解に沿った発言であり何ら問題ない(きっぱり)」で済むものを、「自発的というか、喜んで掲げる、歌うというありようが好ましいということを言われたのだと思う」などというあたふた釈明は一体誰に対する配慮なのか。このような文言が正式な政府見解などにありますかね。ある意味こちらの釈明の方が問題だったりする。
憲法違反だと思うなら、あなたがキチンと「天皇」を批判すればよろしい。憲法違反をしたのは「天皇」なのだから、私らを批判されても困ります。
(政府見解については、お粗末ながら当ブログの参考記事)
ぼちぼち実績を評価しよう
http://ppfvblog.seesaa.net/article/237545.html
 こうやって,いつの間にか「天皇は憲法違反をした」(もしくは私がそう思っている)ことになってしまっているから始末に負えない.私自身は今回の天皇発言には何ら問題があるとは思っていないのですが? どうも プロシミンの分泌は このような論理のすり替えを促進するものと見える.
 ちなみに,「宮内庁がいちいち慌ててコメントする必要など無かった」というのは私も同意見.
これもそう。政府見解に反してそういうことやってるのは都教委なのだから、そう思うんだったら都教委のやり方を大いに批判すべきです。
ご指摘のように「一自治体に過ぎない東京都の教育委」が「日本中の・・・」と口を滑らせたことも注目に値します。
 また「政府見解に反して…」が出て来ますが,私自身は全然「そう思」わないので都教委批判などしません.前提が間違ってますから.
 「日本中の…」については,その後ろの「私の仕事でございます」の「仕事」をどう解釈するか次第でしょう.少なくとも「職務」でないことは確か.そんなことは米長さんも重々ご承知の筈.あれは彼が自ら負っている理想なり使命感なりを吐露したに過ぎず,さして問題視されるほどの内容を含んでいるとも思えません.

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 おまけ.
 「同意されますか?」とか「あなたが(←どうやら私のことらしい)キチンと批判なさればよろしい」とか書いているところを見ると,どうも この人は私が読むことを前提にこの文章を書いているようだけれど,私に読ませたかったらTBのひとつも打っておいてくれれば良いものを.不親切な御仁じゃのう(笑).
 単に「徒然なる数学な日々」さんのこちらのエントリに列挙されていたTB先一覧から 笑えそうなのを見繕っただけのblogなんぞ,その後 定期的に読みに行くつもりは全然無かったのですがね.こんなもの,アクセス解析を付けてなかったら見逃しているところだったぞ(笑).
 こちらからは一応先方にTB打っておきます.返答するもしないも,気に入らないから消去するのも あちら次第ということで.

 おまけ 2.
人形焼きのような皆さんと根は一緒なんだそうだ。光栄です(^^
いくら中道を気取ったところでこういう発言で露呈しまうことにお気づきでないらしい。はっきり言って私は右翼ですといっている人の方がはるかに潔い。
 この人には私が「中道を気取って」いるように見えるらしいけれど,

気取れません ヽ(´ー`)ノ

 参ったな.「中道」なんて言われたの,たぶん生まれて初めてじゃないかしら.「右寄りだねぇ」とは耳にタコが出来るほど言われたけれども.「見れば分かりそうなものだが」という気持ちもあり,自分の信仰告白なら日記(web上のではなく 紙の,ね)にでも書いていればよいと思うので いちいち自分が右だ左だなどと言わないだけですが.
 そもそも,残念ながら私は自称中道とかリベラルとかいった人々のことをアナーキスト以上に無価値だと思っているので,「気取り」たくても気取れません.

◇ 参考 ◇
国旗及び国歌に関する法律
「国旗・国歌実施指針」に基づく教職員処分等に関する意見 (東京弁護士会)
「君が代」伴奏拒否訴訟 だれに向かって奉仕する? 「教員処分は合法」と東京地裁
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by xrxkx | 2004-11-03 14:06 | 時事ネタ一般