【北核問題】 盧武鉉の言い草はこうだ
● 盧大統領「北核問題 大いに安定している」 ──聯合ニュース 2004/10/11 11:42 (原文)
「韓中日露,北に対する極端な選択の環境に反対」
「北,KAL機事件以来 極端行動なし」

(ハノイ = 聯合ニュース) チョ・ボンネ,キム・ボムヒョン記者
 ベトナムを国賓訪問中の盧武鉉大統領は11日(以下 韓国時間),北韓(訳註:北朝鮮のこと)の核問題に関連して「アメリカが非常に重要視しており,張り詰めた対峙の中 極めて敏感な言葉が飛び交っているが,(北核問題は)構造的に大いに安定している」と述べた.
 盧大統領はこの日午前,宿泊先の大宇ホテルで同行中の記者らと朝食会を開き,「(今回の歴訪期間中に)北核問題は全ての国が関心を持っている問題であり 心配ではあるが,構造的に最も危険だとか最も解決困難だというわけではないと強調した」としながら このように明らかにした.
 盧大統領は「韓中日露 全ての国が北韓に対して極端な選択をすべき環境に反対しており,極端な行動をとらなければならないほど我々は北韓を窮地に追い込んではいない」として「北韓も改革・開放の道に漸進的にではあるにせよ進む可能性や希望がある」と指摘した.
 特に盧大統領は「(北韓に)確かな希望と期待を持たせてこそ(北韓は)極端な行動をせずに対話を行うだろう」として「中・露・日および韓国いずれも北韓をけしかけてはいない.けしかけても誰の利益にもならない」と強調した.
 盧大統領は続けて「韓半島(訳註:朝鮮半島のこと)の安定を 誰もが切実に望んでおり,日本までもが時として軽水炉の問題はあるが (訳註:日本の立場は,ということだろう)アメリカとははっきり異なるとして 韓半島の安定の為努力している」と付け加えた.
 北韓の極端な行動に関連して,盧大統領は「北韓がテロと直接・間接に関係したのは さるKAL機事件が極端な行動の最後であり,その後は目立った事は無い」としつつ「全世界の国々がこうしたことを冷静に理解すべきだ」と述べた.
 盧大統領は「こうした状況(北核問題に対する周辺諸国の態度)は今回の歴訪で変わったわけではない」と前置きして「北核問題は漸次解決して行かねばならない問題」だと述べ,アメリカ大統領選挙に触れて「選挙を控えていれば 選挙を行なう側の国も対話相手の側も実際に責任ある対話を行なうのは容易でないという現実を認めなくてはならない」と説明した.
 相も変わらず「北朝鮮の核問題がこじれるのはアメリカの強硬な態度のせい」という言い分.アメリカ一人を悪者に仕立て上げようとしている.それに引き換え,核問題を惹き起こしている張本人である北朝鮮への この甘さと来たら どうでしょう.「確かな希望と期待」が聞いて呆れる.そういうのを「盗人に追い銭」という.悪事を働いた者に制裁を科すのは当然ではないか.
 先の南の核疑惑の折の「外国メディアの誇大な報道」発言も同じこと.結局 その「誇大な報道」は大部分が事実だったと,他ならぬ韓国メディアですら認めたわけです.甘やかせば慢心し,叱り付ければ逆切れするのは 南北を問わず この民族全般の習い性と言ってよい.

 それから,日本としては「韓半島の安定」も結構ですが,それ以前に拉致問題の解決という遥かに重要な課題を背負っていることを忘れてもらっては困る.
 2年前の小泉首相訪朝の折に 金正日自らが拉致の事実を認め,謝罪までしたにも拘らず,その後の北側のノラリクラリとした時間稼ぎのせいで問題が一向に解決しないままでいる状況を知っていながら,「KAL機事件以来北の極端な行動は無い」などという台詞を 拉致被害者家族たちの前で吐けるものなら吐いて見せてもらいたい.今や完全に北の代弁者 兼 金づるに成り果てた野村ひょん吉の こういう無神経かつ無責任な発言を聴くにつけ,「いっそ韓国もろとも経済制裁に出てやろうか」という思いに駆られるのは おそらく私だけではないでしょう.

 その意味で,先に対北人権法案が米議会を通過したのは 日本にとって大いに追い風になると見たほうがよい.対北政策に関する限り 日本はもっともっとアメリカを焚き付けるべきです.
 日本自らも,対北経済制裁を一刻も早く 口先だけではなく実質的に発動させる方向で 具体的な──外相による経済制裁示唆のみにとどまらず──行動を起こすとともに,いつまでも ひょん吉ごときにコソコソと小細工をさせておかずに 強い態度で対北交渉に臨むよう周辺諸国への働きかけを強めてほしいものです.拉致問題の解決には飴だけではなく鞭が必要です.
[PR]
by xrxkx | 2004-10-11 16:26 | 時事ネタ一般