特区々々と草木も靡くが
「日本語特区」など申請101件 認定は11月下旬に (朝日 2004/10/19)
 内閣府は19日、地域限定で規制を緩和する「構造改革特区」の第6回認定申請で、全国の自治体から101件の申請があったと発表した。小中学校の国語教育を充実させる「日本語教育特区」(東京都世田谷区)、株式会社や非営利組織(NPO)が土地を借りて農業に参入できる特例を使った「大島白いも特区」(愛媛県新居浜市)など、教育、農業関連の申請が目立った。

 世田谷区の日本語特区は「日本語で深く考え、表現できる子供」を育てるのが狙い。小学校で国語の授業数を増やしたり、中学校に「日本文化」などの科目を設けたりする計画だ。

 内閣府が申請内容を精査したうえ、11月下旬に特区設立を正式に決める。株式会社の病院経営を認める「病院特区」の創設も受け付けたが、具体的な参入条件が厳しく制限されたことから申請はゼロだった。

 同時に募集した地域再生計画の第2回認定には自治体から39件の申請があった。計画が認定されると、補助金を使って建てた公共施設を当初の目的以外に転用することなどが可能になる。
 ふむ.これ自体は悪くはないのでは? 「国際的なナントカカントカの為に小学校のうちから英語を」などというヘンな強迫観念を煽るよりは 遥かに良い.
 もっとも,こんなことを「特区」でやらなくてはならないのが情け無くはあります.よくある,「敬老の日以外はお年寄りは敬わなくてもよいのか」とかいうのと同じ意味で.まぁ,それはまた別の話ですが.国語教育重視の姿勢は全国同じでしょうけれども,方法論を地域ごとにいろいろ試してみるのは悪くない.
 国語教育の分野って,数学やら自然科学やらと比べると 《力を入れても すぐには成果が目に見える形で現れにくい》気がするので,2年や3年でどうこうという話でなく,長いスパンで腰を据えてやってほしいものです.

 こんな話題を唐突に採り上げたのは,「特区といえば,つい最近も どこかで読んだな」と思ったから.探してみましたら「社怪人日記2004」さんのところの「第二外国語をやる余裕がどこにあるの?」という記事でした.詳しくはリンク先をお読みいただくとして,ひどいものですね,中学校で中国語と韓国語だそうですよ.
  • そんな余裕があったら国語の時間を増やせ
  • おおかた外人(在日含む)の新規雇用枠を確保したいだけだろう
としか思えない.昔のNHKで「ハングル講座」(この名称,使いたくないけれど)だけ発音指導のゲストがイヤに多かったのを思い出してしまった.今もそうなのかしら.
 こんなのに比べたら,まだしも上の「日本語特区」のほうが どれだけ健全だか.言いたかったのはそれだけなのですが.
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by xrxkx | 2004-10-19 20:18 | 時事ネタ一般