中共当局の情報遮断に協力するgoogle
※ 昨日(2004/09/29)POSTしようとして ネットの具合が悪く失敗したので,本日再投稿.

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 私がときどき読みに行く "The Inquirer" というサイトに,今日(2004/09/29)付で "Google agrees to Chinese censorship" という記事が載っていました.

 中共でのネット上の言論統制については つとに知られるところで,例えば「SAPIO」 2004.07.28号 p.96には 「中国本土ではアクセスできないインターネット・サイトの一部」として
http://www.tibet.com/ チベット亡命政府公式HP
http://www.minghui.ca/  法輪功公式HP
http://www.amnesty.org/  アムネスティ・インターナショナル
http://www.wangdan1989.com/  民主化活動家・王丹 氏
http://asiademo.org/  民主化運動団体・民主論壇
http://www.gio.gov.tw/  中華民国行政院新聞局
http://news.chinatimes.com/mainpage.htm  中国時報(台湾)
http://www1.appledaily.atnext.com/template/apple/sec_main.cfm  蘋果日報(香港)
http://www.mingpao.com/  明報(香港)
http://www.caochangqing.com/  ジャーナリスト・曹長青 氏
などが挙げられていますが,上の "The Inquirer" の記事は 単に「中国国内でアクセス遮断されているサイト」の話ではありません.要するに 中共当局が好ましくないと判断したサイトは検索にすら引っ掛かって来ないような措置を googleが取った(但し支那でgoogleを使った場合のみ)ということ.「支那でのビジネスチャンスと引き換えに 中共当局による言論統制に力を貸している」として googleが非難されているわけ.

 同じようなことは googleだけでなく yahooもやっているようで,例えば "Google, Yahoo Accused of “Irresponsible” Chinese Censorship" (webproworld.com) のような記事も既に上がって来ています.

 他に Glutterという在米香港人bloggerのサイトが中共当局による(特にネット上での)情報統制について以前から詳しく扱っていますが,同サイトにも "News: Google and Yahoo Censors Search in China" というエントリがありました.
(ついでに,同じ執筆者の "All Typepad Sites Banned in China" というエントリは,支那からアクセス不能なものが如何に多いかについて かなり詳しく述べています)

 よく知られているように,中共当局は こうした言論統制の口実として「ポルノに対する規制」を挙げており,実際に一部ポータルなどでは賞金まで懸けて「エロサイト狩り」をやってもいるわけですが,これがあくまで体制批判を抑え込む為の口実に過ぎないのは,例えば googleで「女体盛」を検索してみると支那のサイトがトップに出て来るのを見ても一目瞭然.写真入りの記事もたくさん引っ掛かって来ますので,そういうのがお好きな方はぜひどうぞ(笑).
 あんな写真を官営通信社のサイトに平気で載せておいて,「ポルノの取り締まり」も何もあったものではない.要するに,《体制に対する民衆の不満のガス抜きとしての反日》に役立ちそうなものは野放しになっている.しかも 上の女体盛りなんぞは 店の経営者も「お皿役」も支那人なのに,何故か「日本が悪い」「日本文化は低俗」ということになっているのが摩訶不思議.

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 折しも今日 09/29は 日中共同声明が発表 (1972) された日です.海の向こうでは このような人権抑圧や安手の反日プロパガンダが続く一方で,先日 こんなニュースがありました.

中国人男性の収容と送還停止 家族の生活崩壊危機と判断 ──朝日 2004/09/23 03:00
 在留資格が切れたまま日本で暮らしていて3月に無免許運転で逮捕され、入管に収容された中国人男性(36)について、東京地裁(鶴岡稔彦裁判長)は22日、収容と強制送還を停止する決定を出した。男性はラーメン店を経営しながら、日本人の妻と子どもら家族4人で暮らしており、鶴岡裁判長は「収容が続けば営業ができなくなり、家族の生活が崩壊する危険が高い」として男性側の申し立てを認めた。
 決定によると、男性は日本語を学ぶため88年に来日。同年に在留期間を更新して以来、手続きをせずに滞在していた。中国に離婚交渉中の妻がいるが、内縁関係の女性(29)と女性の子(9)、2人の間に生まれた子(2)と暮らし始め、ラーメン店で生計を立てた。逮捕後の5月に収容され、6月に道路交通法違反と出入国管理法違反の罪で懲役3年執行猶予4年の有罪判決が確定した。
 鶴岡裁判長は「妻は健康状態が悪いなか、2人の子どもの世話をしながら営業している。収容が続けば、子どもも福祉施設の保護を受けることになって影響は大きい」と判断した。
 事情はどうあれ,不法入国者への過度の「人道的配慮」は 却ってこの種の不良支那人たちに味を占めさせるだけで有害無益のような気がしますが,どうでしょう.

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 同日14:30 追記.上のGoogleのニュース,よりによって「Excite」に上がっていました(笑).blog以外にExciteを使っていないのがバレバレだな… :D
『Googleニュース』中国版、中国政府の検閲に追従 Excite, 2004/09/28

 googleといえば 以前中共当局が国内からのアクセスを制限していたことがあります.当時の記事を探してみたら,他にもいろいろ出て来ますね.Wikiがやられているというのは初耳でした.

中国政府によるインターネットの検閲
突然Yahoo!が見えなくなった事件 (プロフェッショナルDTP)
中国政府、Chinese Wikipediaへのアクセスを遮断 IT Media News, 2004/06/15
 ウィキメディアニュース
中国がネット規制を強化 HotWired, 2000/10/03
中国でGoogleが使用不可能?~米大学の研究者が指摘 Internet Watch, Impress, , 2002/09/03
中国政府、グーグルを遮断 HotWired, 2002/09/03
中国からGoogleにアクセスすると中国系企業サイトが表示される ~検閲政策の一環か Internet Watch, Impress, 2002/09/11
中国政府、今度は AltaVista を遮断 japan.internet.com 2002/09/11
中国のインターネット言論統制 - その厳しさは世界一の実態が明らかに (MYCOM PC WEB, 2002/12/05)
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by xrxkx | 2004-09-30 09:26 | 時事ネタ一般